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籠・諸国漫遊記20-21(20)(2021/1/2)

 あらためまして、新年あけましておめでとうございます。御存知の通り、色々と気を使った観戦行を終えて、日常が返ってきていますが、目下心配なのは疫病をめぐる色々。

 ボッチ観戦行、しゃべるのは宿でのチェックインの確認とごはん屋さんやお店での買い物時に袋の有無確認。行き先で知り合いに会ったのは刈谷の屋外でだけでしたし、基本Twitterでキャッキャしてる人なので、音としての会話はないんですよね。

 音を録るときもマスクか室内、人が誰もいないときをって塩梅に。いくら気をつけててもなるときはなると思うんですが、とにかく自衛できる所は自衛して動いていました。

 諸々が出て、その後の動静が気になってくる状況。とにかく突然楽しい時間が目の当たりに出来なくなる、その状況だけは回避できるように祈るしかないです……。

■試合情報

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第16節
広島ドラゴンフライズ 70-72 秋田ノーザンハピネッツ
エフピコアリーナふくやま

詳細スコア

 基本は福山駅からバス。福山駅南口からしばらく真っすぐ歩き、30分ぐらいで紳士服のはるやまとか焼肉屋さんが見えたら右に曲がるとエフピコアリーナ福山に。歩けない距離ではないので、バスのダイヤ次第では歩いてしまってもいいかも。

■移動手段

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 今回は前乗りで1/1に移動。高松経由して岡山で宿泊。岡山福山間は通常の切符移動だったんですが、12月から旅をしている中、累計営業キロを出したいので乗車列車と主な駅の到着時間を記載していきます。

2021/1/1
 相模線 上り始発 578F
  (出発) - 茅ヶ崎 6:09
 東海道線 沼津行き 321M
  茅ヶ崎 6:15 - 沼津 7:27
 東海道線 ホームライナー静岡31号 静岡行き 5371M
  三島 7:30 - 静岡 8:16 ※座席指定料金 330円
 東海道線 浜松行き 737M
  静岡 8:18 - 浜松 9:33
 東海道線 特別快速 大垣行き 5117F
  浜松 9:43 - 豊橋 10:21

 前回、東海道線を西進して京都ハンナリーズの試合にお邪魔したときに続行の豊橋始発・大垣行きの新快速が大垣到着後に乗車予定の米原行きに変わる事に気づいたので、豊橋で降車。

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 おやつを購入したり、トイレに行ったりと、いい塩梅の休憩時間になりました。

 東海道線 新快速 大垣行き 5319F
  豊橋 10:32 -大垣 12:02
 東海道線 米原行き 3215F
  大垣 12:12 - 米原 12:46
 東海道線(琵琶湖線・神戸線) 新快速 姫路行き 3467M
  米原 12:50 - 姫路 15:17

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 姫路の乗り換え時間15分でまねきのえきそばを。

 山陽本線 播州赤穂行き 977M
  姫路 15:33 - 相生 15:53
 山陽本線 三原行き 1325M
  相生 15:56 - 岡山 17:02
 宇野線・本四備讃線・予讃線(瀬戸大橋線)
 マリンライナー49号 高松行き 3149M
  岡山 17:12 - 高松 18:02

 高松でうどんをと思うものの、1/1でお店が軒並みお休み。

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 打ちひしがれながら高松築港駅前の徳島ラーメン麺王で夕飯。

 宇野線・本四備讃線・予讃線(瀬戸大橋線)
 マリンライナー60号 岡山行き 3160M
  高松 19:40 - 岡山 20:35

2021/1/1 乗車キロ 844.8km
青春18きっぷの旅2020冬 累積乗車キロ 3462.8km

 翌日は泊地の岡山と福山の往復。PCのWifiが壊れるという問題があったものの、駅前のビックカメラに助けられました。

2021/1/2
 山陽本線 糸崎行き1723M
  岡山 10:31 - 福山 11:30
 山陽本線 快速サンライナー 岡山行き 3728M
  福山 19:12 - 岡山 20:02

