「ぼくのことはぼくがきめる」と息子は言った。
息子と同じクラスの小学1年生の男の子に、なぜうちの小1息子は早退することを自分で決めているのかと聞かれた。
その何日か後。
天気もよくて、0才次男も靴をはいて歩けるようになったし、公園に散歩に行きたいなーと思った。
長男に「お散歩行かない?」と声をかけたら、「ぼく外に行きたい気分じゃないんだよね〜」と言われる。
かなしい。
「いまみてる妖怪ウォッチ見終わったらっていうのはどう?」と提案してみる。
「うーん、べつに行きたくないんだよなー」とまたふられる。
今日はあきらめるかーと思っていたら、ちょっとしてから「もう!時間おわっちゃった!」と怒りと悲しみがまじった声が聞こえる。
スイッチもタブレットも一日の上限時間をこえたらしい、
チャンス!と思って「じゃあ散歩行こうよ」と行ったら「やだ!」
「ひまなんでしょ、散歩付き合ってよー」としつこく誘ったら「ぼくのことはぼくがきめるの!」と言われてしまった。
しつこく言いすぎた、反省。。
「ぼくのことはぼくがきめる」
小さい頃からそういうタイプの人だったけど、それをこんなにはっきり言ったのは初めてだ。
「自分で決める」ということを息子は自分で選んでいるのだ。
自分のことは自分で決める、と言っている人に、自分で決めるな、なんていえやしない。
いえやしないのだ。
子どもは大人が思っているより、ずっとずっと大人だ。
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