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籠・諸国漫遊記20-21(32)(2021/2/14)

 2月も後半戦に入り、スポーツニュースではプロ野球の色々が多く聞こえてくるようになったりなんだりと、春の訪れをじわりじわりと感じてきている昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 前にも書いたような気がしますけど、リアルと言うか、現場の楽しさを知ってしまった今、Twitter経由でテキストとしてのニュースをざっくり追うことはありますけど、なかなか映像まで追いかけなくなったなぁと。

 ただまぁ、とりあえずは目先の籠球シーズンを追いかけるので精一杯ですし、試合開催状況やらチケットの状況が出揃ってから動くような感じですし、キャラクターやチアなどのエンタメ班の動向がどうなるのかによって、替わってくる部分もありますしね。

 動向次第ではありますけど、有観客あるならば、今シーズンはファーム戦を中心に見ていきたいというのがちょっとあり。数年後の上を担う、若手ちゃんずの記憶の蓄積をしっかりとしておきたい、なんて思っています。

■試合情報

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 第22節
 千葉ジェッツ 99-67 信州ブレイブウォリアーズ
 船橋アリーナ

 ※詳細スコア

■移動手段

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 神奈川から船橋までという形だと、車という選択肢もあるんですけど、とりあえず電車移動。電車移動もルートが何本もあって、最短は橋本から新宿まで京王線、新宿から西船橋まで総武緩行線、西船橋から東葉高速鉄道線というルート。これだと時間もそんなにかからないんですよね。

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 ただ。色々とあっちゃこっちゃ行って移動旅費も抑えていきたい派な私。地元から横浜までの定期券があるため、それを使ってお値打ちにと考えますと、横浜から東急東横線で中目黒、中目黒から東京メトロ日比谷線で茅場町、茅場町から東京メトロ東西線で西船橋を突っ切り、東葉高速鉄道で北習志野というルートが一番だったんですよ。

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 時間はむっちゃかかりますけど、鉄道好き、乗り鉄気味の人なので、知らない車窓を見られるのも楽しいんですよね。

■man of the match(千葉ジェッツ)

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 千葉ジェッツのmonはセバスチャン・サイズ選手のダンクの絵で。

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 セバスチャン・サイズ選手は昨シーズン、サンロッカーズ渋谷に所属している時にプレーを撮っていて、華があるなぁと思いつつ。今シーズンは千葉ジェッツに移籍して、ハンナリーズアリーナでそのプレーを見ていたんですけど、やっぱり撮ってて楽しいなぁというか、絵が決まりやすいなぁと言うのが印象。

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 あと、これは撮りそびれてしまったのが本当に悔しいんですけど、ふなっしータオルをかぶりっぱなしの富樫選手とアイコンタクトしたあとにボールタッチ後、シュッとシュートを二人で決めてくなんてシーンがあったんですよ。

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 あらためてですけど、アリーナ内では油断したら、いいシーンを撮りそびれるということをサイズ選手には思い出させてもらった、そんな気が。あとで撮れたシーンもいい絵ではあるんですけどね(笑)。

■man of the match(信州ブレイブウォリアーズ)

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 信州ブレイブウォリアーズのこの日のmonは小野龍猛選手かなというか、古巣との対決シーンをただただ撮りたかったので、試合開始前のアップからプレイタイム中はしっかりと追っかけていました。

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 小野龍猛選手というと、千葉ジェッツ時代はジャンボくんと本当に仲良しで、試合開始前のアップ時にアリーナMC、リスケさん(埼玉西武ライオンズのスタジアムDJとしてもおなじみですね)のアナウンスに併せてふたりで小芝居をと言うのをよく見ていたんですけど、ジャンボくん登場の段階からまっすぐ小野選手に向かっていて、もうさすがだなと。

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 ジャンボくんも二日間、久々におともだちに会えてものすごく嬉しそうだったのが、ファインダー越しに伝わってきて、撮っててなんか嬉しかったんですよね。

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 と、そういうエンターテイメントの部分だけじゃなく、試合開始前に昔の仲間達と談笑する姿はかっこよかったですし、試合中の姿も負けたくないという気持ちが前に出ててちょっとグッときていました。

