ネットに溢れる情報の質の見抜き方

記事の記入時期表記が無い

何かしら記入時期がわからないようにしてある記事は情報を曖昧にすることを目的としています。
ソースの質としては悪くなるでしょう。

発信者が誰なのか、情報源を確認しよう

情報が信頼できるかどうかは、信頼できる情報源のものかどうかで確認できます。政府や省庁など公的機関が出している情報は信頼できると考えて良いでしょう。

同じメディアでも、発信している情報に新聞等責任を持たないメディアの記事はあまり信用できず、ライター・発信者が無記名の記事も信頼性は高くありません。個人が発信している情報は、当人のプロフィールを確認した上で、前後の発言などを確認すると信頼できるかどうかがある程度確かめられます。

なお、信頼できる友人・知人からの情報でも、彼らが騙されているだけの可能性があるので、それだけでは信頼してはいけない点には注意が必要です。

必ず複数の情報源をあたろう

気になる情報があったら、必ず複数の情報元に当たるようにしましょう。例えば医療関係情報なら、他の複数のサイトでも同じように記述されているかどうかで、情報の信頼性が判断できます。ただし医療・健康関連情報はあくまで参考にするに留め、もしも自身の健康状態について気になる点があるのなら後日必ず医療機関で専門家に診てもらうようにしましょう。

複数のソースを確認することで、デマに踊らされる危険も防げます。
2022年6月現在ロシア問題で非常に多くの加工された映像が出回っています。情報改竄は戦時中の常套手段です。

このとき投稿されたライオンの画像は外国の映画撮影時の写真の使い回しでした。画像検索すると、その画像がオリジナルか、他の画像の使い回しでないかどうかもわかります。Googleの画像検索で、検索窓に検索したい画像をドラッグ&ドロップすると検索できます。

類似画像検索サイト「TinEye Reverse Image Search」を使えば、画像を反転などさせていても元画像が検索できます。

画像つきというだけで信頼してしまう人が多いですが、最近は画像加工も簡単なので、必ずオリジナル画像を確認するようにしてください。インターネットには有用な情報も多い一方で、嘘やデマも混じっています。情報リテラシーを高めて、情報に振り回されないようにしましょう。

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