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RAFTができるまで。vol.15



~hama編
そして、社会からの逸脱。。。

とまぁ、そんな感じで人の優しさにどっぷり浸かりながら、ゆるゆると生き延びて。。。

ずーーーーーーーーーーっとこのメンバーで働きたいな、働けけたらいいなと思っていた。
でもま、そうはいかない。

会社勤めなんてきっとそういうもの。

まさかの人が辞めたり異動になったり、加入されたり。。。
それなりにダメージをくらう。

オープニングで一緒だった仲良くしてくれてたアルバイトの人たちがどんどん辞めていく感じとか。

それもめちゃくちゃ考えさせられた。人の流出が止まらない感じ。。。

自分がバイトの時は考えもしなかったこと。

何をどうしたら楽しく快適に働いてくれるんだろう🤔🤔
これでも結構真剣に考えていた。

依存度の高さと、みんなの温かさによって、一生ここで働けると思っていた。

そして、こんなんで大丈夫なのか🤔🤔🤔とも。

リゾートホテルでの2回目の夏を乗り越えた頃にはレストランだけでなく、各セクションのスタッフが総入れ替え?!と思うほどに変わっていた。

あの人辞めるってよー。とか、あの人はあそこのホテルに転職したってよー。その人はあのホテルから来たらしいよー。とか。人の流れは止まらない。
たぶんホテル業界とはそんなものなのだろう。

オープニングで、新人さん多めのホテルだったから色々経験した人が加入してくるのは刺激もあったし、頭でっかちだな💥と思うこともあった笑

それほどに、座学ではじまる1から作り上げていたホテルだったんだと思う。
だからこそペーペーの社員でも色んなことをさせて貰えてた。

大きいホテルから転職してきた人には荒削りすぎて腹が立つことも多かっただろうなー笑

振り返るとイライラされてただろうなと思うことは多い。笑

だけど、その点、他じゃ通用しないってことだなってのを突き付けられていることもわかっていた。

「甘え」も少なからずあった。

居心地はよかったし「はまちゃーん」って頼られることも増えていたし「はまさん、はまさん」と色々聞いてきてくれる後輩も少しずつ…。

こんなんで大丈夫なのか🤔🤔🤔

資格を取ってみたら??とずっと言われていた。それこそお客さんとの会話のためにもなるし自分のためにもなる。

基本がナマケモノだから、そこには靡かなかった笑
机に向かうよりはバタバタしている方が働いている感あったし笑

あのとき、言うことを聞いて資格のお勉強に取り組んでいたらどんな人生だったんだろうなー。
少なからず迷いはなくなっていたと思う。笑

それでも、「こんなんで大丈夫なのか🤔」と「強くなりたい」がおさまらなくて、

「このままだと一生ここで働けてしまいそうだから辞めます。」

と、あっさりと退職の決断をする。

辞めると決まると、思い出すのはお客さんのこと。

妊婦さんだった方が翌年、赤ちゃん連れてきたり、年一の女子旅は毎回沖縄だ!という関西のイケイケのお姉様方。2人は年一だけど、それぞれ家族とか彼氏さんとか連れてきてくれてて年に何度もお会いして、お土産を頂く。。。笑

「はまもとさんってどこの人?」と、なぜかお父さんのことを知っていた地元のお客さんとか…。

リゾットが美味しかったから作り方教えて欲しいと言われ、キッチンの人にレシピ貰って書いてチェックアウトの朝に渡してくださいと仕事終わりにフロントのイケメンチーフに預ける。

そしてイケメンチーフのポイントもしっかりGET✊✊笑

辞めたあと1年くらいはありがたいことに「はまもとさんはいないの?」って言ってきたお客さんきたよーとか連絡もらっていた。

お客さんってすごい。
元気ばっかり与えてくれる。

そんなことばっかり思いながら働いてたのにあっさりやめる。

疲れてはなかったけど、たぶん周りは疲れたからやめたと思っていた。

「暫くはゆっくりするのー?」とよく言われていた笑

今だから言えるけど、当時はレストランでの激務の中、朝は古巣のガストでアルバイトをしていた。

1度ばれてマネージャーに呼び出され退職に追い込まれかけたけど…笑

家にいる時間は寝てるだけの生活だったこともあり、親も「とりあえず休憩したら?」感があったので、甘えることにした。

何をすれば強くなれるのかを考えるために。

30歳を前に(ちっぽけな😂)キャリアを捨てて、アメリカへ飛び立つ✈️✈️

アメリカ、ノースカロライナ州、おばさんち。

社会からの逸脱。
おまえもか💥笑


次回に続く。。。

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