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籠・諸国漫遊記21-22(60)(2022/5/14)

 宿題は貯まる、更新は進まないという循環に陥っている昨今ですけども、新しい相棒の癖、ミラーレス機の癖に慣れるためには撮っていくしか無いかなって思うわけなんですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 じっくりと撮っていく中で、ああしたいこうしたい、こう粘ってほしいけどそういう動きをするんだ的なピントの動きが結構あって、これはもう自分の感覚を合わせていくしか無いのかなと……場数を踏んでいきたいよねって思い始めると、結局時間がとれていないと。

 とりあえず、週末は自主的バイウィークなので、そこで一本でも22-23シーズンに近づけていきたいな、なんて思っています。

■試合情報

 B2 Playoff semifinal Game2
 FE名古屋 79-64 熊本ヴォルターズ 
 名古屋市中村スポーツセンター
 ※詳細スコア

■man of the match(FE名古屋)

 FE名古屋のmonは笹山貴哉選手を。

 前日もいい塩梅に残せていた笹山貴哉選手なんですが、初めて見たBリーグの試合で赤いユニ(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)に身を包んで活躍していた姿を思い出しつつ、名古屋のスポーツと言うと個人的にしっくり来る青いユニフォームで戦っている姿はちょっと楽しかったんですよね。

 笹山選手を撮っていて思うんですけど、パッと見のシュッとした印象そのままで残るシーンと内に秘めているのかなって思うアツいシーンがぽんと出るシーンの2つがないまぜになっていて、その両方ともを残せるのがほんっと楽しいんです。

 あとは開始前のルーティーンとして名古屋ダイヤモンドドルフィンズ時代からあるグイッとオロナミンCが健在なのが嬉しくて……と、この日はビジター側エンドからだったので、そのシーンをビシッと。

 林瑛司選手と一緒にグイッと行ってらっしゃったんですけども、場内へのお手振りの際に野良カメラへのファンサを頂いたり(たぶん周囲の女子向けだろうねぇと推測します(笑))と、なんかもうこれはキュンとしてしまうわと撮りながら思いました。

■man of the match(熊本ヴォルターズ)

 熊本ヴォルターズのmonは磯野寛晃選手を。

 19-20シーズンに越谷アルファーズに特別指定選手として所属したのがBリーグの第一歩だった磯野選手ですけども、ちょうどお邪魔していない時期に加入して、そのまま疫病禍でシーズン終了。その後に熊本ヴォルターズに練習生として加入してからの本契約を勝ち取ってという磯野選手を初めて見たのは20-21シーズン、越谷アルファーズさんのホームゲーム(富士見開催)でした。

 その時の記憶というのは殆どなく、前日のエグい動きが印象に残って、ならばビジター側のエンドに座るGAME2はしっかりと残していきたいなというイメージでいたんですけども、イメージ通りに残せたかなと。

 21-22シーズンはエンドに座ることも比較的多かったんですけど、それでもまだサイドとエンドの頭の切り替えが甘い部分もあって、もっともっと研鑽を積んでいきたいなと思いつつ、この時点でもてる自分の精一杯を使って残していました。

 現状、籠球は西日本方面にまだまだ未踏の地が多く、九州方面は足も踏み入れていない状態な私。熊本ヴォルターズさんのホームにもガンパレード・マーチの聖地巡礼とか、熊本電鉄乗車とかそのあたりを兼ねて行きたいよなーとは構想を練っているので、いつかホームで磯野選手を残していきたいかな、なんて思います。

■Cheer of the Match

 この日のCOMはSakuraちゃんで。

 フォーメーションも結構固定されている(いた……と、22-23シーズンの観戦予定はこれからです)FEGirlsさんたちなんですけども、座った位置でビシッと残せたのがSakuraちゃんという形でした。

 Sakuraちゃんはおともだちの推しでいいシーンを色々と見せてもらっていて、座った位置とフォーメーションをオープニングの頃に確認。

 自分だったらどう残すかなーって想定しながら撮っていたんですけども、上がりの絵を見て好きな空気感で切り取れました。

 アクト中のかっこいいシーンやファンサ中のラブリーな表情など、FEGirlsの伝統じゃないですけど、らしいなってシーンが多く残せたかなって思うんすけどどちらかというとこの日はカッコいい表情のが多かったかなと。

