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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2021年10月の記事一覧

特別なお出かけよりも、日常の「好き」

週末、1歳次男に手を引かれるままにお散歩をしたら、それぞれ特別なことはなんにもないのに、次男の大好き詰め合わせみたいなお散歩になった。 いつもよりゆっくり起きて、ゆるゆると家事をして、のんびりな休日を決め込みたいところだけど、7歳と1歳がいるとそうもいかない。 そして我が家の1歳次男はとにかくにお外が好き。 外に行きたくて玄関から自分の靴を洗濯物をたたんでいるわたしのところまで持ってきてお外行きたいアピールし、手をひっぱって玄関まで行くと、わたしの靴をとってくれる。

1歳次男のかわいいキラキラ星

先週末のこと。 夕ご飯をもうすぐ食べ終わりそうというときだった。 先にご飯を終えて椅子に座ってお絵描きをしていた1歳次男がご機嫌に「△○×?○□」となにやら呪文をとなえていた。 楽しそうだったので横目で見ながらお茶を飲んでいたら、呪文をとなえる次男の顔がなんだかどんどん真剣になってくる。 なにを言ってるのかなとよーく聞いてみたけどわからない。 またご飯の続きを食べながら呪文を聞いていてふと「きーらきーらひかーる」と歌ってみたら、次男が「!!」という顔でこっちを見た。

寝る前のおしゃべり

真っ暗な寝室の扉をガチャっとあけて、そうっと小2長男が入ってくる。 「ママ?おきてる?」 ささやくような小さな声。 起きてるよ。 同じく小さな声で答える。 家族3人で一緒に寝ていた生活から、去年次男が生まれてからわたしと次男、夫と長男で寝るようになった。 さみしそうにしていた長男だったけど、最近気付いたら先に次男と寝室に移動して寝ているわたしのところにおやすみを言いにやってくるのが習慣になっていた。 寝室に移動する前に私は長男におやすみを伝えているのだけど、その

雨の日

遠出することが少なくなって、出社することもイベント化して、日常の割合がなんだか増えている。 そんな日常の中で「雨」は非日常だ。 いつもの靴ではなく長靴をはく。 雨の日用のカッパを着るかもしれない。 いつもはささない傘をさして歩く。 足元の水たまりをよけながら進む道。 一歩進むたびに靴をとおして感じる水の存在。 車が通るたびに聞こえる水たまりをタイヤが進む音。 傘にあたる雨の音楽。 いつもの見慣れた道も、雨の日はべつの風景になる。 めんどくさい雨の日をそんな

ジュースが飲みたい1歳次男と牛乳ジュース

とにかく小2長男「にに(にーに)」と一緒がいい1歳次男。 「おっちゃ(お茶)」と「じゅーしゅ(ジュース)」が言えるようになった。 長男がヤクルトを飲んでるのを見つけると、飲みかけのお茶のコップをぽいっとして「じゅーしゅ!」と激しくアピール。 ヤクルトに短いストローをさして渡すと、「じゅーしゅ…」と満足げにつぶやいてゴクゴク飲みほす。 …とまた「じゅーしゅ!」と真剣な顔つきでおかわりを要求されて、もう1本飲んだからまた今度ね、と説明するもそんな説明で1歳さんが納得するわ

1歳次男の見る世界

1歳次男と歩くのは楽しい。 見慣れた保育園から家までの道を歩いていても新しい発見があるから。 地上から80cmの目線から見る世界は、ふだんわたしの目にうつっている風景とまったくちがう。 しゃがんでよーく見ると、いつもめちゃくちゃたくさんのアリが働いている脇道。(次男はこの脇道に寄り道するのが好き) いっつもなにか食べ物の袋が落ちてる曲がり角。 歩道のはしっこの草の種類。 しゃがんで見上げた空にみえる飛行機。 葉っぱの裏のせみの抜け殻。 きっと同じように、次男も

自分のモノサシに気付く

人はそれぞれちがうから相手に自分と同じを求めてもお互いしんどいし、子どもの発達だってそれぞれだから比べても仕方ない。 そう思ってるけれど、ふと気付くと1歳次男をみて長男が同じ月齢だった頃はこうだったなぁと思っていたり、同じくらいの月齢の子がなにかをできているのを見てなんだかあせる気持ちがわいたりする瞬間がある。 自分のことだって、誰かと比べて自分はできてないなと思ってへこんだりするようなときもある。 比べない、というのはなかなかできず、つい比べてしまう。 比べるのをゼ