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 行きは湘南色で車内も往年のままの115系。

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 戻りは真っ黄色に塗られたものの、車内は往年の新快速と同じ117系。一時は広島支社が国鉄型パラダイスでしたけども、新車が導入された今、最後の楽園は岡山界隈かもしれませんね。

2021/1/2 乗車キロ 844.8km
青春18きっぷの旅2020冬 累積乗車キロ 3579.4km

■man of the match(広島ドラゴンフライズ)

 広島ドラゴンフライズのmomは今シーズン、横浜ビー・コルセアーズから移籍の田渡凌選手。

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 横浜ビー・コルセアーズ時代から田渡凌選手を撮るのが好きで、広島に移籍してどんな姿を残せるのかなぁと思いながら撮ってたんですけど、オレンジのユニもまたいい塩梅に似合ってまして。

 田渡選手はスピード感をどう出したらいいかなーとか思いながら撮ってるんですけど、歩留まり悪いのを承知で絞ってSS落とす……というのをもうちょっと挑めたらいいんですけど、冒険しにくいんですよね。一発勝負だと特に。

 あと、個人的に嬉しかったのは秋田ノーザンハピネッツの細谷将司選手との並び。

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 見始めた頃に同じチームだった選手たちが別の場所でその存在感をしっかりと出しながらバチバチやっているシーンはちょっとグッと来るなと。バスケは移籍が多いと言うのにここ最近ようやく慣れてきたんですけど、旧所属チーム同士のマッチはちょっと燃えるものがあるなと。

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 試合開始前に旧交を温めているシーンとかもちょっとグッと来るんですよね。

■man of the match(秋田ノーザンハピネッツ)

 秋田ノーザンハピネッツのmonは古川孝敏選手かなと。

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 この日の試合は3Q終了時点で同点とどちらに転んでもおかしくない展開。前半は広島ドラゴンフライズさんが優位、3Qで秋田ノーザンハピネッツさんが追いかけて来て、運命の第4Qという展開。そこで広島に立ちはだかったのは古川選手でした。

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 4Q序盤の3ポイントシュート、OTO後の2ポイントシュート3本、フリースロー1本と10得点。ギリギリの試合を撮りながら、気がつけば古川選手がシュート決めている姿を見て、えっぐ……と心のなかでつぶやいていました。

■Cheer of the Match

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 広島ドラゴンフライズのチアチームはフライガールズの皆さん。

 プロ野球からスポーツ・エンターテイメントの楽しさを知った人として、広島はチア不毛の地……なんて思いがちかなと。

 このあたり、チアパフォーマーを運用できていない某チームがアレ……と書いたところでご当地にプロ野球チームは一つしかありませんけど、フライガールズの皆さんはチア不毛の地だと思っていた広島はバスケだとむちゃくちゃ熱いというのを昨年知って、スケジュールが合えばなんとか足を運びたいなと言うところ、うまい具合に試合があったと、そんな塩梅で。

 今回の試合で撮った中でのCOMはKARENさんのこの絵。

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 昔からおさないを知る人だとショーヘアのチアさんや演者さんにグッと来る習性があるのを把握されていると思うのですが、座った位置と立ち位置がちょうど合致したところに、昨シーズンより短めのヘアスタイルにされていたKARENさんがというパターンで多く撮っていた流れなんですよね。

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 絵から受ける印象はクールビューティー。実際のキャラクターは流しの人だと全くわからないんですけど、大抵いい意味で裏切られるパターンが多いんですけども、それはそれで。

■Character of the Match

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 広島ドラゴンフライズのキャラクターはモヒカンアビィさん。19-20シーズンから登場で、県の鳥アビをモチーフとした鳥さんです。

