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籠・諸国漫遊記21-22(50)(2022/4/9)

 更新が止まってしまい、実際には二ヶ月程度諸々が空いていましたので、現在はすっかり野球のモードに入ってきていますけども、先日籠球も見るおともだちと話していて、22-23シーズンが始まるまでそんなに時間がないことに気づいた昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 野球のオンシーズンは籠球のストーブリーグの時期なので、各チームの体制発表もすっかり終わってきている中でざっくりは見ているものの、そこまでしっかり情報を追えているわけではないんですけど、だいぶ体制が変わるチーム、上位リーグに新規参入するチームの構成、昨シーズン下位に沈んだチームのメンバー構成の様変わり、B3新規参入組のチーム構成等々、流しの観戦者はドキドキとワクワクで一杯で。

 とりあえず、観戦計画をビシッと立てていきたいので、早め早めに完全版のスケジュールが出てこないかなって思っています。

■試合情報

 第30節 GAME1
 千葉ジェッツふなばし 97-74 レバンガ北海道
 船橋アリーナ
 ※詳細スコア

■移動手段

 この日は鉄道利用で行きはご飯都合も含めて北習志野に。相模原在住で定期券利用の出来る横浜を起点にして動くことが多いんですが、北習志野までは普段あまり乗らない京急から都営浅草線、日本橋から東京メトロ東西線でという流れで楽しんでいました。

 帰りは初めて東葉高速鉄道の船橋日大前駅から。船橋アリーナから徒歩で行けるいけるとは聞いていたんですけども、実際に歩いて予想以上に近かったので、急ぎ戻る必要があった場合などには積極的に使っていきたいなと思いました。

 ※夕飯を出先で……という目的で考えると、北習志野に出ちゃうほうが選択肢は多いかなと思います。

■man of the match(千葉ジェッツふなばし)

 千葉ジェッツふなばしのmonはといいましょうか、どちらかというとB2B3が観戦の軸にあるので、年に何度も撮れないがゆえにしっかりと残そうと決めていたのは富樫勇樹選手。

 富樫選手は代表でのプレー的な部分だったり、メディアその他の露出的な部分だったり、なんとなくなイメージ的にバスケ好き以外ではない、スポーツ観戦に興味があまりない人にもよく知られていると思うんですけども、実際にその姿、アップしている姿やプレーを目の当たりにすると、ほんとにグッと来るんです。

 純粋なプレーの部分ではそのスピード感をどう残すかってのを一番に考えながらやるんですけども、そのスピード感に加えてエグいパス回しとか、相手ディフェンスを掻い潜って切り込んでいる姿等々、どうかっこよく残すかってのを考えながらシャッターをきるのが本当に楽しいんですよね。

 あとは……ジャンボくんとの微妙な関係を見てフフッとなるのも千葉ジェッツさんのホームゲームにお邪魔した時の楽しみ。

 過去に見たふなっしーさんとの絡みなんかを見ても、キャラクターとの絡みは嫌いじゃないんでしょうけども、そんなに印象は強くない……と思いきや、そこまで注目されていないシーンでちょっかいを掛けていたり、キャラと選手の色々が好きな人的に一切油断できないなと思いました。

■man of the match(レバンガ北海道)

 レバンガ北海道のmonは寺園脩斗選手。

 寺園選手は21-22シーズンからレバンガ北海道に所属されていますけども、Bリーグのキャリアをスタートさせた三遠ネオフェニックスでの姿を見たのが初めてでした。

 21-22シーズンは京都ハンナリーズさんのホームでレバンガ北海道さんの試合を見ているんですけど、撮ってて寺園選手が印象に残ったのはこの日の試合で。

 序盤から千葉ジェッツさんに傾いていた試合をどうにか自軍に流れを持ってこさせよう、攻撃の糸口を見つけよう、エグい動きの富樫選手をどう止めよう等々……様々な動きをファインダー越しに見て、グッと来ておりました。

 ただまぁ、各種の起点となるポイントガードは撮りやすいという一番の理由で多めに狙ってたら、オフェンスにディフェンスにと輝いていた寺園選手を撮るのが楽しくなっていたって、そんな塩梅だったんですよね。

■Cheer of the Match

 千葉ジェッツのチアさんたちはSTAR JETSさん。Bリーグ21-22シーズンのベストパフォーマンスチーム賞を受賞するレベルのチームなんですけども、初見から全体の見せ方が素敵なチームという印象が強いです。

 オープニングから撮っていく中で印象に残ったのはHiyoriさんかなぁと。

 年に一度程度、シレッとお邪魔してぼんやり撮っている状況なので、撮れる位置で画角に入るチアさんをなんとか残してってのが毎度のパターンなんですけども、今回はHiyoriさんの動きの印象が残った形でした。

■Character of the Match

 年に一度、なんとか千葉ジェッツさんのホームゲームにお邪魔したいなと思っている理由に演出面でのエッジを感じたいというのに加え、マスコット投票系で殿堂入りを果たしたジャンボくんの雄姿を残したいというものがありまして、今回もゾウシャルディスタンス撮影会からみっちりと残させていただきました。

