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Amazonベスト500レビュアーの社畜系サラリーマンが語る 【おすすめ】大学生の投資対効果を最大にする読書方法

大学生におすすめの読書方法とは?

学生の頃から年間100冊以上の読書を15年以上続けており、Amazonベスト500レビュアーの称号を1年足らずで獲得した活字中毒者こと社畜系サラリーマン山田が習得した、大学生におすすめの投資対効果を最大にする読書方法を紹介しています。

大学生におすすめの読書方法

本は何も意識せずにただ読むだけでも、パチンコやスマホゲームよりずっと生産的な活動になります。しかし、どうせ同じ時間を使うのなら、知識を自分のものにしたり、脳を鍛えたりといった読書から得られるメリット(リンク後で貼る)を最大限発揮させてほしいと思います。ここでは大学生が本を読む時に、読書から得られるメリットを最大限向上させるための、読書方法を2つ紹介したいと思います。

これらの読書方法は巷で溢れている読書方法に関する本を実際に私が数えきれない程試してみて、実際に最も効果的だった読書方法を紹介しています。是非大学生の皆様は、参考にしてみてください。

おすすめの読書方法1.定期的な想起練習の実施

読書を進める中で、章毎に「この章で筆者が述べたかったことは何なのか?」を自分に問いかける習慣を作りましょう。また、一冊の本を読み終わったら、本で筆者が伝えたかったことを頭の中でまとめてみましょう。まとめた内容を人に話してみたり、Twitter等のSNSに本の要約をアップするのも良いと思います。私は最近はAmazonレビューを活用しています。

この「自分への問いかけ」の事を「想起練習」というのですが、勉強の効果を上げるためのテクニックとして、 近年注目されています。頭の良い人は自然に行っていることなのかも知れませんが、本を読んで学んだ内容を脳に定着させるのに非常に効果的な読書方法なので、是非試してみてください。

この想起練習は自分が内容を理解できているかを試すのにも非常に有効な手法なため、是非一度、大学の専門書などで試して欲しいと思います。 多大な時間をかけて読み込んだにも関わらず、予想以上に自分が内容を理解出来ていなくてビックリするかもしれません。

脳は筋肉と同じで負荷を掛ければ掛けるほど成長します。 その手軽でかつ強烈な負荷の掛け方が、随所での「自分への問いかけ」、想起練習なのです。

ちなみに自分は子どもとご飯を食べるときは、必ずその日に学校で学んだことを聞くようにしています。また、この想起練習の習慣は家庭教師や塾講師のアルバイトでも有効なテクニックとなっています。

大学生の間に、想起練習をセットとした読書方法を是非身に付けてみてください。これが1つ目の大学生におすすめの読書方法です。

おすすめの読書方法2.体験を通じた知識の知見への転化

2つ目の大学生におすすめの読書方法は、本を読みながら「後で実行したいポイントにペタペタと透明付箋を貼っていく」というものです。

本で筆者がまとめているのは、筆者にとっての知見の結晶です。しかし、それらの内容を読書を通じて「知識として得ること」は出来ても、読書だけでは「その知識を知見に昇華させること」は出来ません。これらの知識は自分の行動を持って体験し、腹落ちすることで初めて自分の知見の一部になるからです。

大学生の間に是非体感して欲しいのですが、言葉としての知識理解と、体験しての知識理解は全くの別物です。自分の考えを伝える時、それが言葉だけなのか、体験に基づくものなのか、関連する現場をくぐり抜けてきた社会人が話を聞いたら、一瞬で見透かされてしまいます。

そしてその違いを認識せずに、無意識に「本で得た知識を自分の知見としてを伝える習慣」がついてしまうと、私生活や就職活動において「軽い」と見られてしまう可能性が激増します。社会において自分の発した言葉の重さは重要視されます。言葉の重さは最後まで仕事をやり抜く責任感と直結するからです。 

少し横道にそれましたが、本を読む際も、 「後で自分の体験に落とし込むこと」を前提としながら読むようにしましょう。これが2つ目の読書方法です。

読書方法としては、そんなに難しい方法ではありません。 読んでいて「これ面白いな」「後でやってみよう」と思える箇所を見つけたら、その部分に付箋をペタペタと貼っていくだけです。付箋はDAISOに売っているビニールの細いタイプがお勧めです。このビニールタイプの透明付箋は、本の表紙の裏側に貼っておきます。

なお、個人的には読書ノートは必要ないと思っています。自分の意見や感想は、読みながら表紙の裏に書き込んでいけば良いし、何より読後に行動して知見に落とし込むことが重要です。ノートにまとめることで知識としては整理されますが、真に役立つ「知見」にはなりません。読書ノートをまとめる時間があったら、一冊でも多くの本を読んで、一つでも多く行動することをおすすめします。

ノウハウ系のビジネス書だと、内容が具体的なため、付箋をつけやすいと思います。逆に、内容が抽象的な専門書等は、付箋をつけにくいと思います。しかし、抽象的な内容を行動という具体的なものに落とし込むことが出来たら、間違いなくその内容は理解できたということになります。

そして、付箋をつけた本で得た知識を日常生活、就職活動、趣味、アルバイト、研究活動、何でも良いので、自身の行動に落とし込んでみてください。自分で体験してみることで、初めて付箋をつけた「知識」に「自分の考え」が加わり「知見」になります。

人間の深みは言葉の重さで現れます。知識だけじゃない、重さを持った話が出来る大人を目指して、是非読書を頭の中だけで終わらすのではなく、体験を通じて自らの知見として落とし込んでほしいと思います。是非「体験に落とすこと」を前提とした、付箋を活用した読書方法を試して欲しいと思います。

大学生におすすめの読書方法 まとめ

「想起練習をセットとした読書方法」「体験に落とすことを前提とした読書方法」、以上の2つが私が長年経験した読書生活から導き出した、「読書から得られるメリット(リンク)」を最大化するための読書方法となっています。 

是非この2つの読書方法のスキルを活用して、読書から得られるメリットを最大化させる習慣を大学生のうちに身に付けて頂きたいと思います。どうせ同じお金を投資して本を読むのですから、大学生という早い時期にこれらの読書方法を身に付けることを強くおすすめします。

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