見出し画像

籠・諸国漫遊記22-23(12)(2022/11/19)

 さて、バスケの方は序盤から中盤戦にかかってくる頃合いの12月後半ですが、NPBの方は来季体制だったりなんだりが見えてくる時期……。

 ファイターズガールさんところは来シーズンチア一本で飯を食える体制を整えてとか、ディレクターのおぐちゃん(尾暮さん……は現役の頃から色々知って知られてという(笑))頑張ったなぁとか、そんなニュースを見ながらチアドラゴンズ2023のメンバー決定の話を見て、撮った記憶も鮮やかなルーキーがいるのに気づき、ちょっとほんとにびっくりした昨今ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 1シーズンだけではもったいないよなぁとか、もっと撮りたかったなぁって思ってたところにチアドラ入りの情報。来シーズンも名古屋にはしれっとお邪魔していきたいなとは思っていましたけども、これはもうなんとかかんとかきっちりお邪魔していかなきゃなと。

 ルーキーの時点で知ってるとか本当にレアな流れですけども……Haruちゃん、がんばってね!

■試合情報

 第8節 GAME1
 アースフレンズ東京Z 64-98 アルティーリ千葉
 大田区総合体育館
 ※詳細スコア

■移動手段

 この日は朝一で新サブ機のZ5の受領を行い、完了後に既存機材の出荷。そこから横浜、蒲田と経由して昼食を。

 昼食後にZ5のフィールドテストと習熟を兼ねて蒲田界隈を歩きながら街スナップ。それでも若干開場には早かったので、聖蹟蒲田梅屋敷公園でぼんやしていました。

 ※Z5にまつわる色々はこちらを参照ください

■man of the match(アースフレンズ東京Z)

 アースフレンズ東京Zのmonは鹿野洵生選手。

 私のBリーグ原体験の試合、17-18シーズンの愛知県体育館の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと三遠ネオフェニックスの試合でいい塩梅に残せた記憶から始まった鹿野選手の姿。

 今シーズンはアースフレンズ東京Zで残すことになるとは開幕前は本当に思っていなかったんですけど、実際にユニを着ている姿ってのを見るとちょっとどころか本当にグッと来ていました。

 昨シーズン、FE名古屋でのプレーを目の当たりにしていて、まだ行けるよねって思ったところでリリースの情報。

 次はどこに……と思っていたらアスフレさんだったと言う形だったんですけども、バスケットボールスピリッツの記事で「本当はなかったはずの一年」というタイトルと内容にそうだったんですかとびっくりしつつ、今の姿をプレーに関しても若手を押し上げている姿にしてもしっかりと残せていけたらいいなとカメラを向けていました。


※該当記事は下記。アスフレさんの試合にお邪魔した今季の最初で勝利のシーンを見た試合の後の記事だったんですよね。

■man of the match(アルティーリ千葉)

 アルティーリ千葉のmonは杉本慶選手を。

 じわじわと各地のアリーナでバスケを見始めた頃、FE名古屋で活躍していた記憶が強い杉本慶選手がB3戦線としてはエグいとしか言いようのない陣容のアルティーリ千葉入りしたのが21-22シーズン。

 最終のB2昇格戦でのエグい動きの印象がとても強い状態、ちょうどその時の写真チェックを行っていた直後の観戦だったので、この日の軸は杉本選手にしようと思いながら撮っていたんですけども、やっぱり(いい意味で)おっかないなと。

 勝敗をあまり重視していない、根無し草でいいシーンが残せればいいと思っている人ではあるんですけども、目線をホームに当てるかビジターに当てるかってのはイメージしていて、相手にするとおっかなく、味方にすると心強い選手ってのは撮ってて面白いんです。

 杉本慶選手はそんな「相手にするとおっかなく、味方にすると心強い選手」かなと思っているんですけども、その勢いをどう残すかというのを考えながら遊んでおりました。

■Cheer of the Match

 この日は選手たちがファンクラブユニ着用の日だったんですけども、それに併せてZgirls / Zgirls Nextさんたちもファンクラブユニ着用。さらにみなさんポニーテールとお好きな皆さんはツボるんじゃないかなと思いながら見ておりました。

