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1歳次男の見る世界

1歳次男と歩くのは楽しい。

見慣れた保育園から家までの道を歩いていても新しい発見があるから。


地上から80cmの目線から見る世界は、ふだんわたしの目にうつっている風景とまったくちがう。


しゃがんでよーく見ると、いつもめちゃくちゃたくさんのアリが働いている脇道。(次男はこの脇道に寄り道するのが好き)

いっつもなにか食べ物の袋が落ちてる曲がり角。

歩道のはしっこの草の種類。

しゃがんで見上げた空にみえる飛行機。

葉っぱの裏のせみの抜け殻。


きっと同じように、次男もわたしや夫に抱っこされたとき「なにこれ!こんな風に世界が見えるとは!」と思っているんだろうなと思う。


次男に歩幅に合わせてゆっくり歩くこと、寄り道すること、次男の手の高さに合わせて手をつなぐこと、一緒にしゃがんでみること。

ちょっと時間がかかって、ちょっとつかれる。

だけど、そうしてみないと見えない景色があり、そうしてみることでわかることがある。


対話ってそういうものなんだよなと思う。

次男とは言葉を交わしているわけではないけど、相手の側に回ってみて、相手の見ているものを一緒に見てみること。

そうやってお互いのことを知ることができるし、それは相手を大切にするためにできることのひとつでもあるのだ。




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