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休職中に読んで救われた本シリーズ3

こんにちは、らふこです🙂
今日は久しぶりにカフェに行けました。
でも天気悪いので、早々に帰宅。
午後からはまたおうち時間です。

今回は休職中に読んでタメになった本シリーズ3回目です。
ご興味ある方はよければお付き合いください🌸

夢をかなえるゾウシリーズ

多くのみなさんがきっとご存知の、夢をかなえるゾウ。日本で最も売れてる自己啓発本シリーズなのだそうです。著者は水野敬也さん。
私はというと、存在は知ってたけど休職に至るまで手に取ったことがありませんでした。ドラマ化もされましたが、自分事にならないと流行り物に乗れないアナログ人間です。

でも読んでみてビックリ。現在までに出てる本は全部読みましたが、私の感想は「えっガネーシャまじ神じゃん」です(語彙力はありません)。
このシリーズの好きなところは、1冊ずつ完結する小説調であることと、登場人物の魅力が爆高なこと、難しい文体じゃないので誰でもサクサク読めることです。基本的にはどのシリーズも、ガネーシャというゾウの頭を持った神様が、主人公たちの望みを叶えるために教えを授けるという物語。
このガネーシャのキャラ設定として、お笑い好きの大阪弁だったり、鈍臭かったり、あんみつ大好きだったり、繊細で傷つきやすかったりして、可愛いしすごく親しみやすいです。私みたいに、上からのありがたいご指導に時折反発しがちなツッパリ人間には、聞き入れやすい形で助言をしてくれる頼もしい本です。

以下、各巻ごとの自分に取り入れたい教えやあらすじをまとめてみました。まだ読んでなくて、これから読みたいって人はネタバレに注意です⚠️
ちなみにAmazonのkindle読み放題会員なら、今だと0巻以外は読めるみたいです。

1巻

【あらすじ】
 パッとしない人生を歩んでいる会社員の元へ、ゾウの置物に宿った神様ガネーシャが降臨。怠惰な自分を変えたい、充実した人生を送りたいという主人公の希望を叶えるため、ガネーシャは1日に1つずつ実行する課題を与えていく。それらの課題をこなす中で、主人公の中に少しずつ変化が訪れる。

【自分的な教えポイント】
•自分の苦手なことを人に聞く
 短所と長所は表裏一体で、自分のことになるとよく見えないことが多いというガネーシャの教え。他の人に自分の得意なこと、苦手なことを聞くことで、客観的に自分をみるヒントになりそうです。
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 これが天職だと思えるものに出会うまで、探し続けなければならない。仕事選びを間違えたら、一生を棒に振るというのがガネーシャの教えです。自分を追い詰めてまで天職を探し求めるかどうかは人それぞれだし、それだけが正解とは思わないけど、自分にフィットするものに出会うまでトライアンドエラーを繰り返すのも悪くないはず。

2巻

【あらすじ】
 お笑い芸人になるという夢を諦めきれずに脱サラした主人公。芸歴は売れないまま8年目に突入し、夢を諦めようかと思いはじめた矢先、ガネーシャと出会います。お笑い好きのガネーシャに見出されコンビを組んだ主人公でしたが、もう1人の貧乏神にも取り憑かれてしまい…、という感じで進むストーリー。私は貧乏神の幸っちゃんが好きです。

【自分的な教えポイント】
•図書館に行く
お金や仕事、人間関係など、いつの時代も人の悩みはそれほど変わらない。その悩みを解決するために昔から作られてきたのが本である、という教え。図書館や本屋に行って読書することは、悩みや苦しさを解消するためのものでもありますよね。
•やりたいことをやる
やりたいことに飛び込んでたくさんの経験をした人が、自分にとって一番向いていることを見つけたとき、最高の状態を生み出すという教え。今までの経験を無駄だと思う必要はないし、それがあったからこそ最高の状態に近づけると思うと、頑張ってきた自分を誇らしく思える気がします。
•日常に楽しさを見出す
どんなに辛い状況でも楽しもうとする気持ちがあれば、自ら喜びを作り出すことができる。お金がなくても、人は幸せになることができるという教え。今はミニマリストな生活を選ぶ人も増えてきていますね。仕事で心身をすり減らし過ぎて幸せに生きられないくらいなら、仕事を抑えつつ、お金をかけなくても豊かに生活できるアイディアを楽しめると強いのかもしれません。