 人数制限はありますけど、このご時世でもきっちりとグリーティングを行うっていう心意気が見事ですし、ソロショットをただただ撮りたいというヲタの要求にもしっかりと応えてくださる動きにグッと来ていました。

 アップ前後からのオンコートの時間帯も「ジャンボくんらしさ」というのをしっかりとお客さんに見せていますし、スタンドのお客さんの視線やカメラの方向が自分に向いているのに気づくとしっかりとリアクションしている姿なんかを見ると、このあたりは本当に流石だなぁと思うわけで。

 あとは、敏腕マネージャーさんこと広報の芳賀さんとの連携なんかは、キャラとアテンドさんの連携を見るのが好きな人にはたまらないシーン。もちろん、キャラが主でアテンドが従という立ち位置ではあるんですけど、お互いが信頼しているんだなってのが伝わってきてグッとくるんですよね。

 あと、「ジャンボくんらしさ」って選手とのふれあいもなんですけど、タイムアウト時にソロやSTAR JETSさんたちと見せるアクトもその一つだと思うんです。

 併せのアクトの素晴らしさもなんですが、この日印象に残ったのはソロパート……というお話は次項のフックに引っかかった演出曲のお話で。

■フックに引っかかった演出曲

 今回フックに引っかかったのは、ジャンボくんのソロパートで使われた楽曲でした。

ブラザービート/Snow Man

 放送卒業(コミュニティFM局でパーソナリティとかワンマンディレクターやってました)後、アイドルさん方面やらいわゆる流行り系の楽曲に触れる率が減っていまして、そんな中でスポーツエンターテイメント組が使っている、なんてシーンで触れることが多くなっているんですが、この曲もその系統の楽曲。

 なんとなくの曲調でジャニーズさん系かなって思って、アプリで情報を確定していたんですけども、驚いたのはリリース日からこのアクトまでの時間。

 ブラザービートのPVアップが2022/3/2で、観戦したこの日は2022/4/9と約一ヶ月できっちり仕上げてくるとか、ジャンボくんの頑張りと気合、そのあたりのアクトなどにGOを出したであろう演出を見ている松田華衣プロデューサーの腕は流石だなぁと思いました。

■行き来の飲食

北習大勝軒

 デブの早食い傾向のある私なので、通常のラーメンを食べると口の中を火傷してしまう率が高く、結果つけ麺を多めにチョイスする事が多いんですけども、船橋アリーナにお邪魔するときに楽しみにしているのが北習大勝軒のつけ麺なんです。

 昨シーズンお邪魔したときは営業時間に間に合わず、今回は開店直後にお昼として食べれば、ジャンボくんのゾウシャルディスタンス撮影会に間に合うだろうという読みで移動。列的には二巡目で店内に入れているので、ほぼほぼ目論見通りでした。

 久々ということもあり、スタンダードなもり大盛りを注文。着席から10分程度でやってきました。

 北習さんの一杯は本当にレベルが高いというか、麺も美味しいし、つけダレの味、チャーシューやメンマ、固茹で卵に他ではあまり見ない岩海苔などの具材等々、本当にど真ん中ストライクなんですよね。

 活動資金を稼ぐ平日の色々で現在の場所に行き始めてから、横浜西口の大勝軒(最初FC、のちに直営)でつけ麺に触れた私なんですけども、北習大勝軒の味はホント、年に一度は食べておきたい一杯だったりします。

■締めとして

 ダイナミックプライシング等々の影響や他の試合観戦との兼ね合い等々で中々船橋アリーナ行きを極めきれなかったんですけども、シーズンも終盤に入ってきて、ここだという日程が見えてきたのと、その日の座席価格がそこまでではなかったので、一年ぶりの船橋アリーナ行きをこの日に決めていました。

 観戦しての感想は正直なところ昨シーズンまでの印象と大きく変わること無く、各種演出音の系統は好みの系統でしたし、STAR JETSさんたちやジャンボくんのアクトの見せ方やオッチーさんのぱっと見のトリッキーさに隠れた気合とか勢いなんかは見てて楽しかったですし、撮っててワクワクしていました。

 きっちりマッチデースポンサーさんがついて、そんな中で魅せる豪奢なハーフタイムショーなんかも非日常をアリーナで体験するって流れにはジャストフィットといいましょうか、ストレートにすごいなって。

 おさないが船橋アリーナにおじゃました過去を思い出して、二回目の観覧となったAIR TRICK SHOW(BMXのアクロバットショー)があったり、バスケだけじゃないエンターテイメントの楽しみをという部分の提供をとか、色々と観戦させていただいいる中で一歩二歩進んでいるなというのが正直な感想なんですよね。

 大掛かりなショーがあったときにチアさんとかキャラのパートが削られる、なんて流れが他のアリーナではよくありますけど、千葉ジェッツさんはしっかりとレギュラーの皆さんの色々があった上でスペシャルな展開を見せてくるんですけど、そういう流れって絶対必要だと思うんです。

