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休職中に読んで救われた本シリーズ

こんにちは!らふこです🌼
今回は休職中の私が、休職中に読んでよかったと思う本を紹介してみます。
ご興味ある方は良ければお付き合いください😌


今回紹介する本は、「休職に入ったけど、どういう流れで回復していくか全く分からない」という状態だった休職初期の私が、休職中の過ごし方として参考になった本です。

繊細さんが「自分のまま」で生きる本 繊細さは幸せへのコンパス

HSPカウンセラーで有名な武田友紀先生の本です。HSPとは、ハイリーセンシティブパーソンの略称で、意味は「とても敏感な人」。HSPは、心理学者のアーロン博士が提唱されている概念で、有名人でも自分がHSPだと言われている方もいます。
HSPの捉え方には賛否両論あると思うけど、「他の人よりも疲れやすい」「色んなことが気になって落ち込みやすい」等と感じている方には、少しは楽になる考え方なんじゃないかなと思います。
この本は、武田先生自身が休職に至ってから、自分らしく生きれるようになるまでの考え方とか過ごし方が具体的に載っています。「休職に入ったけど、どう過ごしていけばいいか分からない」、「休めている感じがしないけどどうすれば休めるのか分からない」、「早く社会復帰しなければと焦ってしまう」等の悩みがある方にはオススメです。

「うつ」の効用 生まれ直しの哲学

もう一冊は、前回の記事でも紹介した精神科医の泉谷先生の本です。泉谷先生は、本来人が自分らしく生きるためには、心=身体の声に従い、またその希望を叶えるために使うのが頭ではないかと言われています。いくら頭で、「この道の方が社会的に認められるから」「将来を考えるとこの方が安心だから」等の自己コントロールをして、心の悲鳴を無視してしんどいだけのことをし続けると、いつか心と身体がストライキを起こす。頭が先導して決めるのではなくて、まずは心と身体が望む方向を見定める。頭は、心と身体に従う有能な秘書であって、先陣を切るリーダーではないということのようです。

大切なのは無理矢理何かをやることじゃなくて、心と身体の声を聞くこと。寝たいなら寝て、何もしたくないなら何もしない。心と身体に従って過ごすことが、おそらく良質な休養なのではないかと思います。だけど気を抜くとすぐに、心と身体が十分に力を取り戻していない状態で、将来に向けて有意義に時間を過ごさなければ、という焦りに支配されそうになります。それでは本当の意味で、また危なげなく歩き出すための時間にならない気がしていて…。実際、焦って何かをやり出すと、私の場合は不眠がぶり返す気がします(私の身体はちょっと正直すぎますが🥲)。
自分に何かを強制していると感じた時、私はこの本の内容を思い出しては我に返ります。心と身体が先導してくれるまで、ゆっくり構えることが大事。
心と身体に今何を望んでいるのか、小さなことも問いかけながら、心が力を持ってくるのを待っている状況です。

以上、休職中にオススメの本を2冊紹介しました。休職に関する本はまだいくつかオススメがあるので、また紹介できるといいなと思います!

ここまでお付き合いいただきありがとうございました😊

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