小さな進捗を積み重ねる

タスク管理に、タスクシュートというExcelを使ったツールを使うようになって10年以上たつ。

最初は無料版、その後有料版をずっとつかっていて去年からweb版となるタスクシュートクラウドに移行した。

そのタスクシュートクラウドの開発者の方が出した「先送り0」という本を今週読んだ。

先送り0（ゼロ）―「今日もできなかった」から抜け出す［1日3分！］最強時間術 | jMatsuzaki, 佐々木 正悟 |本 | 通販 | Amazon

で、なるほどと思ったいくつかの点についてタスクシュートの運用方法を見直して、notionでプロジェクト管理⇔タスクシュートで日次のタスク管理という連携する形式にかえてみている最中である。

本の中で「１分着手」が推奨されていて、１分でも着手したらOKとして先送りをつくらないという考え方もあり、今週運用をかえつつ、１分着手を心がけていたら、びっくりするほど仕事が進んだ。

急ぎではないけどできればやっておきたい情報の整理やデータ分析など、緊急度が低く、でもちょっとまとまった時間をつかって考えたり整理したいものが、長いと半年くらいずっとタスクリストに残っていた。

まとまった時間がなかなかとれず、目の前のタスクに追われ、この日にやろうと思っていると面談が入ったりでなかなか着手ができなかったのだ。

それが、やり方をすこし変えてみたことで着手でき、着手してみると予想よりも短い時間でアウトプットをつくることができ、毎日すこしづつ進捗させることができるようになった、すごい。

不思議なもので、そのずーっと残っていたタスクたちは、時間がたてばたつほど重たくなって着手しずらくなっていて、今日もできなかったなーと思ってしまう要因になっていた。

今週それらのタスクがやっと動きはじめたことで仕事をはじめるときの気持ちが軽くなり、完了感をもって退勤打刻ができ、なかなか爽快だ。

着手できるだけでこんなに気持ちがかわるものなのかとおどろいている。

やり方も改善しつつ、繁忙期である4月に向けて小さくても毎日確実に進捗をつくっていけたらいいなと思う。