てんぐの武術太極拳ワールドカップ観戦記〜迷ったけどこちらに来て良かったな
26日と27日に横浜BUNTAIで開催された、武術太極拳ワールドカップを観戦してきました。
ちなみに会場の旧称は横浜文化体育館。解体前は大日本プロレスの中継とかでも割と馴染みありました。実際行くとわかるんですが、いい会場なんですよ。客席が四方でなく三方なのもあって、どの位置からでもステージが見やすいですし。
今回はIWUF公式チャンネルにてライブ配信されていました。
アーカイブもありますので、会場に行けなかった方は、こちらで世界最高峰の功夫をご覧ください。
アーカイブ配信 26日:午前の部
アーカイブ配信 26日:午後の部
アーカイブ配信 27日:午前の部
アーカイブ配信 27日:午後の部
そのうえで申し上げますが、やはり会場に行って実際に観戦して大正解でした。
中国武術の套路というものは個人が全体の駒となることを求められる合戦と個人と個人が第三者の定めた公正さに則って勝敗を争う競技や決闘の中間、自分一人で複数の敵を相手取る路上や道中での武闘や乱闘といった混戦模様を想定した動きの集合体であることがわかります。武侠っぽく言い換えると江湖渡世想定というところかな。
なので、どの選手の演武を見ても、「自分に迫ってくる敵」の姿が浮かんできました。動画やテレビだと選手に寄せて画を撮りますが、会場の観客席、それも三階席から俯瞰で見ると、そういうことが自然と伝わってくるんですよね。
その他にも、アトラクションの数々も大変すばらしかったです。
特に初日の開会式時や二日目午前の部ラストの西日本強化チームによるアトラクションは、「これはカンフーオペラだ!」という感嘆が溢れてきました。
武術太極拳の裾野を広げる方法のひとつとして、こういうアトラクションをイベントや動画配信などで露出させてファンを増やす、というのもあるんじゃないかなあ。
26日と27日はD&Dの祭典DACもありましたし、そちらにも行きたかった。
それでもなお、今年はこちらを選んで良かったと心から思います。
すべての選手と関係者の皆様へ、心からの感謝と敬意を表します!
追記:ちょっとだけ総選挙のお話。
石破内閣財務大臣にしてカツカレー食い逃げ被害者、そして日本武術太極拳連盟会長たる加藤勝信先生、当選おめでとうございます。
いや、マジにワールドカップ開会式でビデオメッセージ送ってくれた人が落選ってのは、立憲民主党の党員であるてんぐにしてもバツが悪いですからねえ。この人に落選されたら誰に連盟会長お願いするんだって話にもなりかねないですし。
そういえば、名誉会長の息子さんはというと、こちらはあまりにも残念な結果でした。
ちなみに今のてんぐは、二階の爺さんみたいなタイプはあまり嫌いになれないんですよねえ。
真面目な話、二階の爺さんにしても加藤会長にしても、党派性や思想信条の一面だけで人物を全否定できないよなということが、最近はようやくわかってきました。
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