自分のモノサシに気付く

人はそれぞれちがうから相手に自分と同じを求めてもお互いしんどいし、子どもの発達だってそれぞれだから比べても仕方ない。

そう思ってるけれど、ふと気付くと1歳次男をみて長男が同じ月齢だった頃はこうだったなぁと思っていたり、同じくらいの月齢の子がなにかをできているのを見てなんだかあせる気持ちがわいたりする瞬間がある。

自分のことだって、誰かと比べて自分はできてないなと思ってへこんだりするようなときもある。


比べない、というのはなかなかできず、つい比べてしまう。

比べるのをゼロにすることはできないけど、比べていることに気付けばもう一度フラットに見直してみることができるかもしれないし、比べたうえでそれをどう解釈するかはかえることができるし、その解釈自体に無意識の価値観があるようなこともあるかもしれない。

大切なことは自分がどんなモノサシで世界を見ているのかに気づくことなのだ。


少し前に「べき論を言ってる人は自己理解ができてない」という話を聞いた。

つまり、「こうすべき」とか「こうすべきでない」と思っているそこに、こだわりや価値観がある。

でもそれが自分の価値観やこだわりであると気付けていないと、こうすべきだ、とそれが当たり前だと思ってしまって、ほかの人に押付けてしまう。


人に自分の価値観を押し付けるな、といったところで、それが自分の価値観だと気付けなければ言動はかわらない。

子どもも、パートナーも、一緒に働く人も、みんな自分とは別の人で、それぞれ異なる価値観をもっている。

それを大切に、尊重するということは、お互いが自分のことを知る、ということからはじまるのだ。

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