■Cheer of the Match

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 千葉ジェッツのフライトクルー……チアの皆さんはスタージェッツさん。Bリーグのチアチームの中では大所帯な印象があるんですけども、その人数もあって、集団で魅せる構成が強みかなという印象があるんですけども、どうでしょうか。

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 そんな中のCOMはKAORIさんのこのコマかなと。

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 久しぶりの船橋アリーナでエンドのサイドよりという位置からという条件もあり、アクトの構成とかメンバーの立ち位置とか、初見だと相当難しい状況。メンバーの数がそんなに多くなければなんとかリカバリーしていくんですけども、それどころじゃないうちに全アクトが終わっていたと。

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 KAORIさんは昨シーズンまでに船橋アリーナやら千葉ポートアリーナやらで撮ってて、黒髪が印象に残ってたんですけど、この日も流れる髪を残せたのは嬉しかったです。

■Character of the Match

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 千葉ジェッツのマスコットは……Bリーグマスコットオブザイヤー三連覇、殿堂入りを果たしているジャンボくんであります。

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 わたしはJもBも投票系に関しては、みんな違ってみんなすごいというスタンスを崩しませんけど、実際にジャンボくんは凄いなと思うシーンが改めて見て多いなと。

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 とりあえず、今まであった記念撮影タイムは事前申し込み式。せっかくなのでちゃんと申し込んで、時間までについて並んで。ゲストさんのグッズを着けてらっしゃる方が多いのは流石だなぁと思いつつ、今シーズン最初なのでどんな感じかドキドキだったんですけど、顔を見るなりよくきたねー! 的な動きに、今日はどこ座ってるの? と、ジェスチャーで聴いてくる今までと全く変わらない(先日毎年恒例の5歳を迎えた)ももいろぞうさんに笑ってしまいました。

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 ジャンボくんの凄さはぱっと見のダンス力と共にある程度ゆかいな仲間たちを長く見てて分かるアップの頃からほぼ出ずっぱりという姿。これ、スポーツマスコットの世界を多少長く見ていると感じるんですけど、本当に出ずっぱりって凄いんですよね。

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 あとは選手との距離感はどのスポーツマスコットを見てもトップクラスの近さ。キャラクターと絡む選手というのは選手が思う以上にブースターさんは見ていて、そのシーンを好むというのを知って欲しいなぁと、ジャンボくんと仲良くして、笑顔になっている姿を見て思いました。

■この日のゲストさん

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 この日は年に一度のジャンボくんデー。選手の皆さんはピンク色のジャンボくんデー仕様のピンクユニを着るんですけども、ゲストはジャンボくんと共に今節限定のプロ契約を結んだあのふなっしーさんでした。

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 活躍は今までよくお伺いしていましたし、スポーツマスコットの世界を見続けていて、機会があれば生でその姿を見てみたいと思ったんですけども、中々その機会は訪れず、今回がようやくという形。

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 ふなっしーさんの動きと喋りを拝見して、その姿を楽しみに船橋アリーナに訪れているお客さんの多さを目の当たりにして、人気になるのも何となく分かるなと言うか、立ち振る舞いが実にスマートでした。

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 ただ、初めての目撃でその飛躍の高度を測り損ねた部分は残念なところ。ものすごくいい飛びしていて、それを撮ろうとしたら頭が切れてしまうシーンもちらほらあったのはもっと学ばねばと思いました(笑)。

■フックに引っかかった演出曲

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Proud Mary/GLee Cast

 今回フックにかかったのは、ハーフタイムのスタージェッツさんとジャンボくん、ふなっしーさんのコラボセクションで使われたGLee Cast版のProud Maryでした。

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 ティナ・ターナ版を10年近く前……って、もうそんなに経つのかとぞっとしますけど(笑)、千葉ロッテマリーンズのM☆Splash!! さん達が使っていて、楽曲とアクトの親和性は知っていたので、フライトクルー版のアクトもいいですねと心のフックに引っかかっていました。

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 その他のアクトでもGLee Cast版で、フットルースを使っていたり、昨シーズンよりも80年代感というか、ちょっと懐かしい感じもするスタンダードナンバーを使ってらっしゃるのかなと、そんな印象を受けました。

