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籠・諸国漫遊記20-21(26)(2021/1/30)

 プロ野球業界、二回目のお正月であるキャンプインの2月に突入。今年は基本無観客でのキャンプなので、野良のカメラの人々の活躍はあまりなく、むしろ各チームや報道の映像班、スチル班の双肩にファンの期待がズシッとかかっているんだろうなぁと思う昨今でありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 序盤こそプロ野球の色々に飢えていた皆さんに染み渡るような状態なので、多少乱暴な書き方ですが、ある程度どんなシーンでもいいのかなと思うんですけど、このあとは需要と供給のバランスがどうなるんだろうかなぁとか、そんなことをふと思いまして。

 キャラクターやチアなど、スポーツエンターテイメントのみんなの情報とか写真の供給がないなら、自分で需要を満たすべくうごいいていた人なので、オフィシャルやオフィシャルに近いところがファンの需要をどう汲み上げて魅せてくれるのかなと、ちょっと楽しみにしています。

 ただまぁ、隙間産業的にやっていた、ウチのメイン(球団マスコットたちやチアの皆さん)はキャンプ地に行かないパターンになってきているので、しばらくはじっくりと籠球の現場に取り組んでいけそうです……とか言ってると、NPB方面で知ってる向こう側の皆さんからバスケばっかりと怒られるんですけど、それはそれで。素人でしがらみない分、好きを突き詰めていけるので仕方がないのです(笑)。

■試合情報

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 第19節(GAME1)
 サンロッカーズ渋谷 77-71 宇都宮ブレックス
 大田区総合体育館

 ※詳細スコア

■移動手段

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 この日はお昼ごはん都合でJR蒲田駅から。バーボンロード寄りのお店でしたので、横浜寄りの位置から南口改札を抜けて。東急池上線と多摩川線の頭端式ホームを横目にして外に出たんですけども、頭端式ホームって、なんかこう起点駅っぽいというか、造形とか構造とかグッと来ます。

 お昼ごはん後はてくてくと蒲田駅から徒歩で大田区総合体育館へ。時間があったので、梅屋敷商店街方面とかも散策してたんですけど、軒先でもつ焼きを豪快に作っている竹沢商店さんが気になったので、いつかお土産的に買って帰りたい、ですね。

 なお、大田区総合体育館は品川方面から来た場合、京急蒲田まで行かず、梅屋敷駅下車でもいいかも。列車の都合と時間次第で変更するのがいいのかも。

■man of the match(サンロッカーズ渋谷)

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 この日のmonはキャプテンのベンドラメ礼生選手でした。

 ポイント的にはマカドゥ選手、ジャクソン選手に次いでのチーム内3位の得点(16得点)でしたけども、パンと絵に残すとなると、一番グッときてたのはベントラメ選手。

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 この日で26試合目の20-21シーズンの観戦ですけど、撮りやすいという意味や決まりやすいという意味でPGの選手を軸にすることが多いんですけど、中でもドライブの速度が速い選手はキャッキャと撮ることが多いです。

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 monな写真にした、ドライブからのレイアップは撮りながら、心のなかでうっはーと、つぶやきながらシャッターを切っていました。

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■man of the match(宇都宮ブレックス)

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 この日の宇都宮ブレックス、monは田臥勇太選手でしょうか。

 宇都宮ブレックスの試合になかなか観戦日程がハマっていなかったというのもあるのですが、19-20シーズンの開幕戦、横浜アリーナでの川崎ブレイブサンダースと宇都宮ブレックスの試合で残せたとき以来の姿で。

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 バスケ観戦にとっぷりと浸かっていなかった頃でもその名前は聞いたことがあった田臥選手(もうひとりは五十嵐圭様)なんですけど、改めてファインダー越しに見ると、やっぱりちょっとドキドキしてしまいます。

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 試合開始前のアップからベンチでの姿を撮りつつ、久々にプレータイムやシュートシーンなどを残せたのは嬉しかったです。

■Cheer of the Match

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 締めに改めて書きますけど、初めて大田区総合体育館で行われるサンロッカーズ渋谷さん主催の試合にお邪魔したということも有り、確保の段階でベンチ側とベンチ向かいを間違えていたというそんなシチュエーションでこの節は撮っていました。

