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"好きなことに正直に生きる"きっかけをくれたRAHA KENYAとアフリカ布

RAHA KENYAは、いつも応援下さっている皆さまに支えられ、常に共に歩んで参りました。

そんな皆さまとRAHA KENYAの出会いやエピソードのひとつひとつを思い出という形で残したい、という想いから『私にとってのRAHA KENYA』ブログを配信しております。

7月・8月は 『私にとってのRAHA KENYA 2022 Summer特集』として、毎週木曜日19時、お客さまとのエピソードを配信してまいります。

特集第二弾の今回は、アフリカ布を使って様々な作品をハンドメイドで製作・販売されている作家の「ゆみさん」にお話をお伺いしました。_____________________________________________________________________________

等身大の姿に背中を押され踏み出した一歩

皆さま、こんにちは。ゆみと申します。家事の傍ら、アフリカ布を使って小物を作り、月一回程度、出店・販売をしています。

もともとは、自分が製作したものを販売するなんて考えてもいませんでした。アフリカ布に出会い、モノづくりの楽しさを知り、自分の好きなことを見つけられたのはRAHA KENYAとの出会いがあったからです。

RAHA KENYA代表のリエさんがブランドを立ち上げた約3年前、たまたま彼女のツイートが流れてきました。アフリカ布のカラフルさはもちろん、彼女が等身大の姿で、何事にも立ち向かっている行動力に惹かれてSNSをフォローするようになりました。

当時、RAHA KENYAではオンラインサイトがなく、リエさんのツイッターアカウントでゲリラ販売をしており、リエさんとの直接メッセージをやり取りし、ピアスやブレスレット、サイザルバッグMを購入しました。

ザイザルバッグMの購入後、リエさんからDMがきたんです。梱包の方法について意見を聞かせてほしいとのことでした。

「①送料が高くなっても形を崩さない方が良い。②送料が安いなら今回のように小さくした梱包でも良い。どちらが良いですか?ご意見ください!」と。

そのDMを読み「悩んでいることを率直に聞いてくれて、なんて素直でまっすぐな人なんだろう」と、手探りながら挑戦する姿をますます応援したくなりました。

宝物になった青いアフリカ布

もともと娘の給食用のナプキンを作る程度しか手芸はやっていませんでした。でも、知れば知るほど、カラフルなアフリカ布の虜に。ついに、布を購入し、自分のスカートを作ってみました。

最初に作ったアフリカ布のスカート

すると、もっと色々なものを作ってみたい!と思うようになり、新たにアフリカ布を購入し、趣味程度に小物を作りを楽しんでいました。ある時、たまたま委託販売の機会をいただき、試しに販売してみると、なかなか手にとって貰えない現実が。でも、少しづつですが、興味を持ってくれたり好きだと言ってくれる人も出てきました。

「自分が作った作品がこんなに喜んでもらえるんだ!」と驚き、嬉しかったんです。アフリカ布がきっかけで、自分も新しく一歩を踏み出せそうな気がしました。

RAHA KENYAで買った布の中でも一番思い入れがあるのは青と黄色の鳥が描かれている布です。

この布で作品を作ったところ、みんながいいね!と褒めてくれて、製作したバッグやポーチ・チャームは大大大人気だったんです。

その後も、猫の首輪や、ファブリックリース、エコバッグ…など主婦目線でいいなと思ったアイテムを製作し、一歩ずつですがスキルアップをしてきました。

そして、なんと、定期的に出店をする機会もいただくことになったんです!

たくさんのきっかけをくれたこの青い布は、私にとっては "宝物みたいな布"です。

好きなことを好きだと胸を張る

娘が小学校の頃は、仕事・家事・育児だけでなく、少年団、PTAの役員、ボランティアや子供会もやっていて、スケジュール帳が真っ黒になるほど予定がギッシリで、とんでもなく忙しかったんです。

自分の好きなことなんて後回しで、とにかく子どものため・家族のために全ての時間を使っていました。

子どもが中学生になり、少しだけ自分の時間が取れるようになってきて、今まで後回しになっていた自分の好きなことに時間を使ってみようと思えるようになってきたんです。

アフリカ布を使って製作をする時は、試作にすごい時間がかかるし、お客様に販売するまでのクオリティにするのは難しいですが、それも含めて、好きなことをしていると毎日が本当に楽しいです。

私は今、地方に住んでいるのですが、周りにアフリカ布を着ている人があまりいない分、アフリカ布を身に纏っていると視線を感じることが多いんです。

でも、周りの反応を気にしながら生きるのって息苦しいですよね。

「周りの目は、もう気にしない!自分の着たいものを着よう!」と自分を開放したら、気持ちがすっごく楽になりました。

自分の好きなものを好きだと堂々と表現できるようになったのは、アフリカ布のおかげです。

私が自分の好きなことを追求している姿を通じて、周りの人が「自分も”好きなことを好きだ"と言っていいんだ」と思えるきっかけを作れたらいいなと思っています。

みんなが自分の"好き"を自由に表現できたら、楽しいですよね。そう思わせてくれたのは、RAHA KENYAです。

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ブランド設立時からこれまでSNSをフォローいただき、応援くださっているゆみさん。弊社代表がツイッターでゲリラ販売していた頃のアイテムを拝見して、RAHA KENYAの原点を振り返るきっかけをいただきました。ご自身の好きなことを好きだと語る姿が本当に素敵で「RAHA KENYAはこれからも変わらないでそのまま真っ直ぐ挑戦していくブランドであってほしい」という温かく力強いお言葉にスタッフ一同、また前に進めそうです。

ゆみさん、改めて、インタビューのご協力をいただき、誠にありがとうございました。