足し算ではなく引き算で。
2学期になって、ぽつぽつと学校を休みはじめた小1息子。
休むのがだいたい週1ペースになって、習い事にも行けなくなった。
学校でいろんなことを我慢して、机に座って、時間割通りに動く。
いろんなことが決まっていて、自分で選べないこと、ルールを守ることに、息子はとてもエネルギーをつかっている。
(教室で絵を描きたいのに休み時間はグランドに出なきゃいけないみたいなこともあるしく休み時間にも自由がないとぼやいていた)
小学生になって、学校を休んじゃいけないと(誰から言われたでもなく彼はそう思っていた)がんばって通っていたけれど、つかれがじわりじわりと積み重なってどんどん足が重くなっていく。
今年は休校期間があったこともあり、授業もバンパンに入っていて、行事はほとんどなくなった。
土曜日も4時間授業で、週6登校の週も多く、始業式や終業式の日も給食ありの4時間や5時間授業。
学習指導要領の改訂で、小学生も英語やプログラミング、キャリアなどを扱う授業も増えた。
小学生もたいへんだ。
と、話がそれたけれど、そんな息子の様子をみていて思ったのは引き算をしなきゃということ。
習い事には学校以外の居場所づくりという意味もあったから学校に行かないとなるとよけいに行ってほしい気持ちもある。
だけど、いまはまず時間的にも精神的にもゆとりをつくらなきゃいけない。
毎朝学校に行く行かないと話して決めるのはエネルギーがいる。(行かないと決めるのも気持ち的に負担感がある)
来週は学校を休む日を決めて遠足に行く計画を立ててみることにした。
習い事も本人と話して行きたくないものはとりあえず年度末まで休会することにした。
教育というのはつい足し算をしがちだ。
これもあった方がいいよね、これもいいね、というように。
だけど足し算を繰り返していると、とんどんよゆうがなくなっていく。
それは本末転倒で。
実は引き算して引き算して、残したものの学びに没頭できる環境の方が実は大切なのかもしれない。
そんなことを最近考えている。
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