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お金と健康について学ぶ.17

堀江貴文『スマホ人生戦略』読んでみた😁🎶

はじめに
1.スマホで人生を開放せよ
2.貯金はするな。スマホで稼げ!
3.人間関係はスマホで最適化できる
4.スマホで『自分だけの知識』を手に入れる
5.スマホで自分ブランドを上げる方法
6.スマホで未来を切り開け

はじめに

スマホはこれから、驚くべきスピードで進化していく。不確定な未来を切り開く『武器』になる。
スマホから何を見て、それをどうつなげ、思考し、形にしていくのか。
どこにでもある表面的な知識ではなく、物事の本質を求めている人に向けて、これから僕なりの論を説いていきたい。
インターネットについての本質を押さえないままスマホを触っていても、ふわふわした使い方しかできない。楽な儲け方とか、情報商材の売り方とか、変なアダルトサイトとか、間違った誘惑に振り回される。解法をしらずに、数学の方程式をとこうとしているようなものだ、これから、スマホが提示している本質的な未来とは何か、そして、未来のあなたの人生を豊かにしていく実践法を説いていこう。
13年ほど前、僕が初めてスマホを購入してスイッチをいれて起動させたときから、すでに現代社会のテクノロジーの状況は見えていた。そして次の景色も、『いつ』になるかはわからないけど、すでに見えている。その景色を、本書であなたと共有していきたい。

1,スマホで人生を開放せよ

テクノロジーの進化により、これから我々の社会は今までの経験も常識も通用しない、未知の領域に突入していく。あなたがそこで生き残るためのお金儲け、そして人生を好転させていくチャンスはこの『基本ルール』上にあるのだ。

インターネットが数十年の短期間でなぜ世界中に普及したのか、あなたは答えられるだろうか。
一言で言えば、『究極のバザール空間』を実現したからだ。

インドや中東を旅したことがあるは人はピンとくると思うが、どこの街でもその中心に、無数の小さな出店が寄り集まった市場がある。これがバザールだ。まるで、市場のように、多種多様の情報がところ狭しと並べられた活気あふれるネット空間。これをバザールに例えたのが、この言葉の由来だ。
インターネット上ではバザールのように、無償で利用できるソフトウェアが無数にアップされている。
公開されているソースコードは、誰でもそのまま使ってよいし、より使いやすくカスタマイズもできる。こうして世界中の開発者が情報を共有しあい、一致協力してソフトウェアを開発した。自分だけで儲けようとは考えず、互いが連携して技術を発展させたおかげで、インターネットは爆発的に進化したのである。
●スマホはオープンソースによって絶えず爆発的な成長を続けている
●スマホで世界のは人々と情報共有しておけば、無駄な技術開発を引き起こすことはない。
●既存のシステムにも、既得権益にも邪魔されずに、あなたはスマホで、新しいビジネスアイデアを自由に試すことができる。

損得じゃない。情報は『感情』で選べ!

どんな価値観で情報をゲットするか

第一に、『僕自身が楽しい、ワクワクするような情報』を積極的に取りにいっている。

意外と多くの人が『役に立ちそう』『知らないと馬鹿にされそう』
など、損得で情報収集してる。そんな価値観で手に入れた情報は、所詮誰もが知っている二束三文の情報ばかりだ。真の価値を生む情報とは、あなたの感情のフィルターに引っかかった情報のことだ。他人の思いつかない独自のアイデアとズバ抜けた行動力は、理性ではなく感情からしか生まれない。

第二に、僕がフォローしているは人や情報ソースは、普通の人が何気なく読んでいるものより、『情報の精度と信用度が高い』と感じられるものをえらんでいる。いくらでもある情報の、どの扉をあけるか、情報元のセレクトの仕方と、その情報の解釈の仕方が他の人とほんの少し違う。
信用している筋が発信する情報を、集約して学ぶ。これは『ソーシャルフィルタリング』と呼ばれている作業だ。ひたすら、自分の感情が揺さぶられる、良質な情報を浴び続けよう。

スマホはあなたを進化させる身体拡張のツールだ。

スマホはただの検索マシンではない、ゲーム機でもないし、カメラでも、音楽ポータブル再生機でもない。
大量の情報処理能力を備え、『人間』というスペックではできなかったことをできるようにする。つまり、後天的に得た体の一部という考え方で取り扱うことが、スマホの本来の用途なのだ。