 レギュラーの演者の時間もとりつつ、ゲストの演者もしっかりとってのが個人的な理想なんですけど、千葉ジェッツさんはそういう時間の使い方が見ていて本当にうまいよなぁ、なんて感じました。

 ただ、そんな素敵ポイントを思いっきり越えて、野良カメラの感覚的に難儀していたのは、昨年も難儀したポイントなんですけど、アリーナの照明光量の少なさ、でしょうか。

 これはもう新アリーナになるまではこの光量なんだろうなぁって思っているんですけど、うちの機材(D500+70-200f2.8)で被写体ブレを起こさずに残しきれそうなシャッタースピードを保てそうなISO感度が他のアリーナの平均値でぼんやりISO2000-2500とか思っているところ、船橋アリーナは個人的な許容範囲のISO6400まで上げていかないと厳しいってのはちょっと……。

 新アリーナではバキッとした照明でビシッと見せてくれるとは思うんですけど、逆に言うと、新アリーナになるまではもう照明光量に関しては上がり目がないんだろうなぁ、なんて。

 もしかすると、演出的な意味で光量を押さえているのかもしれませんけども、野良のカメラからすると、アリーナの光量が少ないのは結構ストレスなので、出来れば光量を上げていってほしいなぁと思いました。

 試合の方は、選手が多少入れ替わっても、ヘッドコーチがそのままであれば、バスケというのは大きくブレないんだなぁと言う印象を改めて。

 21-22シーズンで千葉ジェッツを離れる形になる発表はすでに出ていますけども、大野篤史ヘッドコーチが作ったチームの色、バスケ観戦が楽しいと感じたはじめの年、17-18シーズンから見てきた千葉ジェッツさんの色というのは変わらないんだなぁと思いながら見ていました。

 レバンガ北海道さんの方は入りの点差と後半の入りのところで離されたような印象がありましたけども、それでも食らいついていく姿をしっかりと見られていたので、という。

 流浪の民で根無し草な人のありがたさというか、目の前の試合をどう残すのかを主眼にしている人なので、勝敗だけに目を三角にしていると気づきにくいというか、どう戦うか、どう魅せるかってシーンを見て残すことが出来れば結構満足してしまうんですよね。

 monとして上げた富樫選手や選手以外にもグッと来たプレイヤーも多く、中でも20-21シーズンにお邪魔した、まさにその日に全治一年の大怪我を負った大倉颯太選手の姿を残せたのは嬉しく。

 撮っててワクワクする度合いは富樫選手と変わらず、今後どんなプレイヤーになるんだろうねーってワクワクしながら復活した姿を撮っていたんですけども、1プレー1プレーが華やかなんですよね。

 そのあたりをどう言語化していくかっていうのは、自分の中の課題ではあるんですけど、とりあえずはもういきいきとプレーしている姿を見ていただければと思います。

 あとはベンチ入りメンバーではなかったんですけど、大宮宏正選手(22-23シーズンは三遠ネオフェニックスに移籍)の動きにはグッと来るものが。

 開始前のアップシーンでの動きとか、ベンチでの鼓舞、試合終了後のご挨拶シーンでの大サービスなど、チームの太陽と言われる所以をちょっと感じたといいましょうか、魅せ方盛り上げ方が素敵だなと。

 大野HCとともに三遠ネオフェニックスでどんな色を見せてくれることになるのか、ちょっとそこは楽しみだったりします。

 とまぁ、千葉ジェッツさんもレバンガ北海道さんもそんなに多くの回数を見ているチームではないんですけど、その分、映像の向こう側にいつもいる選手が眼の前で躍動している姿に対しての感動はしっかりとありましたし、アリーナに足を運んで自分の目で見る、残す喜びの根本を感じていた、そんな日でした。

 あと最後に……このナイスガイのお話を。

 トリッキーな挙動で怪しさ満載のマスク・ド・オッチーさんですけど、タイムアウト時演出やオープニング等々での存在感が20-21シーズンより上がっていた、そんな印象を受けました。

 あと、最後の最後まで、モバイルスピーカー+ヘッドセット装備でお客さんに声掛けしたり一緒に写真とったりのいわゆるグリーティングを熱心に行われていて、最終的にはモバイルスピーカーのバッテリーが切れるところまで、むしろ切れてもお客さんがいる限りずっと頑張っていたのはすごく素敵だなぁと。

 マスク・ド・オッチーのオッチーらしさを全開に、これでもかってエグいダンスでお客さんを魅了するレベルになって欲しいですし、よくわからないけれど近くにいてチームとブースターをつなぐ存在であってほしいなと、本当に思いました。

 22-23シーズンもらしさ全開でがんばってくださいね! 落合さん!

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 Next Game
 第31節 GAME1
 アースフレンズ東京Z vs 越谷アルファーズ
 大田区総合体育館

 疫病禍がチームを襲う中、なんとかエントリー要件を達して試合開催にこぎつけたアースフレンズ東京Zのこの日の様子を(色々と思い出しながら、プラス次の週の地域振興活動を)振り返っていきたいと思います。

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