 すべてが終わってセレモニーまでの合間に残せた凛とした表情はちょっとかっこいいなって思ったんですよね。

■行き来の飲食

 ・喫茶ボン

 前日から栄のあたりで泊まっていて、朝食なしプランだったということもあり、早めにどこかしらで食べていきたいなと夜に検索して出てきたのが名古屋市のお隣、あま市にあるこちらのお店でした。

 愛知県道79号あま愛西線沿いだったので、中村スポーツセンターまでそんなにかからず、なおかついい盛りらしいと聞いてこれは行かねばと車を走らせていました。

 注文したのは焼きそば定食の大盛り。

 珍しく動画で撮る勢いでジュージュー音を立てていた鉄板焼そばはブタとイカのミックス。そこに大盛りご飯とお味噌汁、小鉢がついてという炭水化物よくばりセットだったんですけども、ソースの加減が本当にいい塩梅で、朝から幸せでした。

 とまぁ、焼きそばをおかずにご飯を食べていたんですけども、ご飯のほうが先に尽きるとか、そんな盛りの焼きそば定食、ちょっとおすすめです。

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 (と、Twitterを見てたお友達たち(関東住みのFEGirlsファン)が翌週の平日、GAME1の日に喫茶ボンへご飯を食べに行って大満足だったそうです(笑))
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 ・喫茶マウンテン

 この日の終了後はすっかりFE名古屋の試合が楽しくなってしまった関東のお友達たち(上に書いたお友達たちですね(笑))と喫茶マウンテンへ。色々なところでネタにしてますけども、20年近く前に当時お付き合いのあった方から名古屋といえばと仕込まれて以降、ふらっとお邪魔する事が多いです。

 この日のチョイスはご飯メニューから「メキシカン丼」(800円)を。

 喫茶マウンテンはメニューが多く、たまに行く程度だと本当に目移りして(嬉しい意味で)悩んでしまうのですが、インスピレーションで選んだのはメキシカン丼。名前のから想像するに、タコライス系なのかなと想像。タコライスであれば野菜も……ということで、少しでも野菜を取ろうと。メニュー自体は想像通りのもので、トルティーヤチップスがいいアクセント、ミートとチーズがご飯がベストマッチとした。

 あと、デザートで外せないのは「ひろしのわがままホットケーキ」(500円)

 これはもうほんと毎度注文してますけど、このボリュームで500円はお値打ちすぎで。クリームも甘さ控えめで隠れている小倉との調和がいい塩梅なので、お腹に余裕があったら本当におすすめしたいです。

■締めとして

 セミファイナルも両チームの選手やブースターさんの熱量にあてられながらカメラを握ってシャッターを切っていたんですけども、ギリギリの戦いの厳しさ、楽しさを目の当たりにできたこと、データとして残せたことは本当に幸せでした。

 特にこの試合はFE名古屋さんが勝てばB1昇格、熊本ヴォルターズさんが勝てばGAME3になだれ込みという試合……。

 ライセンス的な問題がクリアになっていましたし、「セミファイナルに負けたほうがB2残留」という状況にただただドキドキしながら見守っていましたけど、流しの観戦者程度で結構ドキドキしていたので、両チームのブースターさん……いわゆる当事者になると、ちょっともう半端ない状態だったんだろうなぁというのが、現地観戦していた中で感じた一番の感想でしょうか。

 こういう空気感は配信や中継では感じられない、いわゆるライブ感なんだとは思うんですけども、一度味わうと忘れられないといいましょうか、死力を尽くした戦いを自分なりにどう切り取るのかって、野良のカメラとして挑めるのがものすごく楽しかったです。

 野良のカメラの印象というか、セミファイナルらしさなのかなって思ったのは、ビブス付きの皆さんの多さでしょうか。

 どちらかというと熊本さんの地元メディアな皆さんが多めにいらしていたのかなって印象だったんですけども、難儀したのはビブス付きのみなさんの座り方……。

 スチル班とかビデオ班でもバスケの現場慣れしているんだろうなぁってなんとなく察する皆さんはペタンと座ってらしたんですけど、そうでもないのかなと思われるビデオ班のスタッフさんが正座や膝立ちになっていて、エンド1列目に座って撮っていると、頭がフレームインしてきてしまうという困った状況になっていました。