ただし、身体拡張のツールとしてはまだ不完全で、発展させる余地がある。

ウェアラブルで進化していく次のスマホ

2019年9月AmazonがAlexaを搭載したスマートグラス『Echoframes』を発表した。Alexaをハンズフリーで使えるメガネ型のデバイスだ。
デバイスがどのように人間の行動に影響を与えるのかを予測するために収集された大量のデータと、そこで得ることができたビッグデータはAI研究にいかされるだろう。
スマホから始まった身体拡張は、確実に進化を始めている。あくまで予測に過ぎないが、これからのスマホは人間が手に持つデバイスではなく、人の姿をしたアンドロイドとか、パートナー型の形状へと変わるのではないかと僕は考えている。

スマホを駆使して失った一秒を取り戻せ

時間効率を高めるには、スキマ時間を最適化する意識が大事だ。スマホはそのために欠かせないツールである。メールなどのテキスト作成はスマホで、それもフリック入力で行う。スマホでは通話をせず、連絡作業はメッセンジャーソフトに一本化。読みたい本は電子書籍で、キモだけ読む。会議は遠隔で参加。
こうして、スマホを賢く使い切ることで、時間を効率化できる。
すべての人間において、時間は平等に与えられている。けれどスマホを使ってスキマ時間を蓄積すれば、あなたの人生で浪費された『失った一秒』に相当する時間を取り戻すこともできる。要はやり方次第だ。

2,貯金はするな。スマホで稼げ!

最新のスマホを買えない人は、いい仕事ができない。スマホは一年を通じて、仕事でもプライベートでも、毎日必ず使用する大切なツールだ、これを、ちょっとばかり安価だからと、古いモデルを買って済ませようという発想が僕にはわからない。性能のいいツールを使わなければ、最高の仕事はできないし、最高の情報も得られない。
あなたは未だにアイフォン5を使っているような投資トレーダーやコンサルのアドバイスを信用するだろうか?経費をケチって最新の工法を導入せず、資材を1円でも安く済ませようとする大工の建てた家に住みたいだろうか?そういう話だ。スマホで最新モデルを買えるくらいのお金を稼ぐ努力はするべきだ。欲しいものは欲しいときに買ってしまおう。ツールによる優れた情報、体験を得るチャンスを逃してはいけない。

お金を貯めるより、お金を使って得た経験を重視しろ

スマホやお金を使い、時間を効率化してQOLを高めていく。それはけして難しいことではないし、常識を逸脱した価値観でもない。効率化から目をそらし時間を無駄に過ごし、貯金ばかりにこだわっている毎日では、目の前の漠然とした不安はなくならないだろう。
時間が足りず、お金もなく、自由もない、そんな日々から、自己肯定感が生まれてくるはずがない。
僕は大学に入った頃から、貯金は一切していない。懸命に働いて、お金を使って得た経験は、社会に出てものすごく役に立った。経験が増えて話題が豊富になったし、たくさんの人と知り合ったことで、コミュニケーションのレベルが上がり、セレブと呼ばれる人たちともたくさん知り合えた。すべての経験は貯金ばかりしていたら得られなかった、僕の大切な財産だ。

ハマっている遊びはスマホでかねにしろ!
 
遊びを仕事につなげるためには、豊富な知識とアイデアが必要になる。それを得るには、情報のシャワーを浴びるべきだ、

だが最も大事なのは、遊びにハマることだ。
好きなことを好きなだけやって、他のことは何も考えずに遊びきれた人が、どの分野でも成功してお金を得ている。リミッターが外れるまでハマった人は、遊びの限界を突破した向こうに、新しい景色があることを経験するのだ。YouTubeにハマった人が、巨額の広告収入を手に入れている。片付けにハマった人が、独自のメソッドを発信して世界でビジネスを展開している。自分にリミッターを付けてはだめだ。スマホから見える、未来の景色を増やしていこう。自分が変わり続けるために、好きなことを全力でやりつくそう。

