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#カメラのたのしみ方 を考えよう。

 みなさんこんばんわ。

 ふと通勤電車に乗っていると5/31までの世界線と6/1からの世界線がなんかちょっと違って見える、そんな塩梅。テレワークできる企業さんや職種の皆さんはどんどんテレワークしてもらって、朝、通勤通学のために移動する人を減らしていただければとテレワークが効かない職種の人は思うのですが、いかがお過ごしでしょうか。

 まぁ、日常が帰ってきたと思えば気が楽なんですけども、本当の意味の日常が始まらないというか、プロスポーツ観戦と撮影という日常が帰ってこないことには……なんですよね。とにかく、客入れ開始まではただただ座して待っていくしかないよなと、そんなふうに思っております。

 というわけで、久々にテキストものを書いていきましょう。長年、望遠よりのレンズで大変お世話になっていて、何度か修理で本社にレンズを持ち込ませていただいた記憶もあるるシグマさんのnoteで「 #カメラのたのしみ方 」を募集していたので、それに乗って色々と書いていきたいと思います。

■私のメイン

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 おさないのnoteやTwitterをご覧いただいているみなさんはしっかりとご存知だと思いますが、私がメインで撮っているのはプロスポーツの選手やチアのみなさん、そして球団マスコットたち。スポーツの現場で見て感じた「すごい」とか「楽しい」「面白い」を伝えるツールとしてカメラを様々な球場やアリーナに持ち込んで、色々と撮っています。

 以前も書いていますけど、もともと一眼レフを買ったのもプレイヤーをかっこよく残したいっていう思いからスタート。北海道日本ハムファイターズのマスコットで今は北海道みらい大志として活躍しているBBのブログから球団マスコットたちの熱い世界を知り、プラスしてともに球場を盛り上げているチアさんたちの魅力にやられ、見るもの感じるものすべてを残したいとカメラを構え続けて、気がつけばもう15年ぐらいでしょうか。

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 データ量的にちょっと笑えるレベルで残されていますし、それをある程度どこにあってというのを管理するのも結構大変ではあるんですけど、データの蓄積や経験値の積み重ねは一朝一夕にはいきませんし、色々な意味で自分の資産だなぁと思うわけで。カメラやレンズ自体も資産ですけど、残っているデータや経験も自分の中で大切な資産だよなぁと思います。

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 あと、まだそれほど世間様に知られる前からスポーツエンターテイメントの色々を撮って、ブログで伝えていたり、Twitterで写真をアップしたり、2019年まで担当していていたコミュニティエフエムのラジオ番組で伝える、なんてことをやっていたので、プロ野球方面のスポーツエンターテイメントに関わる現場の皆さんにはすっかり野良の写真を撮る人としてバレているのが面白いですいし、なにかしら表に裏にそっと写真で協力することもあるので、色々な意味でWin-Winなのかしら、なんて感じています(笑)。

■撮ることの楽しみ

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 写真撮影的なものを趣味としてやっていく中で、何が楽しいんだろうと改めて思い浮かべていくんですけど、一番楽しいなぁって思うのは「自分の中でこれだと思う瞬間を切り取って残せること」が一番大きいかなと思います。狙って撮ったシーンもあれば、ルーティーンを捉えようとしたら意外なパターンがというのもあります。

 私自身の写真で世間様に一番良く見ていただいた写真は、おそらくジャンクSPORTさんの上原浩治さん出演回に使っていただいた上原浩治さんと福浦和也さんのハイタッチシーンかなと思うんですけど、あの写真は狙ってた面と狙ってなかった面のハイブリッド。

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自分自身の観戦予定、福浦さんの2019年での引退発表などを考えて、自分が撮れる上原投手と福浦選手の対決はこれが最後だと思っていたので、最初から最後までとにかく残そうと思った結果、最終的にあのシーンにという。プレー自体のシーンではないというのは、ある意味で自分らしいかなと思いますし、手持ちで対応できる超望遠レンズ(SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports)様々だったなぁと改めて思います。