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 昨シーズンはウェルカムでお客さんのお迎えなんかもやってらっしゃいましたけど、この状況なのか福山開催で勝手が違うのか、登場はアリーナのみで出番自体も少なめ……。

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 キャラクターは見てもらって、認識してもらってなんぼだと私は思います。福袋化できる勢いでグッズはものすごく多いのになんかちょっともったいないなーって思いながら見ていました。

■フックに引っかかった演出曲

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Shot The Ghost -あっこゴリラREMIX-/TRI4TH

 各地のチームに選曲の色とか方向性というのがあって、その差を楽しんだり、あまり触れてこなかった楽曲を知るというのも現地観戦の楽しみ。

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 色々と聞く中で、自分の中の方向性と近いチームに多く足を運ぶようになったりというのが面白いんですけど、はじめの一歩だとか数回目だとかというチームだと、知る楽しみのほうが強い気がします。

 TRI4THさんたちは5人組ジャズバンド。そこにラッパーのあっこゴリラさんが参加しての楽曲。踊れるジャズにかっこいいラップが乗ってという、アリーナ演出、タイムアウトのアクトでビシッと映える楽曲だなと。

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 前半はモヒカンアビィくんとともに、後半はフライガールズさんだけで見せていったアクトなんですけど、かっこいいと可愛いが同居してて、とてもらしいなと思いながら撮っていました。

■行き来の飲食

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中華そば そのだ

 新年1月2日の開催で、まずどこが新年開いているのか、どこでご飯を食べられるのかが全く予想できず。目星をつけていたお店は新春でお休みと、泊地の岡山に戻ってから何かしら探すかなぁとあるていたところで見つけたのがこちら。

 元々は大阪でやってらしたお店らしいのですが、福山に移転されてと。中華そば、台湾料理などが一緒に楽しめるお店で居酒屋的な使い方もできると、そんな塩梅の様子。

 メニューを見ててストライクすぎるラインナップで、何を頼むかものすごく悩んだのですが、今回は中華そばと魯肉飯の定食をお願いしました。

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 尾道ラーメンはたしか初めてだったんですけど、いつも食べてるような(笑)お馴染みのものと比較すれば小盛り。そんな中で出汁がしっかり効いたスープとなにげにしっかり入っている背脂の甘み、麺の硬さに具材の味とこれはちょっといいぞと。

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 そして魯肉飯はしっかりと五香粉とか八角の効いたチャーシューの味付けにパクチーがまたもういい塩梅。麺を先に食べて、スープと一緒にご飯をというパターン、ラーメンライス全開だったんですけど、ただただ幸せでした。

■締めとして

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 まずは今年も広島ドラゴンフライズの主催ゲームを見られたのは嬉しく。直前まで色々と行程変更をかけたりしましたし、ギリギリまで不確定要素が残っていましたので、無事に開催できたことにまずは感謝したいです。

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 昨年は広島サンプラザホールでの観戦で、今年はエフピコアリーナ福山だったんですけど、給水時に一旦マスクを外して気づいたのが木の香り。

 屋根を見ると、木組みがなされていて、そこに照明が設置されている雰囲気。そのおかげで木の香りがアリーナ内に漂っているってのに気づきまして。このご時世なので一瞬だけでしたけど、その香りに気づけたのはちょっと嬉しかったです。

 アリーナでいえば、エフピコアリーナ福山は元々、福山競馬場があった場所なんだそうで。2013年3月に閉場したそうなんですけど、福山競馬場閉場の日の様子を書かれたブログを見て、背景に映る山とかたしかに当日見た山々、鞆の浦の方の風景が同じだなと。後々での気づきにはなりますけど、そういう街々の知らない歴史とか背景を知るのも行脚の楽しみだったりします。

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 試合の方はホント、最後の最後までどっちに転ぶかわからない展開で。前半の展開だと広島ドラゴンフライズさんがそのまま行くかなと思ってたんですけど、秋田ノーザンハピネッツさんがまくり始め、残り55秒で逆転。