いま金は余っている。スマホで発信するやつがすべてを独占できる

現在の日本は、かつてないほどに、金余りの国になっている。マイナス金利であることに加え、政策でお金の供給量を増やしたために、銀行にも市場にもお金は有り余っている。余ったお金は投資して社会に分配されることが理想ではあるけれど、魅力的な投資先がないために、お金は動かずに眠ったままになっている。さらに、日本人の貯金信仰の根強さも相まって、余計に流通せず滞っている。
日本の率直な現実として、いまお金持ちたちは、お金を使いたいのに使う先がなくて困っている。だからチャンスなのだ。彼らの琴線に触れる優れたアイデアや投資プランさえ提案できれば、すぐにお金が投じられる。どこに手続きに行く必要などない。スマホを使ってアピールすればいいだけだ。そうして一度、あなたがお金の流入を実感できたなら、あなたの人生はかわる。
時間の安い切り売りも、貯金もやめてしまおう。自分で動き出して穴を開けたものだけが、余った金を総取りできる。そして、お金の悩みから開放される。本当だ。そのためのツールとして、スマホは優れた味方になる。時間を効率化して、優れた情報を得ながら、魅力的なプランやアイデアを発信していけばいい。

掛合わせの発想がないやつに、スマホで金は稼げない

最初の起業から、うまく大成功したと思われているようだが、そんなことは全然ない。血を吐くほどに愚直なビジネスの基礎づくり、神経がすり切れるような交渉、そしてお金の攻防を僕は昼夜を問わず続けていた。僕が他の起業家よりも、上手に儲けを生み出し、刺激的なビジネスをやり続けられるのは、かけ合わせの発想を持っているからだろう。

ビジネスで稼ぐためには、『既存の価値×手持ちの価値』の掛け算をしよう。そうすることで革新的なアイデアが生み出せる。スマホで漠然と情報を眺めているだけでは、時間の無駄だ。既存の価値を備蓄しながら、自分オリジナルの価値を掛け合わせる実験思考を続けていこう。特別な努力などはいらない。スマホを使って自分の趣味にハマり、既存の価値と掛け合わせるだけでできることだ。

3,人間関係はスマホで最適化できる 

心とか礼儀とかをコミュニケーションに持ち出さない。短いメッセージを、スピーディーにテンポよく回していくのが、質のいいコミュニケーションの本質だとおもう。短いメッセージは、コメントを短くまとめることで目的をわかりやすくして、双方の時間を増やしていくための工夫だ。この効率的な言葉のキャッチボールに、心とか礼儀とかを持ち出して、テンポを乱す手合いと付き合ってはだめだ。
時間のコスパ感覚の薄い人と付き合い続けても、何もいいことはない。心の交流は、本当に付き合いたい人とだけすればいい。多少相手の失礼になっても構うことはない。他人に無駄な時間を渡すことは、自分の人生に対して、大きな失礼となる。自分への礼儀を欠くような人間になってはいけない。

スマホで仕事も手柄もすべてシェアせよ。

ひとりでもさばききれないものがあるなら同僚に助けを求めるべきだ、できないことはできないと、はっきり言って周囲の助けを借りる。それが可能だから、組織という存在には意味があるのではないか。どうしてもひとりでさばかなくてはいけない状況なら、スマホを使ってクラウドワークスなどのウェブサービスを利用すればいい。スマホの検索でその評価を吟味して、気軽にアウトソーシングしていこう。
ビジネスパーソンが仕事でもっとも価値を感じる報酬とは、昇給やボーナスではなく、目に見えない『手柄』だ。まわりから羨ましがられ、長期に渡って自慢できるような手柄は、さらにその価値が上がる。だから、助けましょうか?と言われても、いや、一人でやりきります!と断ったりする。結局は、責任感ではなく手柄を独り占めしたいというわがままなのだ。手柄を追い求めて頑張ることは別に否定しない。でも、そのせいで仕事の質を落としたり、心を病んでしまうのは明らかに間違っている。
お金と同様、手柄も手放してしまったほうが人生はうまく行く。むしろ手柄をまわりの人と分け合ったほうが、感謝されて、優秀な人達も集まってくる。スマホで仕事を分け合い、手柄もみんなと分け合おう。

汚い服を着た人は、成功できない

学生時代、僕はファッションに無頓着だった。

人は見た目で判断される。これは揺るぎない現実だ。汚い服を着ている人はモテないし、チャンスを逃しやすい。大変なデメリットだ。
お金をかけなくても、こざっぱりとした、清潔感のある服を揃えることは誰でもできる。モデルのような服装を目指す必要はない。最新のトレンドや着こなしも、ファッションハイヤーのMBさんのメルマガを読んだり、同年代のファッショニスタのInstagramを見たりと、参考になる例はスマホでチェックできる。新しい服を選んでいると、世間のトレンドにキャッチアップできる。今何が流行しているのか。こうした社会の空気に鈍感な人に、ビジネスのチャンスが巡ってくるはずがない。

