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休職中に読んで救われた本シリーズ2

こんにちは!らふこです🌼
休職中に読んで心が軽くなった本シリーズの2回目です。

今回は「同じ境遇の方の体験談を通して、心を慰め希望を感じたい時」に読む本を選んでみました。
ご興味ある方はよければお付き合いください🙂


①メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術


元自衛官のわびさんが、メンタルダウンして休職し、その後自分を活かした社会復帰を遂げる実体験本です。わびさんは、自衛官から市役所に転職後、外資系企業へキャリアアップされています。私は、今の職場を退職しても後悔しないかどうかを、何かに後押ししてほしくて読みました。
この本からは、他人が作った一見正しい道に執着しない方がいいことや、しんどければ逃げ出す必要があること、どこでも通用する人もいなければ何をしてもダメな人もいない、という内容が心に残っています。
休職してうつ状態からどのように回復していったかがリアルで、教科書的な本よりもかなり説得力があります。

②「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

著者のデザイナーさんがブラック企業にお勤めの時、うつ状態になって自殺しかけたことをキッカケに、退職や転職をした内容を描かれた漫画です。絵が可愛くて読みやすい。
私がこの本を読んで心に残った内容は、
・自分に合った頑張り方を見つけることは逃げじゃないこと
・辛い状況でも頑張れる人の特徴は①頑張っていることが自分自身で決めたことかどうか、②頑張ったことの成果が分かりやすいか、ということ
・新しい道は不確かで今より良くなるか不安になるけど、5年後10年後を想像して幸せになった自分がいなければその職場は幸せではないこと
等でした。私の好きな、精神科医で作家のゆうきゆう先生も本の中でコメントされています。

③うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

プロ棋士の先崎学さんが、うつ病になった時の実体験をまとめたエッセイ。この本は、当時ドラマや漫画にもなっていたようで、知っている方も多いかもしれません。
声を大にして言わせてもらいたいのは、このエッセイめちゃめちゃ面白い!!ということ。先崎さんのストーリーテラー力が高すぎます。こんなに続きが気になってあっという間に読んだエッセイははじめてかも。私は専門家じゃないから医学的に正しいことは書けないけど、うつは1種類だけじゃない。先崎さんは精神科病棟に入院され、定型うつなのかなあと思いながら読みました。休職やうつとは関係ない人でも、読物として面白く読めると思います。もちろんメンタルダウンしてる方には、少しでも回復のヒントが得られるのではないでしょうか。

今回は3冊ご紹介しました。
他にも休職中の方にオススメの本があるので、定期的に紹介できれば嬉しいです🌼

ここまでお付き合いいただきありがとうございました🤗

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