■行き来の飲食

 久々の北習志野で行きたいお店があったんです。そこの味が好きで、久々に食べられるとワックワクだったんです。お昼の時間は前述のジャンボくん撮影会を申し込んでいたので、お邪魔するのはちょっと難しそうだと、夜に賭けていたんです。去年の記憶だと、試合終了後で問題ない時間でしたし、この宣言下でもなんとか行ける時間だと思ってました。

お店の明かりが消えている……。

 「本日は閉店いたしました」の看板に涙しつつ、どこにお邪魔しても最後に味方してくれる俺達の日高屋に感謝しながら、まぜそばに半チャーハンを付けて夕食としていました。

■締めとして

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 前日が静岡でしたので、そのまま愛知方面に抜けようかなと思っていたんですけど、三河のチケット確保の初動が遅れて希望位置は売り切れ。どうしたもんかなぁと、千葉ジェッツさんのチケット価格を確認したところ、エンドのサイドよりの位置、高さも私が好む、そこそこ高い位置のお値段がそんなでも無かった(各B1チームのベンチ向かい指定と同じ程度の金額)だったので、今回何とかお邪魔できた形で。

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 正直なところ、今シーズンのダイナミックプランジングな価格設定もあり、千葉ジェッツさんの主催ゲームにお邪魔するのはちょっと厳しいかなと思っていたんですけど、なんとかお邪魔出来まして。ジャンボくんやスタージェッツさん、オッチーさんにKATSUNARIさんと千葉ジェッツさんのスポーツエンターテイメントを20-21シーズンもしっかりと残せたのは本当に嬉しかったです。

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 約一年ぶり、久方ぶりに船橋アリーナの空気感、千葉ジェッツさんのエンターテイメントを見たんですけども、声は出せなくても伝わる熱気、ジャンボくんやスタージェッツさんのエンターテイメント性、プロジェクションマッピング、音の使い方、リスケさんの進行、オッチーさんのざっくりトーク(個人的に大好き(笑))等々、本当に素晴らしいんですけど、ただ一点……ただ一点だけどうしても困った事がありまして。

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 それは……照明の暗さ

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 今シーズンも30試合を越え、色々なアリーナで撮ってきていますけども、船橋アリーナの暗さはダントツ。アリーナ自体の演出として光量自体が抑えられている可能性もあるのかなとは思いますが、それでもちょっと暗さが厳しいと。暗転からの復帰の色味を見ていると、光量を抑えていると言うよりも、そのまま単純に光が弱いのかなと。

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 光量自体の大幅な改善は新アリーナの頃まで待たないと行けないのかもしれませんけど他のアリーナと比較して、暗いというイメージが今回の観戦で思い切り残りました。

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 ただ、撮ると言う部分ではISO感度6400程度で常用、もしくは気にならないというレベルのボディなら、上がりの絵自体はそんなに記しなくてもいいのかな、なんて思いました。

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 試合自体は千葉さんの強さがちょっと際立ってたかなと。信州さんも先週はアルバルク東京さんとある程度競った形で戦っていましたし、GAME1では6点差で千葉さんがというところは確認していたので、同じような展開というか、競った形で行くかなと予想したんですけど、しっかりと修正して圧倒していったのが千葉ジェッツさんだったと。

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 ちょっと心配というか、大倉選手のケガはドキッとしまして。そこまでアップからプレータイムから特別指定選手という枠を超え、ものすごく魅せる姿が多かったので……。

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 これから待っているリハビリは本当に大変だと思いますけど、再びコートで躍動する姿を残せる日を、大きくなって帰ってくる日を待っていきたいと思います。

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 ジャンボくんはキャラクターの項目でも書きましたけど、選手との絡みを見てると和みますし、元所属選手のところまでしっかりと行くのは本当にステキだなぁと。

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 みんながみんなあれをやれってのはもちろん無理だと思うんですけど、各地のキャラクターたちももっともっと攻めてもいいんじゃないかなと、攻めて行っても選手たちはしっかりと応えてくれるんじゃないかなと思うんですけどどうでしょうか。