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 ベンチ側で撮っていくという限られた中で……ってやると、もうストレートに撮ってて好きなチアさんを残していこうとやっていたんですけども、この日はAIKAちゃんの絵がベストかなと。

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 正直、座席選択をいつものベンチ向かいではなく、ベンチ側にしていたというのが分かった時点でスポーツエンターテイメントのみんな、サンディーさんやサンロッカーガールズの皆さんは撮れないかなと思っていたんですけど、諦めたらそこで試合終了なんだなと改めて思いました。

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 とりあえず、瞬間瞬間を逃したくないって思いが強ければ、なんとかなるんだなぁと。いつものベンチ向かいではない視点で撮るというのも新鮮でしたしね。

■Character of the Match

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 毎度おなじみのCOMであり、この日の運営的な部分で間違いなくMVPだと思うのはサンディーさん。

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 キャラクターはブースターとチームを繋ぐ重要なファクターだと思って長い人ですが、もう一つの立ち位置として試合進行に何かしらのトラブルがあって、試合がが止まった時の時のつなぎ役というのもイレギュラーではあありますけど、彼ら彼女らの重要な役だと私は思っています。

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 試合開始前のブースターさんとのお遊びが転じて繋ぎのクラップに昇華していく姿というのはちょっと感動していましたし、サンディーさんの凄みを感じていました。

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 大役後は相当疲れてたみたいですし、モッパーさんをストーキングした挙げ句に邪魔してましたけども(笑)。

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■フックに引っかかった演出曲

 サンロッカーガールズの皆さんの楽曲も素敵なんです。素敵なんですけどもサンディーさんの選曲力の高さにやられていました。

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恵方巻きのうた/いちごくらぶ

 時期的にぴったりでベンチ側からサンディーさんのえっぐいダンスを見ていたんですけど、楽曲検索アプリで出てきた情報を見ていて、サンディーさん含めよく探してくるなと。

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 というか、いちごくらぶさんの経歴を検索してたら、ロアッソ熊本のロアッソくんに楽曲を提供している(ロアッソくんサンバ)とか、そんな情報が出てきて、スポーツエンターテイメントは繋がっているんだなと改めて思いました。

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 サンディーさんの選曲力は高いなと思いつつ、流行りにのっかるサンディーさんがこのタイミングであの曲をやらないわけがないよなぁと、翌日の選曲に思いを馳せていました。

■行き来の飲食

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ラーメン宮郎

ほぼほぼ蒲田駅界隈の二郎インスパイア店に行ってみましょうというセクションになってきていますが、今回はバーボンロードの一番奥にあるラーメン宮郎に行ってきました。

 食券を買ってから、拳を店員さんに渡すときに無料トッピングを伝える形で、ちょうどお昼時だったというのもあり、グループなお客さんがはけていった後、一気に順番がと。完成のタイミングも合って、カウンターではなくテーブル席での提供でした。

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 せっかくだからと豚をマシてみたんですけども、しっかりと肉厚なものが。ヤサイやにんにくの盛りとかもいい塩梅でしたし、カエシはそんなに強くないけれど、スープの味はしっかりしていると。

 初めてですのでノーマルな一杯をいただきましたけど、結構高頻度で限定メニューがあるとのこと。2月は二郎系台湾ラーメン……ですと……!

 2月は何回か蒲田界隈にお邪魔する予定がありますので、これはちょっとお邪魔して頂いてきたいと思います。

■締めとして

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 チアさんの項目でも書きましたけども、初めてのサンロッカーズ渋谷主催な大田区総合体育館でチケットの確保位置を見事に間違え、ベンチ側の一階アリーナが初日で。ホイホイと入場後に位置を確認すると、ここだと思ったところは、座らないでください表示……。

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 えぇ? とよく見ると、完全に逆の宇都宮ブレックス側ベンチ上という、そんな塩梅。嫌な予感がして翌日の位置も確認して、ベンチ向かいビジター側の二階角だと思っていたら完全に逆のホーム側と確保したい位置の間違いをこの節はやらかしていました。

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 ただ、ベンチ向かいを基本にしていつも同じような感じでというのではなく、ベンチ側だからこそ見える風景というのも多かったので、ストレート一本ではなく、変化球を投げていく勇気も必要だなと思いました。

