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籠・諸国漫遊記22-23(31)(2023/1/15)

 6月もまもなく終盤。ここのところ諸々しっかりと野球方面に足を運んでいたり、新鮮な気持ちにと蹴球を見に行ったり、梅雨時で中々に厳しい屋外環境下を攻めている昨今。そこでしか見えない風景を見たり、そこでしか味わうことのできない体験をしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今季はマリンにちゃんと行くぞという気持ちでいるので、ちゃんと枠を設定しつつ、推し(球団マスコットのリーンちゃん)の姿を残しつつ……と、まだまだ足りないと思われているような気がしますので、そこは頑張っていきたいなと。

 あとは初めましての出会いが横浜市港北区は日産スタジアムで。

 横浜F・マリノスのマリノス君、マリノスケくん、マリンちゃんにI LOVE YOKOHAMAマッチデーで横浜DeNAベイスターズのスターマンさん、キララさん、横浜ビー・コルセアーズのコルスくんたちとの交流があり、初めてお会いしてきたんですけども、さんにんがさんにんともキャラが立っていて、なおかつスタジアム内外の出番が多いというのはただただすごいなと。

 中でもキララさんと女子会状態でキャッキャされていたマリンちゃんは噂にこそ聞いていましたけども、リアルはちょっとこう魅せ方その他がほんとにすごくて……って、いちご好きな鴎の女の子はなんか知ってる感あふれる感じで、背筋が凍りながら遊ばせていただいていました。

 まぁ、お前は(嗜好の方やマリノスじゃなく)Mだってマリンちゃんには速攻でバレたり、推しにはサッカーなんだろという圧を頂いたりという色々が有りまして、日々が本当に楽しいです。

■試合情報

 第14節 GAME2
 東京ユナイテッドBB 82-67 金沢武士団
 有明アリーナ(メイン)
 ※詳細スコア

■移動手段

 行きは毎度おなじみの行程を。相鉄から京浜東北線、大井町から臨海副都心線に乗って国際展示場駅から下車。徒歩で有明アリーナへという何回か試して一番安定するパターンを採っていました。

 帰りは大箱のメイン開催ということも有り、周辺がかなりの混雑。ならばということで、ざっくりとグーグルマップを見ながら歩いてみようと晴海通りを新橋方面に。

 勝鬨橋を渡りつつ、歌舞伎座前あたりを通過して……と、もうちょっとズンズン行く予定が、雨がぱらついてきたということもあって新橋駅を目標にお散歩的に移動していました。

 機材背負って歩くと……結構いい運動になるので、たまには運動をってのもいいのかもしれません。

■man of the match(東京ユナイテッドBB)

 TUBCのCOMは川島蓮選手。

 スキンヘッドが印象深い川島選手ですけども、Bリーグの世界には今シーズンから。大学時代はさいたまブロンコスの川邊亮平選手と同じ釜の飯をくらい、当時はプロ志向なく教員にという記事が残っていますが、トライアウトを経て新規チームのTUBCにという。

 そんな川島選手ですけども、第一印象から今まで変わらないのはアップの時の全力投球っぷりでしょうか。

 ヘッドトレーナーの田村トレーナー号令下でアップを行うというシーンがありますけども、そこでの勢いが半端なくて、その印象がものすごく残っていてってところからのプレーをというパターン。

 フックに引っかかってからプレーを見て、ここぞってところでシュートを沈めていくって姿にぐっと来ていたんですけども、アップの時のゆかいなところとプレータイムのビシッとしたところのギャップはちょっと楽しいので注目してほしいなと思いました。

■man of the match(金沢武士団)

 金沢武士団のmonは山本郁也選手を。

 小柄なポイントガードという私がグッと来るタイプの山本選手なんですけども、パッと見は結構若い選手なのかなとか思っていたら、実は中堅どころで。

 21-22シーズンは佐賀で、22-23シーズンは兼任コーチで金沢にいらっしゃってという山本選手ですが、兼任コーチというのは12月の金沢遠征時にベンチワークを見ていて、現地で確認。この日にようやくプレーシーンを残すことが出来ました。