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 あと、ダンスのスキルも高いですし、自由に見えてゲストキャラクターのふなっしーさんにそれとなく立ち位置やタイミングを伝えるような動きもしっかりとしていると、プロのスポーツマスコットらしさをしっかりと魅せていたのに気づけたのは嬉しいですし、事前申し込み式のグリで今回も位置を確認されたのはむちゃくちゃ嬉しかったです(笑)。

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 私がこの日座ってた座席位置は昨シーズンまでであれば、ジャンボくんが良く待機していたビジター側エンドのあたりだったので、より以上の写真点数になっていたと思うんですけど、この状況なのかジャンボくんは基本ホーム側のエンドにという形のようで……と、撮れるところはしっかりと撮っていました。

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 スタージェッツさんたちはホント、アクトとか立ち位置とかを全然把握できないまま撮ってたんですけど、全体的に集団で大きな動きを魅せる凄みと言いましょうか、チーム感は素晴らしいなと久々に見て感じましたし、正面から広く見てみたかったなと思いました。

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 それとプラスしてオープニングアクトとハーフタイムのセクションはノーマスクでの登場。タイムアウト毎の登場は立ち位置がお客さんとの距離も近いという事もあってマスク着用でのアクトだったんですけど、最初から魅せる時間が分かっているオープニングとハーフタイムはノーマスクでのアクトで動いてらっしゃって、演者さん的にはこのあたりの落としどころが丁度いいのかなと。

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 選手同様、コート内では演者も全部ノーマスクでいいんじゃない? って思いがベースにある私ですけど、ずーっとノーマスクだと演者さんが心配かなって部分がちょっと残りますし、逆に全部マスクだとそれはエンターテイメントとしてもったいないよねと。

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 一番欲を言えば、サンロッカーズ渋谷さんの、お客さんの近くで盛り上げている時間帯はオンマスク、コート内で魅せるセクションの時はノーマスクってのが理想かなと思うんですけど、このあたりの演出方法とか出し方というのもある程度、B1B2B3の各チームで演出を担当されている皆さんがリーグと共に協議して決めていってもいいのでは無いかと思うんですけど、どうでしょう。

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 それ以外に気になるというか、開場から帰るまででグッと来たのは、選手の動きや会場の臨場感を中継以外でTwitterなどで伝えている三浦広報の動き、でしょうか。

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 ネタ含みで三浦広報の動きを撮っているようにTwitterでは見えるかも知れませんけれど、カメラやスマフォを駆使しつつ、いい位置での撮影に間に合わせるためコート内を走っている姿とか本当に凄いなぁと思いますし、バランス感覚と言いましょうか、発信の仕方が本当にステキだなって思うんです。

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 SNSとかで色々と仕掛ける広報さんというと、私自身が担当していたラジオ番組にゲストで来て頂いたり、逆にゲストで出たりするなど大変お世話なった中日ドラゴンズの石黒哲男広報がパッと思い浮かぶんですけど、千葉ジェッツの三浦広報のSNSの使い方はホントに凄いなと。

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 しっかりとチーム関連の情報ツイートもですけど、ほどよい距離感と言いましょうか、ファボやリプライ……。ちょっと千葉ジェッツが気になっている人が公式からリプライやファボを貰うって本当に嬉しいですし、じゃあアリーナに行ってみましょうか、千葉ジェッツを気にして見ましょうかって言う、いい塩梅のフックになると思うんですよね。

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 たまになんでそのキーワードで引っかけてふぁぼるんすかってのもありますけど(笑)、これからも今のままの公式ちゃんでいて欲しいなと……と、メガネカマラからコンタクトカマラ(前髪あり)になってましたけど、今の姿も似合ってますよって、今回改めて見て思いましたよってのを書いておこうと思います。

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 さて次回は三連戦の締めくくり、大田区総合体育館で行われた月曜バスケ。アースフレンズ東京Zと越谷アルファーズの試合で見た色々の話を書いていきます。

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 ZgirlsさんとZgirls Nextさんのバレンタインスペシャルアクトが見られる最後の日だったんですが、きっちりとこの日もキュンキュンしてきたというお話を中心に書いて行きたいと思います。

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