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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2021年11月の記事一覧

昨日できなくても今日もできないとは限らない

エスカレーターより階段を登りたい1歳次男。 でも階段を1/3のぼって「抱っこ!」となってわたしの筋トレにかわったという話を書いたのだけど。 保育園の帰り道、デジャブかな?ってくらい、昨日と同じ寄り道ルート。 ちがうのは金曜日で、保育園から持ち帰る荷物が多いことくらい。 さぁ昨日と同じくもうすぐ登りのエスカレーター。 荷物も重いし今日は階段ではなくエスカレーターであがりたい。 頼む…と思っていたけど、次男は迷わず階段に向かう。 次男のやってみたい気持ちを、わたしの

やってみたいと、やっぱりやめた

趣味:電車、エレベーター、アンパンマン という1歳次男。 保育園の帰り道は、なかなかまっすぐ家に帰れない。 エレベーターに乗りたい次男はエレベーターに乗るためにてスーパーに寄り、そのまま駅の入口をみて電車のことを思い出して駅へ向かう。 しらっと改札の中にはいろうとするのをなんとか説得して、よしやっと家に戻るぞと思ってすっかり油断した。 目の前には、ここをあがったら地上というエスカレータ。 いつもどおり手をつないでエスカレータに進もうとしたら「やっ!」と次男が立ち止まって

習慣がいつか家族の文化になる。

小2長男が小さい頃からの習慣というのが我が家にはいくつかある。 そのうちのひとつが、バイバイの儀式だ。 はじまったのは長男が年小さんの頃。 登園しぶりがあったり、保育園まで行けてもなかなか教室に入れない時期があった。 そんなときに、教室の前でバイバイをするために、バイバイのぎゅうをして両手タッチをしてからバイバイするという区切りのルーチンをつくった。 「バイバイのぎゅうしよう」と言うと、自分からぎゅうをしてタッチして教室にはいる。 それでも泣いてしまう日もあったし

約束を守ることではなく、お互いの着地点を見つけること

それを息子が自分で発見できたなら、約束を守らせることを優先しなくてよかった、と思った。 さぁもうすぐ寝る時間というとき、小2長男といま見てるYou Tubeが終わったら寝る、という約束をした。 そのYou Tubeが終わるまでと床にちらばったおもちゃを片付けたりなんやしていたら、いつの間にか終わっていて息子は次なにをみようかなみたいな雰囲気でリモコンをカチカチしていた。 まてまて、約束とちがう。 「約束覚えてる?」と聞くと、テレビ画面をみながらこれがおもしろうそうだよ

1歳次男の最強のじゃんけん

1歳次男がご飯を食べながら何度も「ぴーぴーぱー!」と言いながらテーブルのなにかを指さす。 いつも言ってる「ぴーぽー(救急車のサイレン)」と似てるようでちょっとちがう。 なんのことを言ってるかわからなくて、テーブルのいろんなものをとって「これ?」「こっち?」と確認してみてもどれもちがう。 よーくよーく聞いてふとこのリズムかも?と思って「じゃんけんぽん?」と言ってみたら、くもっていた顔がぱっと明るくなって「ぴーぴーぱー!」と返事が返ってきた。 ビンゴ! 指をさしているの

きっと忘れないバタースコッチパイ

「ママ、バタースコッチパイ食べたい!」 小2長男が言った。 もし我が家の休日の定番おやつがバタースコッチパイならば、はいはいと作ればよいわけだけど、そうではない。 バタースコッチパイなんてつくったこともなければ、食べたこともない。 「バタースコッチパイってなに?」と長男に聞いてみるも、要領をえず、とにかく食べたいと言う。 なにがいったいどうなって、どこから出てきたんだ、バタースコッチパイ。 とりあえずググる。 なるほど、バターとキャラメルのパイらしい。 カロリ

小2息子が自分のお店を始めて1年たったので売上と利益を計算してみた。

小2長男が、自分でiPadで描いた絵のグッズショップをはじめてなんと1年。 お店といえど、身内で買うことを想定して始めたから1年後にお店が続いていていまだにときどきお客さんが現れることになるなんて1年前にはまったく想像していなかった。 買ってくださった方、スキやお店でズッキュンしてくれた方、ほんとうにありがとうございます! 1年を記念して店長(長男)にインタビューしつつ、作戦会議をしました。 お店をやって1年たってみて母 :お店をはじめて1年だって! 店長:うん。 母

兄と弟

小2と1歳半、息子たちがふたりでなにやらやりとりをしているのをみるとなんでかとても幸せな気持ちになる。 長男がおせんべ食べてると「ちょーだい」 次男がとおせんべをもらいに行き、「はい」とちぎってもらう。 次男が泣いていると長男が「よしよし」としてくれて、わたしに事故(!)の様子を教えてくれる。 ソファーでふたり横に並んでテレビをみたり、長男が次男に絵本をあげたり。 日常のささいな出来事だけど、そんな風景をみるとなんだかいいなぁと思う。 なぜだかよくわからなかったのだ