 攻守の起点としての動きとか、どう残そうかってのを考えながらやってましたけども、一番ぐっと来たというか、笑ってしまったのはアップ時の姿。

 ファインダー越しに目があって、お互い笑ってしまうというシーンを残していたんですが、こういう絵が残ると印象深くなりますよね。

■Cheer of the Match

 この日は大箱仕様ということで、チアのみなさんが登場していました。

 今回はZgirlsや金沢武士団チアリーダーズのプロデュースやディレクションでおなじみ、Fukaさんところの株式会社GRIDが一枚噛んで……ということで、歴戦の勇者が集まっていらっしゃったようですけども、そんな中でハッとしたチアさん、LinaさんをCOMで。

 Linaさんを撮った最初は東急東横線とか南武線、横須賀線等々の駅、武蔵小杉駅からほど近いアリーナで頑張ってらした頃。シュッとした印象と短めのヘアスタイルが記憶に残っていたなぁという、そんな塩梅だったんですけども、巡り巡って有明でというそんな流れ。

 籠球方面のチアさんは比較的長く現役を続けられる印象が強いんですけども、久しぶりにLinaさんを撮れたのはただただ嬉しかったです。

■Character of the Match

 ユナイトくんは大箱でもというか、大箱だからこそ大きな耳と目端の利く動きでお客さんを引き付けてました。

 試合に集中している人だけじゃない状態になってくるのは大きな箱だからこそかなと思うんですけども、お子さんとかを中心にになるかなとは思うんですけど、何かしら目立つ動きやつなぐ動きってのを魅せていて、このあたりは出来る子だなぁという感想。

 そんなユナイトくんですけども、個人的にグッと来るのは選手との距離が近い、選手と一緒にわちゃわちゃしてるシーンが多いというあたり。

 キャラ単体でってのももちろん面白いですけど、せっかくのスポーツマスコットですし、プレイヤーと過ごしているシーンを見るのが好きなんですけども、ユナイトくんは結構ガッツリ行くなぁと、そんな印象があります。

■フックに引っかかった演出曲

 系統でいうと洋ロック系を多く使ってらっしゃるのかなとか思いながら、フックに引っかかったのはこちら。

Love Dies Young/Foo Fighters

 自身がコミュニティFM局で番組を担当、選曲までしっかりと担当していた頃はもう好みがモロに出ていたというのもあって、卒業した今、籠球に足を運んだことで触れることになった楽曲が結構を多く、このあたりもアリーナに行って楽しいポイントかなと。

 フーファイターズは名前は聞いたことが有りましたし、音も聞いたことが間違いなくあるんですけども、改めてアリーナで聞いていいなというのが今回。

 にしても、すごく印象的なMVですねこれは。

■締めとして

開幕節以来の大箱、有明アリーナのメインアリーナで開催されたTUBCの試合にお邪魔してきた日の色々なんですけども、この日のお客さんが8008名という大箱に見合ったお客さんの数だったねってのがもう第一印象で。

 野球の試合だと8000と言ってもそこまでは驚かないんですけども、バスケの試合で8000人と聞くとやっぱりすごいなというのが率直な感想。

 招待のお客さんももちろんいたとは思いますけども、その正体のお客さんの中から何人かでも楽しいを感じて、通常の試合にも足を運ぶようになったら大勝利じゃないかなという、そんな流れがあるのかしらと。

 あとはその大箱開催でマッチデースポンサーさんがしっかりと付いていて、それがサントリーさんとか営業面でも頑張ってらっしゃるんだろうなぁってのがもうひしひしと感じられていました。

 22-23シーズンの新規参入チームの中では立地で有利な部分は間違いなくあると思うんですけども、人の寄せ方とか企業さんの巻き込み方がただただ上手いなぁという、そんな感想を強く持ちました。


 試合に関しても、演出面に関しても沢山のお客さんがいるホームアドバンテージは間違いなくあったのかなと。


 もちろん、金沢武士団の皆さんに関しても沢山のお客さんの前でプレーをするという高揚感はあったと思うんですけども、大人数の声援がホーム側、TUBCサイドに向けられていたというのもあって、だいぶ後押しされていた感が見えていました。

 黙々と撮って、黙々と見ていてという人なので、応援とか声援はアリーナを彩る音として聞いていたり見ていたりということがほぼほぼ。そんな中で「応援は力になる」ってシーンは間違いなくあるよねというのがリアルに感じられたのは嬉しかったです。