 2018・19シーズンから撮り始めたBリーグのプレイヤーの写真でって考えると、横浜ビー・コルセアーズの試合で撮った川村卓也選手(現在はシーホース三河所属)の熱さが伝わるシーンとか、ふとした一瞬とかの色気を残せたのは、バスケ撮るのも楽しいって感じました。

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 正直なところ、バスケはまだまだ勉強中といいましょうか、細かいプレーに至る流れとか細かいルールとか戦術とかを理解していなくて。野球でも結構ざっくりではあるんですけども、Bリーグの色々はほんとまだまだで。

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そんな中でプレイを見ていて単純に惹かれた選手を追っかけていく中で、川村卓也選手はもっと撮りたい、もっと残したいと思いながらいるんですけど、フックに引っかかったポイントとして、横浜文化体育館で見た試合の煽りと残留プレーオフでの雰囲気は大きかったんですよね。

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 キャラクターやチアの面々はその格好良さ可愛さ綺麗さをどう撮るかって言うのをものすごく悩みながらやってまして。

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 キャラクターはあまり撮る人がいなかった頃から色々と残していて、ここだって言うポイントは何となく押さえていたりするんですけど、難しいのはチアさん。気がついたらチアさんもしっかりと撮るぞって意識を傾けてから多分10年ぐらい経っているんですけど、未だに正解が分からず。

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 試合開始前のステージとか、Bリーグのタイムアウト毎のシーンで色々と残していますけど、女性を撮るのはホントに難しいなぁと。

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 ただまぁ、撮ってて楽しいなぁって思うチアさんはパシッと決まることが多いので、色々な現場に足を運んで、色々なシーンを見て、自分の中の見識を拡げていかなきゃなぁと思う訳で。

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 あとは、色々なみなさんが撮ってらっしゃる絵を見せて貰って、自分でも撮りたいって揺さぶられたいなって思っていますし、写真を見てくださった人を揺さぶっていきたいと思っています。


■正解なんてない

 色々と自分の中で「撮りたい」をただただ撮っている人で、元写真部の部長でも写真に関しての勉強をしてきたわけではないので、正直なところ何が正解かってのはよく分かって無くて。色々な意味で適当にやってきているんです。数撮ってって塩梅ではあるんですけど、数撮っていくと何となく分かるところもあったりと。

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 一眼レフで撮り始めた頃の写真と今の写真を比べると、カメラ機材にホントに助けられているところは大きいですし、逆にある程度設定が分かってきた今だと設定をああしたかったこうしたかったってのは多いんですけど、その瞬間でしか撮れない色々ってのもやっぱり多くて。ラッキーパンチ的なってのもありますけど、瞬間を切り取るって写真の醍醐味なのかなって過去のデータとか漁っていると感じます。

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 とにかくまぁ、シャッターをきれなくて撮れなかったシーンを悔やむよりも、とにかくシャッターを切ってっていうのが大きいかなと。機材があれば誰でも撮れるチャンスがある中で、そのチャンスをちゃんと自分のものにして、その写真を見て貰ってって言うのが自分の中で大きいかなと思う訳で。

 写真をやり始めた頃、ヤマケイのレイルシリーズなどでも知られる広田尚敬さんの鉄道写真の参考書的なモノ(「デジタルカメラを生かす鉄道写真」)を読んでいて、デジタルだからこそシャッターを一杯切ろう的な話が書かれていたので、それを下敷きにしているという気もしますけど、シャッターを切らないで悔やむより切ってデータの整理に悩んだ方がいいかなと。

 なので、デジイチでもスマフォでもなんでもですけど、とにかく自分の撮りたいを捜して、自分の撮りたいを一杯撮っていくのがいいんじゃ無いかなって思うんですよね。その撮りたいを撮ってきた色々を見て貰って、いいねって思って貰えたら嬉しいですし、撮ってきた色々でその人の色が伝わるかなと。

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 その撮ってきた色を自分で見て、色々な人に見て貰ってというのはホントに楽しいと思うのです。なので、とにかく色々撮って、撮ることや見ること、残すことをエンジョイしていきたいなと思います。

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