3巻

【あらすじ】
 シリーズ初の女性主人公。貯金なし•彼氏なし•夢中になれることもなしで、このまま年を重ねていくだけは嫌だと、人生の一発逆転を狙い、占いにのめり込む。そんな中で主人公はガネーシャと出会うが、ガネーシャをののしったことで、怒りを買ってしまう。怒りに支配されたガネーシャは、その怒りから真っ黒マッチョのブラックガネーシャに変貌してしまうのであった。そこからブラックガネーシャによる、スパルタ指導が始まる。

【自分的な教えポイント】
•お客さんの目線で自分の仕事に感動できるところを見つける
仕事を選ぶときに一番大事なのは、今までの人生で自分が何に感動したのかということである。自分が受けた感動を今度は伝える側に回りたい、と思ったとき自然に仕事ができるという教え。感動を仕事にできてる人がどれだけいるのかなあという疑問はあるし、私だって感動したから今の職種を選んだわけじゃない。でも、何も手がかりがない状態ならヒントにはなるかもしれないなと思う。
•自分流にアレンジする
問題を乗り越える方法を自分で思いつくのが大事。優れた人のやり方を踏襲した上で、自分なりにアレンジすると、誰にも真似できない魅力や価値を手に入れることができるという教え。ベースは皆一緒でも、最後は自分なりの答えや生き方があるということなのかな。

4巻

【あらすじ】
 愛する妻子と暮らす会社員の主人公は、今の生活を維持できることが、この上ない幸せだった。しかしある日、急激な体調不良に襲われ、病院へ行くと医者から余命3ヶ月と告げられる。刻一刻と迫る終焉の恐怖、残していく妻や子への想い、家族に安定した生活を保障するためのお金など、主人公に重い課題が次々出てきます。ガネーシャに与えられた課題を懸命にこなす主人公でしたが、最後は意外な結末が待っています。死神も出てきますが、本当は良いやつ。

【自分的な教えポイント】
•お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいか夢想する
仕事を生活の手段と割り切ったとき、一番脇に置かれるのはやりがいや情熱だという教え。やりがいもありながら、生活の手段としても満足がいくのが理想ですけど、中々それに辿り着くのは骨なことですよね。
•健康を大事にする
死ぬ時に後悔する10のリストの内の1つ。心身の健康はなによりもコスパ良いと思う。

0巻

【あらすじ】
パワハラ上司にストレスを募らせ追い詰められながらも、中々退職の意向や言いたいことが言えない主人公がガネーシャと出会う。ガネーシャはいつも通り、人の夢を叶えるため主人公に望みを聞くが、主人公には夢も欲も思いつかない。そのことにガネーシャは衝撃を受けつつも、夢の見つけ方を伝授していく。

【自分的な教えポイント】
•過去の出来事を「伏線」ととらえ、希望を持ち続ける
今までの人生で起こった辛いことや失敗などは全て、人生のドラマを最高に盛り上げるための伏線と思うこと、という教え。絶望に囚われず、希望を持ち続けていたい気持ちになります。
•やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する
やりたいことは、やりたくないことの裏返しという部分もありますもんね。
•仮体験する
夢中になれることを見つけたいなら実際体験でも良いからやってみること。そうすると理屈じゃなくて心と身体が「これだ!」思うものに出会えるという教え。何事もやってみて、初めて自分がそれを求めているか分かるのかもしれません。

まとめ

紹介したもの以外にもたくさんの名言が登場するので、どなたでも1つは心に残る教えがあるんじゃないかなと思います。

なんだか長くなっちゃった💦読みづらかったらごめんなさい🙇‍♀️

ここまでお読みくださり、ありがとうございました😊

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