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雨というだけで気分がドブに落ちるということは

最近雨が多くて、さらに寒くなってきた影響で外出する気力がかなり削られている。
季節の変わり目には必ず風邪を引くことでおなじみの私も、メンタルまで大きく左右されることはあまりなかったのだが、現在はかなり振り回されている。

雨や天気で調子が悪くなる原因の中には、「気象病」というものがあるらしい。
雨になると低気圧になり、気圧の変化を耳が感知し、そのストレスを脳に伝え、頭痛や神経痛、メンタル不調を起こしやすいとインターネットに書いてあった。

気圧の変化を受けやすい人の特徴として、気圧を感じる耳の内部、「内耳」からの刺激に敏感な人、すなわち乗り物酔いしやすいことや自律神経のバランスが崩れやすいことがあるようだ。
私はかなり乗り物酔いしやすいので、気圧の変化をもろに受けているのかもしれない。
そうでなくても、雨というのはなんだか気が滅入るし、何をするにも面倒くさくなる。

そんな鬱々とした気持ちでしばらく過ごしていたが、今日の午後からは一瞬晴れ間が広がった。今なら出かけられるかもしれないと思い、思い切って外に出て、喫茶店でnoteを書いた。外に出られたことで、気分もいくらか浮上した。

晴れの日が好きだ。天気がいいというだけで、何もいいこともないのに「ああ、生きててよかったなあ」と思えるくらい私の内耳は単純である。
雨というだけで気分がドブに落ちるということは、晴れというだけで気分が勝手に浮上してくれるということなのだ。

願わくば早く暖かい晴れが続く気候がきてほしい。雨の日は生きてるのも辛くなるが、晴れの日の幸せを忘れず覚えておくことで、なんとか耐え忍びたいと思う。