 多少と言うか、一瞬一瞬だったらまだ良かったんですけども、ほぼ常態。あまりに酷いなぁと思って声をかけて、ぺたんと座ってもらおうと思った矢先、お隣に座っていたお客さん(野良カメラという広い意味での同志)が声をかけに行かれていて、激しくうなずいてしまいました。

 報道や中継でビブスを付けた方用のスペースというのはどこのアリーナでも確保していますし、チーム側で後ろにお客様がいるので……的に伝えてらっしゃるチーム(と言うのは、B3ベルテックス静岡さん。あれはホント素晴らしと思いますし、静岡のメディアの皆さんはほんと後ろの視界に気を使ってくれるんですよね)もあるんですけど、ビブス付きの皆さん自体が後ろにお金払って見に来ているお客さんがいるんだってのを少しでも頭に入れてくれていたら、なんて思います。

 とまぁ、色々とありましたけども、この日の勝者はファイティングイーグルス名古屋さん。

 22-23シーズンが既に始まっている状況で、先日ようやく土がついたレベルのチーム状態で突き進んでいるのを皆さんご存知だと思いますけども、悲願のB1昇格の日を目の当たりに出来たのは本当に嬉しく。

 流しの観戦者のこだわりというか、スタンスとしてどの現場にいてもフラットな気持ちで撮って見て遊んでいくというのを持ち続けてはいますけど、やっぱり多く見ているチームに栄冠がというシーンはジーンとしてしまうわけで。

 特にこの川辺ヘッドコーチと坂東アシスタントゼネラルマネジャーが抱き合って喜びを分かち合っているシーンはもうね、ちょっともらってしまったわけで……。

 あとは宮崎キャプテンと坂東アシスタントゼネラルマネジャーの抱擁とかもやっぱりくるものがあって、戦いを多く魅せていただいたチームの歓喜のシーンを見ることが出来て、撮ることが出来て幸せでした。


 B1昇格が確定、アリーナ全体が歓喜の輪に包まれたハンズアップの絵を見ていただきながらですけども、このシーンを撮りながら21-22シーズンのFEGirlsさんたちを撮ることが出来るのもあと少しなんだねっていうのを思い出していた私。

 始まりがあれば終りもあるように……というふうに感じるのはポストシーズンの常で。

 アクトのスピードやら色々やらで(勝手に思っているだけですけども(笑))挑まれ、リアクションの部分で本当に楽しませて頂いたみんなを残せるのもあと少し。

 演者も悔いのないように踊って、盛りあげて、魅せ続けているなら、野良カメラもそれに応えて残していくのが心意気かなって思うわけでして。

 私は自分の記憶と記録用、さらにここではこんなに楽しかったんすよって伝えるためのツールとしてカメラを使ってという形なんですが、そのツールを使って「楽しませてくれたみんなの今」をなんとか残して行きたかったんですよね。

 とりあえず、お隣にお座りになってらした、ビブス付きにビシっと言ってくださった野良カメラの同志の方も選手もチアもな方だったおかげもあって(カメラの放列を見てくださるという習性)、演者の皆さんのいい絵も残すことが出来たかな、なんて思います。

 この日の勝利で21-22シーズンのFE名古屋ホームゲームの観戦もB2 Championship Finalを残すのみ。私はGame2からの観戦予定だったので、最大で2、最低でも1という形。

 土曜1つで決まるか、もう1回遊べるドンで日曜日も観戦になるのか、チケットはあるけれど宿はどうしようかと翌週に(色々な)思いを馳せつつ、国道1号線のバイパスを東進していました。

 ……と、今シーズンの戦いもバスケットライブでちょいちょい見てますけども、B1相手でもしっかりと戦って、しっかりと魅せてるのはさすが。まだ今シーズンの観戦はちょっと先になりそうですけども、そのときがちょっと楽しみですね。

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 Next Game
 B2 Playoff Final Game2
 FE名古屋 vs 仙台89ERS
 名古屋市枇杷島スポーツセンター

 三週連続愛知県・二週連続名古屋市の試合は共にB1昇格を決めた2チームの戦いの2試合目を思い出しながら振り返っていきます。

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