池波ユニバースってセンチメントな人間ドラマなんだよねえ
今日は新鬼平シーズン1の第一弾「本所・桜屋敷」をリアタイ視聴してました。
昨年の藤枝梅安のポストクレジットでも梅安先生の前に平蔵が姿を現してましたし、いよいよ池波ユニバースの真打登場ってところでしょうか。
で、その本所・桜屋敷。鬼平の、ひいては池波ユニバースの魅力であるセンチメントを存分に引き出してました。まあ、ちょっとセリフが長いかなってところもありましたが、これは尺を埋めたかったからかな?
さて、今回で長官の元に集った火盗改めの与力たちと、そして平蔵の鬼の顔を目の当たりにする凶悪な盗賊たちの戦い、これは5月からの映画「血闘」でってところでしょうね。
また、鬼平の松本幸四郎と、若き日の銕五郎の市川染五郎のコンビは、期待以上に良かったというか、しっくり来てました。
その銕五郎が本所で悪さしてた頃って、時間軸でいうと田沼時代というか、梅安や鬼平と並ぶ池波ユニバースのビッグ3の一角である、剣客商売の時代と重なるんじゃないかな?
鬼平と梅安と剣客商売がクロスオーバーするなら、池波先生の死去によって幻となった秋山小兵衛の孫・小太郎編を作り上げていくのかなと思いましたが、鬼平の前日譚と小兵衛時代の剣客商売のクロスオーバーって選択肢もありそうです。
それはそれとして。
新鬼平のナレーターは堀内賢雄でした。
この場合の賢雄さんは、サメ殺しの英雄ではなく、アニメ鬼平の主演声優だからということなんでしょうね。
剣客商売のアニメも見てみたいんだけどねえ。
こちらもなんとか制作してもらえないものでしょうか。
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