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集中のつくり方、通勤にかわる儀式

「集中」と聞くと、つい、体にぎゅっと力をいれるような、張り詰めたようなイメージをしがち。

だけど実は、リラックスして力がぬけているときのほうが集中しやすかったりする。


オフィスという場所は、他人の目というプレッシャーをつかって張り詰めた集中をつくってくれていて、その途中途中で同僚とおしゃべりしたりおやつを食べたりすることで弛緩をつくっていた。

リモートワークはプレッシャーという緊張からの集中をつくりにくい環境だ。

だから逆にリモートワークのときはリラックスをすることで集中モードに入りやすくなるのではないだろうか。


リモートワークになって集中するためにポモドーロ・テクニックを活用しているのだけど、やっているとけっこう気持ちがつかれてしまうときがあって。

考えてみると、ポモドーロ・テクニックは集中モードだぞという緊張感から集中をつくる→休憩で弛緩させる、という仕組みになっている。

緊張タイムが長くなるほどそれはつかれる。


それで最近カフェ気分で仕事しようと、ボサノバをかけてみたらなかなか仕事がはかどった。

なんでかなと考えてみると、ボサノバをかけているときは集中するぞっ!ではなく、さてやるか〜くらいであまり体にちからが入ってない。

でも無理に切り替えてないからなんとなく気持ちの負担が少なく気付けば集中できている。


どちらがいい悪いではなくて、そのときのコンディションと行う仕事の種類にあわせて、集中のつくりかたもかける音楽も調整してあげるとよさそうだ。

というわけで気持ちが体に与える影響っておもしろいなぁと思いながら、いい感じに集中できる音楽をいろいろ試している。


大学時代、バスケのマネージャーをしながらレフリーとしても活動をしていて、試合前のアップ用のプレイリストをつくってそれを聞きながらアップしていた。

あれは今思うとリラックスしつつ気持ちを高めて集中する仕組みだったんだなと思うのだけど、通勤とオフィスという仕事モードに切り替える仕組みがなくなったからこそ、新しい仕組みを見つけなきゃいけないんだろうなぁと思う。



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