 そんな中でのCOMはMayuちゃんを。

 今シーズンは昨年からの継続が少なめ、ニューフェイスが多いかしらという印象だったんですけども、これまで培った色々を土台にチームのカラーをしっかりと魅せているのかなと。

 (色々と見つかってご恩返し的に多く撮ってアップする面々はいるものの、)基本的にはみんな違ってみんなすごいを色々と伝えていきたい人なので、幅広く撮っているんですけども、この日のMayuちゃんは撮っていて印象に残ったんですよね。

 あとはもうど直球でポニテが似合ってたというのもあるのかしらと。たまに入るヘアアレンジは印象変えてくるなぁってのが撮りながら感じる時があるんですけど、この日のMayuちゃんのポニテはいい塩梅だったよねと、そんな記憶がデータにも残っています。

■フックに引っかかった演出曲

 この日フックに引っかかったのは、オープニングの曲でありました。

Break the Rules/Charli XCX

 2曲組み合わせてというのがアースフレンズ東京Zさんのオープニングアクトにおけるここ数シーズンの印象なんですけども、この楽曲はAパートと言ってもいいかなという前半の曲。

 前半はもう始まるワクワクに包まれながら光をつかんでいくのが毎度。新機種導入から1ヶ月程度経って、なんとなくここだというところを掴み始めたかなって辺りではあったんですけど、あわあわしたまま終わっていってというパターンのときの楽曲で次回こそは……と、12月に挑んだ内容はまた追々見ていただこうと思います。

■行き来の飲食

ラーメン鷹の目 蒲田店

 バスケシーズン始まると蒲田の鷹の眼さんの限定メニューを食べるというパターンがスタートするんですけども、今シーズンは11月からと言う形。11月の限定はエビ濃厚つけめん(1100円に豚増し+麺増し)でした。

 待機中の時からお店全体が海老の香りに包まれていて、着丼前からもうワクワクだったんですけども、麺の方に桜えびが散らされているというビジュアルにやられ、ヤサイをつけ汁に、麺をつけ汁にと本当に濃厚な海老感を楽しませていただき、終盤はガリマヨと辛味噌で味変をかけて一気に平らげてと。

 ストレートな一杯も美味しいんですけど、何かしらの変化のかかる限定も高いレベルで美味しいので大田区総合体育館行きの前には寄ってしまうんですよね。

■締めとして

 チームの陣容もだいぶ変わってくる中、徐々に歯車が噛み合いかけてきたアースフレンズ東京ZさんとB3戦線を駆け抜け、最終の昇格戦を勝ち上がってきたアルティーリ千葉さんの試合でしたけども、終わってみれば34点差と若干差がついた形で決着となっていました。

 ここでも良く書きますけど、私自身はただただ撮っているだけの人なので、プレーの機敏や戦略、戦術なんてのは色々と書けるレベルにはないので、ワンプレーワンプレーがよく切り取れれば満足する形なんですけども、なんというか、アースフレンズ東京Zサイドに関しては若干こう……うまくいかない焦燥感がファインダー越しに伝わってきていたような、そんな気が。

 各々の昨シーズン見たプレーなんかを思い出したり、諸々の経歴を見返していても、こんなもんじゃないんだろうなぁとは思うものの、結果を見ると色々な意味でアルティーリ千葉さんにいいようにやられていたのかなと。

 ただ、ベンチの雰囲気とかを見ていても、このままでは終わらないような雰囲気はありましたし、なんかもういい意味で開き直って言ってくれたらいいのにと思いながら見ていました。

 アルティーリ千葉さんは昨シーズンB3で見たエグさをそのままB2でもと言う形で上位戦線を走っていますけども、この日もすっかりとといいましょうか、自分の土俵に引きずり込んで戦いを進めているような塩梅で。