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 2点差がある中、残り12秒でアンスポーツマンライクファウルが秋田さんにあり、フリースローが2本、その後広島ボールで……と、これは広島さんが逆転かオーバータイムかのどちらかかしらと想定してたところで、一本目のフリースローをトーマス・ケネディ選手が外し、その後もう一本は決めたものの、加点ならず。最後の望み、クロックを止めるためのファールからのフリースローを秋田さんが沈め、試合終了……。

 機材を片付けて、外に出ようとしてるあたりで広島ブースターさんが「試合は負けちゃったけど、久々にドキドキした試合を見たねー。楽しかったー」と話してるのを聞いて、しっかりとバスケが根づいてるし、今後ももっと広島のブースターさんは増えるかもなーって感じたり。

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 イケイケドンドンだから応援する、見に行くってのを否定する気はないですけど、個人的な感覚として、劣勢の時でも関係なしに会場に足を運んでいるファンはよっぽどのことがない限り離れない気がするので、とにかく楽しいを続けて見せていってほしいなと思います。

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 お客さんを……という部分では、アリーナMCの吉田峻さんの仕切りや状況説明なんかは、はじめてプロのバスケットボールの試合に触れ始めた皆さんに寄せてる部分もあるのかなと。

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 自分自身、ルールだとか色々にいまだ疎く(撮ってるだけで精一杯)、状況説明とかそのあたりをしっかりと入れてくれるMCさんにはとても好感が。赤いところとか紫のところがオフシーズンに入っている今、ちょっと行ってみようかなと足を運んだ皆さんをガッチリ掴んで離さないように流れをもっていくのは、いい塩梅じゃないかしら、なんて感じました。

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 モヒカンアビィさんは上にも書きましたけど、この状況下で動きに制約をつけているのか、グッズの充実と反して動きの印象が少なく。フライガールズの皆さんと共に魅せるセクションが昨年より減っていたのはちょっと残念かなと。

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 結局、キャラの認知度を上げるとか、ブースターさんに身近に感じてもらうとかって、出番作らないとどうしようもないよねと。このあたり、モヒカンアビィさんだけではなく、どこの子もですけど、もっともっと客前に出してほしいなと思います。

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 フライガールズの皆さんのアクトは撮ってて好きな構成のチームだなと今年も感じました。

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 オープニングやタイムアウトのときのアクトが素顔だったのもありがたいなぁとか、昨年はサードユニに合わせたブルーの衣装だったのとは違い、オレンジ色の衣装を今回を纏ってらっしゃったんですけど、これまた似合うねぇなんて思いつつ。

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 ただ一点、気になるというか、まいったなーって思ったのは選手入場ジオープニング。ド暗転の中でのアクトからのスタートで、みなさんが動いているのはわかるけど、何がどうなのか全くわからないと。

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 せめてスポットの一本か二本あったら、その光を頼りになんとかや利用はありますし、お客さんにアクトも見えると思うんですけど、ド暗転すぎるのはどうなんだろうねと思いました。

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 あ、あと 前後半のタイムアウトで使用曲と振り付けが変わらないので、流しの一発勝負だと、前半での反省を後半に活かせるので、そこはありがたいなぁと。全部撮りたい派だと、前半はモヒカンアビィさんが出るので、そちらを軸に、後半はフライガールズの皆さんを軸にってのがいいかもしれませんね。

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 試合自体の色々はこんな感じですけども……野球鳥おさない行きや予定してた呉観光とか全部組み直しまして。チケット都合などもあって、野球で広島を訪れることが厳しそうな昨今、来年こそは広島で食べたかったもの行きたかったところに行きたいなと思います。

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 Next Game
 第15節 2021/1/3
 バンビシャス奈良 - 福島ファイヤーボンズ
 ならでんアリーナ

岡山から奈良に抜けて観戦、終了後は名古屋に抜ける行程をご紹介していきます。

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