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アートとの距離

週末、家族でイマーシブミュージアムに出かけた。

ポスト印象派の作品の世界に入れるような体験ができるらしいということで、小4長男が好きなゴッホの作品もみれるようだったので行くことにした。

長男はもともと絵を描くのが好きで、小1のときから自分で描いた絵のwebショップをやっている。

そんな長男は去年通いはじめたフリースクールでゴッホのマンガを読んだ。

世界の偉人漫画シリーズ的なやつだ。

同じマンガを買い、「絵を描く」という共通点からか長男はゴッホに興味をもち、ゴッホについていろいろな問題を出してきたのだけど、わたしはまったく答えられなかった。

正直なところ、ゴッホという名前は知っているけど美術の授業でやったなーくらいの知識しかないくらい、わたしとゴッホの距離は遠かった。


長男がゴッホに興味をもったことをきっかけに、SOMPO美術館に「ひまわり」を見に行った。

ゴッホがひまわりをモチーフにしたたくさんの作品をつくっていることもそのときに知った。


そして今回はポスト印象派ということでゴーギャンの作品もあったのだけど長男に「ゴーギャンはゴッホの友達なんだよ」と教えてもらった。

へーそうなんだ!と言いながらパンフレットを読んでいたら、ゴッホとゴーギャンがたいぶ濃い関係で創作に影響を受けていることを知った。


イマーシブミュージアムはポスト印象派の作品をデジタルで、音楽のかかった空間で楽しめるものだった。

美術の授業で点描とかって聞いた記憶はあったけど、今回スーラの点描作品がデジタルで点として動いて収束するような仕掛けがあり、知識としてではなく体感として点描を感じることができたりもした。


地方出身の身としては、小さい頃に美術館に行った記憶はほとんどなく、絵といえば美術の教科書に載っているものだった。

わたし自身の興味もスポーツの世界にあったので、美術というのは自分とあまり関係のない遠い世界のように感じていた気がする。


そう思うと東京に生まれた長男は小さい頃からさまざまな美術館に一緒に出かけていたり、ゴッホに興味をもったら実際にひまわりを見に行ったりする中で、なんとなくわたしよりもゴッホを近く感じているし、美術との距離が近いように思う。

そんな長男のおかけで、わたしと美術の距離も昔よりはすこしだけ近くなってきている。

大人になってからでも興味や関心は広がるし、子どもをきっかけに広げてもらうこともあるのだなと思う。


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