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休職中に読んで救われた本シリーズ4

こんにちは、らふこです🙂
私が好きな本を紹介するだけのこのシリーズも4回目になりました。
今回は、「休職中の心を慰めてくれるエッセイ」を紹介していきます。
ご興味ある方は、よければお付き合いください🌸

①大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした クルベウ著 藤田麗子訳

韓国の人気作家クルベウさんという方が書かれたエッセイです。挫折を味わって絶望した時には特にオススメ。人間関係や仕事、恋愛などが主なテーマで、ギザギザに傷ついた心を癒してくれる優しいメッセージがたくさん。どんなに深く落ち込んでも、また這い上がれることを信じさせてくれる気がします。

生きていれば、三度のチャンスが訪れる。•••(中略)•••1つ目は、まるで反りが合わない人やまったく自分に合っていない仕事を手放すチャンス。•••(中略)•••2つ目は、自分を心から愛してくれる人をもっと大切にしながら共に生きていくチャンス。•••(中略)•••3つ目は、年がいくつであろうと、今どんな状況に置かれていようと、誰にでも必ずある、得意分野を見つけるチャンス。
「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」より抜粋

今の仕事を続けるのか、退職して新たな道に踏み出すのかを迷っている人にもヒントになるんじゃないかなあと思います。

②あやうく一生懸命生きるところだった ハ•ワン 文•イラスト 岡崎暢子訳

この著者も、韓国のイラストレーター兼作家の方だそうです。最近、本屋でよく韓国の方が書かれたメンタル系の本を見かけるけど、韓国もさらに激しい競争社会に見舞われているということでしょうか…。
この本は、頑張って努力し続けても報われなくて、人生に息切れしてしまった時にオススメ。お金のことや外聞を気にして頑張ることを辞められない人へ、「もういいんだよ、一緒に少し休んでいこうよ。」と言ってくれる本です。

③我慢して生きるほど人生は長くない 鈴木裕介著

心療内科医の鈴木裕介先生が書かれた本。エッセイかどうかは微妙なとこだけど、休職者に向けて、復職のタイミングとか、転職の方がいいかどうかの判断ポイントなんかも書かれていて、私の状況にドンピシャでした。あとは、自分の人生物語をポジティブに捉えること、合わないことにNOを言うこと、そのためにはポンコツな自分を丸ごと受け入れてくれる大人を見つけることが大切、という感じの内容が心に残ってます。ただ、誰もがそんな信頼できる人に出会えるとも限らないから、代わりになるもの、例えば動物とか、場所とか、物語とかに自分の居場所を見つけることも大事なのだそうです。

もっとシンプルに「合わないもの」「苦手なもの」を見分ける方法があります。それは「体感時間が長いかどうか」です。
「我慢して生きるほど人生は長くない」より抜粋

私は休職前、時計と睨めっこしてる時間がかなり長かったです…。何度か20代で転職してるけど、ここまで体感時間が長い職場ははじめてでした。

④「違うこと」をしないこと 吉本ばなな著

小説家の吉本ばななさんのエッセイ。タイトルに惹かれて、つい手にとりました。ばななさんの自分らしく生きることについての考えや、お2人の方との対談が載ってます。

大切なのは、自分にとってホントにダメだと思うことをしないでいること。こればっかりは理屈じゃなくて体感だから、やってるうちにだんだん分かってくると思いますよ、その感じが。•••(中略)•••たとえ微かな兆しでも、自分が「したくないこと」を受け流さない。
「違うこと」をしないこと より抜粋

さすが小説家だけあって、言葉の持つオーラが違う感じがします。伝えようとされてることの全てを上手く受け取れてない気もするけど、とにかく「したくないこと」に対する心と身体の反応を、無視しないようにしていきたいなと改めて思います。

まとめ

最近、本紹介ばかりしてる気がします。
少し外出を控えているので書きたいことが浮かびにくいのもありますけど😅
体調は横ばいなので、ちょっとずつ良くなっていきますように🙏

ここまでお読みいただき、ありがとうございました😊

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