モテる人間になれ、いつまでもトキメキを手放すな

『結婚しても恋愛してほしい』と、僕は前から述べている。この意見に関しては、今のところ炎上していない。つまり、結構みんなも家庭を持ちながら恋愛している、ということなのだろう。
好きなところと嫌いなところを持ち合わせた、いろんなパターンの人と知り合って、たくさん恋愛を重ねるのが、楽しい人生の最適化の一つではないかと僕は思う。結婚しても恋愛市場から降りてはいけない!配偶者が一番でもいいが、好きな人のバリエーションだけは増やしていこう。結婚して恋愛市場から降りた人に、いい仕事ができるとは思えない。恋愛は、もう終わり。そういう人はだいたい思考停止に陥って人間的魅力もさがる。
モテなくたって別に困らない、という人もいるだろう。だが、モテを放棄することで、身なりを気遣ったり、相手の気持ちを探ったりという思考の機会をいくつか失うことになる。どんな場面でも思考の機会を放棄してはいけない。

『直接会って話せば信用できる』こんな常識に騙されるな

SNSでは真意が伝わらないと決めつけて、話せば万事、心が通じ合う、みたいなことを思い込んでる。会えば相手のことが全部わかるなど、人間の複雑な側面を軽く見すぎだろう。
直接あってもウソしか言わない人はたくさんいる。スマホで済むような話を、わざわざあって処理させる人間を信用してはいけない。相手の時間を余計に奪うことは、嘘つきよりも質がわるい。

堀江さんに会いたいと言うは人は、たくさんいる。生で会うホリエモンからネットにアップされない特別な面白い話を、教えて貰えると考えているかもしれないが、生で会わないと得られない面白い話なんて持っているはずがない。面白い話と言うのは、一緒に作り出すものだ。対等に話し合える関係性でなければ、会う意味はない。影響力のある人と出会い、そこで化学反応を起こすためには、努力を重ねて、相手にメリットを与えられる確かな実力をつけるしかないのだ。

4,スマホで自分だけの知識を手に入れる

『要約』した情報を片っ端からとっていけ!


いい仕事をするには時間をかけなさい、という教えも間違いではないけれど、根拠のない教訓に振り回され、人生の貴重な時間をすり減らしてはだめだ!
かつては、受験勉強をするのも、ガッツリ時間がかかった。でも今は、そんなに時間はかからない。スマホを使えば、もっと効率よく短時間で、ポイントが要約された圧縮情報をとっていけるのだ。
例えば、読書だったら『flier』など書籍の要約サイトを使って内容を掴むことができる。ニュースであれば、記事の冒頭で内容を3つのポイントにまとめてあるライブドアニュースなどを読んでいればいい。『急がば回れ』は間違いだ。正しくは『考えながら急いで回れ』だ。ツールを駆使して、すべての時間コストを圧縮する。その意識忘れないでほしい。
情報伝達手段として考えたとき、音声メディアは時間あたりの情報密度が薄すぎる。楽しむためならいいけれど、効率的な情報収集の賢い手段とは言えないと思う。もっとも単位時間あたりの情報密度が濃いのは漫画だ。物語、ビジュアル、世界観、セリフ、たくさんの要素が紙面の1ページごとに圧縮されている。ネットを介した娯楽ソフトの中で、情報の凝縮度は漫画がダントツのナンバーワンだ。
『マンガばかり読んでいたらバカになる』などと言われたのは大昔だ。いま高名な学者や知識人の殆どは、若い頃にマンガの影響を受けている。賢くなるためにマンガを活用する考え方は、もっと支持されるべきだ。

3つの設定で英語を学べ

日本語葉マイナー言語だ。政治、経済、学問、取引情報、そのいづれにおいても、重要な一次情報は、まず英語で世界中に流れ出す。日本語に訳す作業は、かなり後回しにされてしまう。先進国の中で最後尾とまでは言わないが、アジアでもおそらく、中国語、韓国語のあとだろう。遠くないうちにタイ語、インドネシア語にも順番を抜かれると思う。
日本語の優先順位は世界の中で高くない。このシビアな現実をしっておこう。

