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オリエンタルD&Dへの道~「物語」から中華世界へのアプローチ

「武侠・中華時代劇風のD&D世界を自作したい」と思い立ち、キャラクター類型中華時代劇キャラのアライメント考察とやってきて、参考資料としての中国史の本も買うようになったてんぐですが、「そもそもなぜ、自分はこういう事をやりたいのだろうか」と自問してみました。

確かに中華時代劇というジャンルは大好きですし、それがヨーロッパ風ファンタジー世界と同じようにポピュラーになってほしいという願いもあります。でも、それ以外にもうひとつあります。

中国文学史には、歴史資料の他に、近代以前の講談や文学作品、近現代の小説や映画などの「物語」の分野からアプローチする手法を取る研究者もいます。

早稲田大学の岡崎由美女史の『漂泊のヒーロー』はまさにそのアプローチによって書かれた名著ですし、三国志研究でも知られる井波律子女史の『中国侠客列伝』も、後半はその方法で「侠」という概念について解説されています。

自分も同じように、中華世界の歴史や文化を、TRPGという「物語を作り遊ぶ」という観点から学びたい。それこそを楽しみたい。そういう欲を感じて、その土台作りとして歴史の勉強をし直しているところです。

ただ、こういう事を考えてると、とても素人ひとりの手にはあまります。考えなければならないことも、見落としている視点も色々あるはず。

そういうわけで、中国の歴史全般や中国武術やオカルトやドラマや映画などのエンタメ関係、逆にD&Dを含めたTRPG方面への造詣に深い人の助力がほしいと思うところです。

もし、興味がわいたという方がおいでなら、お気軽にご連絡ください。

それはそれとして。てんぐの方も、そろそろ歴史資料だけじゃなくダンジョンマスターズガイドか、あとは邦訳版のアメコミくらいは買わないとカッコつかないよなあ。






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