 ユナイトくんの動きはレギュラーベースでは有りましたけども、お客さんが多いがゆえにキャラクターの存在の大きさを改めて感じられるという流れも。

 お客さんの数が多ければ多いほど、その競技自体に集中できている人の数って減っていくと思うんですけども、中でもお子さんたちは中々集中力が持たないと思うんです。

 そこへコート上にユナイトくんが出てくる、踊ってる、応援を盛り上げているってなるとやっぱり強いなという。キャラクターはちいさいおともだちにもおおきいおともだちにも有効なフックだと思うんですけども、改めてその存在の大きさを感じていました。

 大箱限定のUNITEDGIRLSさんたちはもう華やかさが一弾上がりますよねっていうのはありますけど、サブ開催のときにも登場してほしいなって思うぐらいパンとされていた印象。

 この日スペシャルで編成されていてという形ですけども、みなさんほぼほぼ経験者というか、どこかしらのアリーナでお見かけしました? 的な皆さんばかりだったので、これはもうどんなシチュエーションでも対応できそうな手練感がありました。

 それでも沢山のお客さんを前にっていうのは演者のテンションが上がるのか、皆さんきらっきらしたいい表情だったなと、そんな記憶がデータにもしっかりと残っているので、改めて集客って大事なんだなと思いました。 


 そんな大箱の試合は「SUNTORY Presents 【TUBC fes】 New Year Home GAME 2023 ~有明、祭典。~」というイベントタイトルで、大小様々なイベントが行われていたんですけども、その中で嬉しかったのが開催前後で開催斎されたフォトコンテストの作品展示でした。

 キャッキャキャッキャと撮ってネットにアップして遊んでいる人なので、こういうフォトコンテストがあると、せっかくだしとか、いつも楽しませてもらっているご恩返しに的に参加するんですが、そのアップした写真を選んで頂いたのがただた嬉しく。

 なおかつその絵が紙焼きされてサイン入れられて展示されるとか、ありがたいやらうれしいやらはずかしいやらで……と、普段撮られるのもお仕事の小貫莉奈さんの賞をいただけたのは自分自身の自信になりました。

 なお、展示された作品ですが、後日そのままの形で送付いただいてという。Twitterにアップした画像でも紙焼きレベルになるんだなぁという気づきがあったり、どうせだったらフルデータ送らせていただけたら良かったのにとかちょっと思いました。

※Twitter等にアップしている画像はNikonのSnap Bridge経由の2Mサイズ。ウォーターマークはめんどくさいが先に来てしまって入れない派です


 と、いいことづくめ……には見えますけども、精神的には結構削られていまして。

 お隣に座られた男性(特定を避けるためにホーム&ビジターの明記はしませんけども、以降の観戦が無くなったチーム側って察していただければ)がだいぶ前のめりになる方で、右サイド全然見えない状態だったので、申し訳ないんスけど背中を背当てに付けてもらえませんか? と注意喚起した時点で逆ギレのように隣も前のめりなんだから仕方ないだろと。

 お隣のカメラの方は前のめりではなかったんですけども、どうも背中にって言われたことに対して激昂されたようで、隣も撮ってて見えない、そもそも撮っている人間みんな視界の邪魔なんだよと……。

 アリーナ一列目の環境……コートサイドから近すぎるという観戦環境、実際にカメラが視界の邪魔と色々あるんだろうなぁと悶々としつつ。

 巻き込んでしまったお隣の隣のカメラの方には終了後に申し訳ありませんでした、ああいうの初めてでしたよ……なんてお話をしながら謝罪を。気にしないでください、なんて言われて多少は救われましたが、なんかこうモヤモヤっとしたままアリーナをあとにしていましたが、もっとひどい状況が翌週に待ち構えているとは思いもしませんでした。

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 Next Game
 第14節 GAME1
 アルティーリ千葉 vs 愛媛オレンジバイキングス
 大網白里アリーナ

 前シーズンに色味に泣いたアリーナに再び、ではあったんですけども、別の意味で泣かされる色々があったのでその話ぐらいでざっくり行きます。

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