スマホで英語が上達する3つの設定

1つ目はスマホを英語モードに設定。いつも見ているニュースやSNSを英語バージョンに切り替えてみよう。最初は読めなくてもいい。写真などから大意を推測するだけでも訓練になる。
2つ目は英語に自然に触れられる機会を設定だ。
自分の好きなスポーツや映画などを英語で視聴することを習慣化する。
3つ目は、好みのテーマのTED動画を英語の設定でみる。TEDとは世界のインフルエンサーご舞台にたって自分がハマっていることを自分の言葉でプレゼンするイベントだ、聞き取れないところは、スロー再生やリピート機能を使って何度も見てみよう。繰り返していくうちに、耳で聞き取れるようになる瞬間がきっとくる。そのときは感動ものだ。

この3つの設定を一日30分実践するだけでも、素晴らしい成果が出る。元Google日本法人名誉会長の村上憲郎さんは、本気で英語を学び始めたのは31歳からだ。一日3時間を3年間、みっちり独学し続けたという。村上さんほどのグローバルな人材でも、そのぐらい努力して、英語を身につけたのだ。『あたまの悪い自分には無理・・』と諦めるのは愚かしい。

『できっこない』はインプット不足

『できっこない』側の意見で多いのは、お金がないからというものだ。やりたいことをやるとき、本当にお金は必要事項だろうか?もちろんあるにこしたことはないが、なくても十分にやれる。例えば、マンガ家になりたいなら、まずペンタブレットと『クリップスタジオペイント』など専門のソフトを揃えてみよう。総額で10万もかからない。とにかく描き出す事が先決だ。なんでもいいから作品を描き、投稿サイトやpixiv やSNSで作品を発信しよう。
それでも頑なに『てきっこない』と考えているとしたら、それは単に情報のインブットが足りないのだ。何も知らないから、やり方もわからないし、やりたいことを行動に結びつける事ができないだけだ。さあ、それがわかったらスマホで情報収集だ。

5.スマホで自分ブランドを上げる方法

自分だけの価値を作れなければ、『個』の時代は生き残れない

テクノロジーの進化は、人々から仕事を奪い始めている。会社に勤めてものを作り、それを売ってお金を稼いで、そこから賃金をもらう。こうした20世紀型の雇用形態は、遠くないうちに崩壊するかもしれない。雇用の大崩壊というより、雇用の概念すら消えてなくなるだろう。人々は自分で仕事を作り出し、自ら稼ぐことが主流になるのだ。これからは遊ぶだけで仕事になる!ウソではない。これから売るものは『モノ』ではなく『個人の価値』になる。個人の価値はひたすらに遊ぶことによって生まれてくるものだ。スマホを使って、好きな遊びを見つけ、その遊びをたのしんでいる『個』をSNSなどで発信していこう。
今誰もが自分という『個』の価値を上げる意識を持つべきだ。『個』の時代に自分の価値を創出できない人は、生き抜いていくのは難しい。だが、その壁を超えるのはかんたんなことだ。スマホで遊べ。それだけでいいのだ。

困ったらスマホで助けを呼べ。弱みを躊躇なくさらけ出せる人は、誰からも愛される

事業を進めるとき、僕は人を集めることに努力する。うまく行く会社は経営陣の商才とともに、優れた人が集まって来る環境が必要不可欠だ。どんなに勝ち目のあるプランを備えていても、質のいい集合知が備わっていないとビジネスは成功しない。
他人に任せられる仕事は他人の手を借りまくる。

『何でもできる!』とアピールしても響かない
自分を使うだけで、人を使うのが下手な人は、いずれ自分を使い果たす。その時誰が助けてくれるだろう?能力をアピールするより、できない自分をさらけ出して『助けて』と平気で言える人の方が好感を持たれるし、助けてくれる人も集まりやすい。
一人で何でもやろうとしてはいけない。それではあなたの成長スピードが遅くなる。お金やスマホといったツールを効果的に使って、苦手なことや手間のかかることは優秀な人に助けてもらおう。そこからあなたの成長は加速する。
『助けてください!』という発信によって、自分のブランドを強化できる時代が、今なのだ。

