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服飾専門学校・教師の私が、RAHA KENYAを通じて知ったアフリカ布の力

RAHA KENYAは、いつも応援下さっている皆さまに支えられ、常に共に歩んで参りました。

そんな皆さまとRAHA KENYAの出会いやエピソードのひとつひとつを思い出という形で残したい、という想いから『私にとってのRAHA KENYA』ブログを配信しております。

7月・8月は 『私にとってのRAHA KENYA 2022 Summer特集』として、毎週木曜日19時、お客さまとのエピソードを配信してまいります。

特集第六弾の今回は、某有名服飾専門学校で長年教師として働かれている「さよさん」にお話をお伺いしました。

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久しぶりに魂が震えたお洋服

皆さん、こんにちは。東京で服飾専門学校の教師をしている「さよ」です。

今の職場に入った当時は3年くらいで辞めるつもりだったのですが、働いてみたら楽しくて、気付いたら10年が経っていました。今は服作りをメインに教えており、自分が今まで勉強・経験してきたものを次の世代にも残したいなと思っています。

もともと動物のサイが好きだったことや、部活動で「アフリカ文化研究部」の顧問をしていたこともあり、アフリカへ特別な思いを持っていました。

2019年に新婚旅行で初めてケニアへ行ったのですが、広大な大自然に魅了されアフリカの人々の温かさに触れると同時に、アフリカの深い歴史やカルチャーについて更に興味を持ちました。当時はまだアフリカ布やRAHA KENYAについては知りませんでした。

2021年1月、たまたまTwitterでRAHA KENYAのノースリーブワンピースの投稿が流れてきました。それが私とRAHA KENYAの出会いです。

ノースリーブワンピースのツイートで初めて、アフリカ布の存在を知り「なんだこの生地は!可愛い!」と久しぶりに魂が震えました。

職業柄、流行を取り入れたファッションや、世間で人気のあるブランドの商品を意識してコーディネートに取り入れるようにしていて、今までは流行や人の意見を気にしながら洋服を選んでいたんです。

「本当にこのファッション好きなのかな?」と心のどこかで思いつつ、ファッションを心から楽しめていなかったのかもしれません。

だからこそ、ワンピースを見た時、心からワクワクして、久しぶりに魂が震える思いでした。

特別な一着になったモノづくりの過程

もう一つ、惹かれたのはRAHA KENYAのありのままを曝け出した製作過程の発信です。当時、ノースリーブワンピースを製作するモノづくりの過程も細かく発信していて、ワンピースが出来上がるまでの過程を一緒に体験しているような気持ちになりました。

実は、ワンピースは素敵だなと思いつつも、購入する気はあまりなかったんです。

でも、モノづくりの過程を追いかけて、完成した時には気付いたら、自分にとっても特別な一着になっていたんです。

RAHA KENYAが作るお洋服には、スタッフやテイラーさんの強い思いが吹き込まれている感じがして、私自身、奮い立つような気分になります。

自分の好きを知り、自分を堂々と表現する充実感

悩んだ結果、発売直後にノースリーブワンピース【Blue × Orange】を購入しました。

商品を受け取る前からワクワクが止まらなくて、オンラインサイトの画像を何度も見に行っては「早く来ないかな〜」とワクワクしていました。

届いたときには、とにかくテンションが上がって上がって…「アフリカから届いたんだ!」と香りを嗅いでみたり、頬擦りしてみたりするほどでした(笑)

世の中には、見栄えや質のいい商品はありふれているけれど、「着ていてテンションが上がる服」には出会えていなかったことに気づきました。

このワンピースを着ていたら「素敵な服を着ているね!」と周りから褒めてもらえることもあって、その度に「マークっていう職人さんが作った洋服で…」と製作過程まで説明していました。

自分の本当に好きなファッションをしていると周りの人も徐々に「アフリカ布のようなユニークなファッションが好きなんだ」ということを認識してくれるようになったのも嬉しかったです。

お祝いでお花をいただく時もふわっとした可愛らしい感じからカラフルでエキゾチックなお花を贈ってくれたり…自分の好きなものを周りもわかってくれるとすごく嬉しいですよね。

RAHA KENYAがきっかけで、自分の”好き”を知って、自分を堂々を表現できるようになれました。

魔法の布・アフリカ布が持つ力

実は、RAHA KENYAに出会うまで、製作意欲が落ちていた時期がありました。もともデザインすることも製作することも好きだったのに…。

日本の生地屋さんに行っても、惹かれる布がなく、とにかくデザインを決めて、それから布を選んでました。

でも、アフリカ布を見て、久しぶりに「この布であれもこれも作りたい!これも作りたい!」とどんどん作りたいものが湧いてきて、製作意欲が掻き立てられました。
アフリカ布は着ていても、作っていても、テンションの上がる魔法の布だと思います。

アフリカ布の良さや、それを使った服作りの楽しさなど今の若い学生たちにも伝えていきたいと思います。

学校で染色の研究
新婚旅行で行ったケニアで見た空からインスピレーションを受け染色し製作
RAHA KENYAで購入した布で製作した作品
自分で製作したワンピースを着用しPOPUPへ

次の一歩に向かって

RAHA KENYAの皆さんがアフリカ・ケニアという異国で、スタッフ全員アパレル未経験ながら奮闘している姿を通じて、本当に刺激をいただくのはもちろんなのですが、お客さまの発信を通じてもパワーをいただいているんです。

子供が出来る前までは「将来子供が生まれたら我が子と夫、愛する家族のために生きていこう」思っていました。

だけど今は、子供がいるからといって自分のやりたい事の全てを犠牲にする必要はないのだと考えるようになりました。

もちろん家族を大切にしたいと思う気持ちに変わりありませんが、子供がいるからという事を言い訳に自分の挑戦を止めたくありません。

きっかけはRAHA KENYAのフォロワーさん達のTweetで、アフリカ布で作品を製作されている方の投稿を沢山見かけます。 その中にはママさんも多く、ご自身の服や小物のだけでなく子供服などどれも本当に素敵です。

子育てにお仕事にどこにそんな時間があるんだろう⁉︎と驚きます。きっとアフリカ布が創作意欲を掻き立てるのだと思います。お母さんが活き活きしてると家族も幸せですよね。

娘さんを育てながらお仕事も手を抜かないRAHA KENYA代表のリエさんや、子育てをしながら自分の"好き"を追求されているRAHAKENYAのお客様たちに背中を押されて、もう一歩踏み出せそうな気がしています。

6/30に元気な女の子を出産。退院の日にノースリーブワンピースを着用

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出産前後にも関わらず、インタビューにご協力いただき、キラキラした表情でアフリカ布やRAHA KENYAについてお話くださり、好きなことを好きだ!と堂々とされているさよさん。"好き"を再発見したきっかけにはRAHA KENYAやアフリカ布があったということをお伺いし、胸がいっぱいになりました。ママさんになっても、ご自身の好きなことを追求していこうとワクワクされているさよさんの今後の挑戦をRAHA KENYAスタッフ一同応援しております。

さよさん、ご出産、心よりおめでとうございます!!そしてこの度はインタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました!


さよさんにご愛用いただいているノースリーブワンピースはRAHA KENYAオンラインサイトにて5種類販売中です!ぜひチェックしてみてください。