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 ベンチ側だから見える風景と言えば、選手陣で言えば宇都宮ブレックスの皆さんの動きがしっかりと見えて、ベンチ側で試合をほとんど見たことがない人なので、そこはものすごく新鮮で。

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 演出関連で言えば、MCのパトリック・ユウさんの動きとかサンロッカーズ渋谷チームナビゲーターの相良伊織さんの動きだとか、喋りを入れる皆さんの動きなんかも新鮮でした。

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 パトリック・ユウさんのアナウンスはもう盤石もいいところですけど、個人的におぉ! って思ったのは、相良伊織さんがスポンサー企業様の名前の読み上げを生で行っていたシーン。ああいうスポンサー企業名の読み上げは事前収録のパッケージで流しているもんだと思っていたんですけど、現地で生ナレ対応でやってる姿を見て、これはちょっと凄いなとグッと来ていました。

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 現地でしか分からない点と言えば、この日の第2Q開始後2分ぐらい経った後、宇都宮ブレックス側のタイムクロックが表示されないというトラブルで試合が一時縦断するというハプニング中の対応でしょうか。

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 表示が付かないというところから調整が入り、両チームがタイムアウト時のようにベンチに下がって時間が経過していくという状況だったんですけど、そのときのアリーナを救ったのは紛れもなくサンディーさんだったと思います。

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 帰宅後にバスケットLIVEで状況を改めて確認すると、そのときのサンディーさんの動きはほとんど映っていなかったんですが(笑)、調整中にブースターさんたちを飽きさせないためにクラップの応酬で場を繋ぐという姿が合ったんですよね。

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 若年層はもう忘れかけているかも知れませんけど、笑っていいとものタモさんといいましょうか、ハンドクラップを大きくさせてからの三拍子区切りで遊んでいたり、場内で繋いでいる音楽に合わせてクラップを要求したりととにかく懸命に時間を繋いでいました。

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 このあたり、実は試合開始前にお客さんとのやりとり、大田区総合体育館の大きさから、ディスタンスをとったグリーティングが出来ない状況もあったので、同じような動きで遊んでいる姿が合ったんですけど、そのクラップの応酬がまさかタイムクロックトラブルのつなぎに繋がっていくとは思わず、その動きを見て、なんかこうちょっと胸が熱くなっていました。

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 アリーナMCのパトリック・ユウさんとのコンビも含め、サンディーさんとパトさんだったからホントに良かったと、そんなことを思いながらトラブルの状況と解消されていく姿を見ていました。

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 チアの演出で言えば、ベンチ側だったので、撮るのはほぼ諦めていたんですけど、サンロッカーガールズさんの動きとして、ベンチ側を向いてと言う振り付けも結構あるので実は何とかなるという事に気づけたり。

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 もちろん、撮れ高的にはベンチ向かいに敵いませんけど、ゼロではないことに気づけたのは今回の収穫。むしろ、色々なアリーナで色々な位置に座って、そこでしか見えない風景をもっと捜していきたいなと思いました。

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 試合の方はクロックトラブルがなくてももしかしたらオーバータイムもあるかも知れないという、そんな感じの競った展開。お互いのブースターさん共に声の出せない状況下でクラップを使った後押しが印象に残りました。

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 通常の状態でとなったら、サンロッカーズ渋谷ブースターさんと宇都宮ブレックスブースターさんとの間の声援の送りあいとも凄いんだろうなぁと想像しつつ、クラップだったりメガホンだったり、色々な音で後押ししている姿はちょっとグッと。

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 箱でどこにもお邪魔しているような人ではあるんですけど、ブースターさん達の思いを感じられるシーンや開場の空気感が好きなので、いつもとは違う、ある意味でガチな皆さんが多い位置から試合を見るというのもとても楽しかったです。

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 と、そんなGAME1を見て、なんとなく怪我人も多く、ここまで見て来た宇都宮ブレックスさんらしくないなーとか、逆にサンロッカーズ渋谷さんが勢いに乗ってるよなーとか、GAME2はどんな試合になるのかと思いつつ、帰りの電車にゆられておりました。

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