6.スマホで未来を切り開け

『堀江さんはどうして未来のことがわかるのですか?』と、たびたび聞かれる。
みんな、微妙に勘違いしている。僕が述べている未来はすべて『相対的未来』だ。『絶対的未来』とはかなり違う。
相対的未来とは、既存の情報をもとに仮説を立てて予測することができる未来だ。一方の絶対的未来は、思考のベースとなる情報が確定しない未来だ。例えばこういうことだ、『明日のドルと円のレートは?』と聞かれても、仮説を立てる根拠かはっきりと固定できない。だから、『それは絶対的未来なので、わかりません』としか答えられない。その点、相対的未来は、思考のベースとなる情報があれば予測できる。『コンビニはどのような形態になりますか?』と聞かれれば、キャッシュレスと無人化が進み、惣菜や冷凍食品のレベルが上がって、格安居酒屋のシェアを奪い出すはずと、答えられる。
スマホで質のいい情報を集め、ひたすらに考えれば相対的未来は誰にでも予測することが可能だ。

未来の選択肢を失ってはならない

情報を得れば未来への不安は消える。
不安は、情報のたりなさが生み出す幻想だ。
情報とは、突き詰めれば選択肢のことだ。どの道を選ぶのがいいか、成功する筋を選ぶためには情報が必要になる。人生においては何を捨ててもいいけれど、決して捨ててはならないものが、ほんの少しある。その一つが情報だ。

長生きしたければ、薬よりもまず情報を手に入れろ。病気はスマホが予防する!

僕は予防医療に、ビジネスとしても興味を持っている。現在世界の先進医療は治療技術の研究から予防医療の普及へと、フェーズが移りつつあるのだ。
完璧な予防は無理かもしれないが、病気の予防に必要な情報を、スマホを使って集めていけばいい。
できるだけ厚生労働省の発表した情報にあたってほしい。医療に関しては、国の発表する情報以上に信憑性の高いものはないだろう。本物の医師にも誤った知識を持った人間がかなりいて、バカげた予防医療を吹聴している輩も少なくない。
病気の予防はスマホでいくらでも調べることはできるし、さまざまなアプリもアップされている。忙しいから、を言い訳にしないでほしい。超過密スケジュールの僕でさえ歯科検診は欠かさないし、年一回の人間ドックを心がけている。人生の時間を1分でも増やすために、病気の予防に時間をかけよう。

発信と行動が、新しい知の『扉』を開ける

本書の最後に、スマホを使ってインターネットの情報の『扉』を開ける有効な方法を教えておこう。
それは、アウトプットを重ねることだ。情報のシャワーを浴び続ける。絶え間なく情報をインプットしていく。これが重要なことであると述べてきたが、実際には、情報を脳に溜め込んでいるばかりでは意味がない。情報のアウトプット、つまり自分の意見の発信とセットにしていこう。
アウトプットの際には、言葉の無駄を省く意識を持とう。意見は、短く、簡潔にまとめて書く訓練をしよう。できれば1行、多くて数行にまとめられるまで、意見は絞りきってほしい。
もしも、何をアウトプットしたらいいかわからない、という人がいたら、それはインプットが足りないのだ。十分にできていれば、、人に問いかけたい意見や言葉は、自分の中から自然に溢れ出すはずだ。

動き出さなければ、社会の中で『自分』という情報をアップデートすることはできない。能力や技術で、優れた人を超えることは難しいかもしれない。だが、動き出すスピードと行動力なら、勝てるチャンスはある。今すぐ、スマホで動き出せ!今すぐだ。

読んでの感想😁

ホリエモンのスマホは特別な情報を得るための、何かがあるのだろうと思っていたけれど、違った!同じものでも、使う工夫と考えを巡らせるだけでほんとに自分の体の一部!身体拡張のツールに変化させることができる!スマホを『身体拡張のツール』と考える発想は衝撃だ!
いつも、ホリエモンの言葉には惹き込まれる、魅力がある。なんでなんだろうと思っていたけど、ちょっとわかった気がする。質のいい情報から導き出される、未来予想(推測)がほんとに未来を見てきたかのようなリアルさで、わくわく感があるからだ。
スマホをメインにおいた内容だが、全般的な教養としても魅力的な一冊でした!!だいぶ省いて載せてますので、実際に読んでみるとさらなる発見があると思います✨👍

ではまた〜🙏

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