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なんで読書会が好きなんだろう?

社内で読書会に参加したり、読書会の場を開いたりしていて、やっぱり読書会は楽しいなぁと思っている。
それに、すごく感覚的なものだけど、人の関係性や組織の中での対話のカルチャーができるような手応えがある。
そのうちちゃんとまとめたいなーと思いつつ、まずはつれづれと発散的に思考を広げてみようかと思う。

そもそも振り返ってみると、わたしがはじめて読書会なるものに参加したのは大学生のときだ。

月に1回集まり、ビーター・センゲの「学習する組織」を社会人にまじって読んだ。
前半は輪読し、後半はフリーで話す。
いま思えば、あの読書会はとても対話的だった。

社会人になってからは、読書会コミュニティの読書会に参加したり、ABD(アクティブブックダイアログ)が流行ったときにはABDのイベントにもよく参加した。

いろいろな読書会に参加していて思うのは、同じ読書会という名前でも場の目的はさまざまだなぁということ。

雑に分けるとしたら、本の中身(を理解すること)をメインの目的におく読書会と、本を媒介にコミュニケーションすることに重心をおく読書会がある。

方法論としても、事前に読んだり課題があるタイプの読書会と読まずに集まるタイプの読書会がある。
その上で、読み方やアウトプットの方法にも輪読、黙読、図示、要約などいくつかパターンがある。

いろんな読書会に参加する中で個人的に、読書会のおもしろさを感じるのは圧倒的に他人の視点からの発見をもらうときだ。

わたしは読書会に関わらずふだんからたくさん本を読んでいて、事前に読まなくていい読書会でもだいたい先に一度読み終わっていることが多い。 
それでもわざわざ読書会で読み直すのは、人と一緒に読むと新しい発見があるからだと思う。

自分がさらっと読み飛ばした部分にひっかかりを覚える人がいたり、自分とは異なる感想をもった人の話によって理解が深まることが多いのだ。


それから楽しい理由のひとつは本を媒介にすることで話すハードルがさがって人と話しやすくなることもある。
正直フリートークは苦手だし、初対面の人と話すのも苦手。
共通の話題を見つけるのは大変だし、だからといってお天気の話ばかりするわけにもいかない。
でも読んだ本という共通のテーマがあることで話しやすく、かつ感想にはその人の価値観や考え方がよく現れるからどんな人かよくわかるのだ。


とりあえず今日はここまで。
参加者視点での楽しさとおもしろさはたぶんこんな感じ。
あとは組織の中で行うことでの効果みたいなところをもうちょっと言葉にしていきたい。


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