 アリーナの立地的に京浜工業地帯というのもあってか、アルティーリ千葉のブースターさんたちも多くいらっしゃっていた印象がありましたけど、そんなみなさんのクラップやメガホンの音を背に受けてスイスイと加点していった、そんな印象。

 応援プラス上のカテゴリーでゴリゴリにやっていた選手が生き生きとプレーしている状況だったので、そこに相対するのはけっこう大変だったんだろうなぁと思いました。

 monとしてピックアップした選手以外だと、アースフレンズ東京Zサイドでは徐々にもっと残したいなという選手も出始めてというのがこの試合の頃。

 上の方にも書きましたけど、新機材が来て一ヶ月が経った頃、機材のなんとなくの癖が見え始めて、同時にホームゲームを見るのも3試合目。ファインダー越しに色々見てようやくこう……選手たちをこう撮りたいああ撮りたいが出てきていたり。

 とりあえずは城宝選手の色気をどう残すのかってのを目先の課題として頑張っていましたけども、リアルは写真の5倍増しぐらいでセクスィだと思っていただければと思います。

 アルティーリ千葉サイドは過去によく撮った選手を中心に。

 大田区総合体育館での活躍を見ていた岡田優介選手や紺野ニズベット翔選手なんかはユニこそ違えどその姿を大田区総合体育館で残せるってのはやっぱりなんか嬉しくて。

 岡田選手の雰囲気の変わらなさとか、紺野選手がディフェンス頑張っている姿とか、過去と今を照らし合わせながら楽しく残してました。

 あとは大塚裕土選手も撮っていて楽しく。B2昇格戦での姿以来ではあったんですけども、華があるといいましょうか、撮っていて引き締まるんですよね。

 プレー中の凛とした姿とアップ時の柔らかい表情のギャップを見て、これは大塚裕土選手と言う名の沼に墜ちる方も多いだろうなぁと思いました。


 アースフレンズ東京Zさんの演出チームは安定のというか、しっかりとした軸があって、そこをどう魅せていくか、お客さんをノセていくかというところを突き詰める形なのかしらと言う印象がずっとあるんですけども、この日も演出チームにブレはなかったかなと。

 Zgirls / Zgirls Nextの皆さんが魅せるアクトはこの節でハーフタイムの「one/Aimer」でラストだったりと、一区切りの節だったのかなぁと後から思いましたが、開幕から一ヶ月半程度経ってだいぶ全体がなじんできているのかな、なんてのをファインダー越しに感じたり。

 継続組とルーキー組の一体感が立飛の頃と比較してもしっくり来ているのかなって見えていたんですけども、そういうチームとしての完成度が徐々に高まっていく姿を見ていけるのは楽しいポイントの一つですし、流しの人だとしても何回も足を運んで見ていきたくなる、残して行きたくなるんですよね。

 選手の面々がどう高めていくかという過程が楽しみなのと同様、演者のみなさんがどう進化していくのかを見ていけるっていうのは、スポーツエンターテイメントが楽しいと感じるポイントの一つ。

 個々としてどう言う風に魅せるのか、チームとしてどう魅せるのか等々、キャッキャキャッキャと皆さんのアクトを撮って遊びながら、みなさんがどんな塩梅に変わっていくのか、そのあたりをそっと楽しみにしていたりで。

 語彙力をもっと付けてそのあたりの感覚を言語化したいんですけども、撮ってると「あれ、なんか変わったかも」って感じる時があるんです。その感覚に気づくアンテナをしっかりと張って行きたいなと。

 あと、たまたまなのかもしれないですけど、今シーズンはみなさん野良カメラにファンサが多いかもと言う印象が。

 野良カメラへのリアクションあったらドキドキしてしまうとか、心のフックに残るとかそういった塩梅ではあるんですけども、楽しかった記憶はそのまま残って次につながっていきますもんね。

 あとは演者のみなさんにおきましては、試合後にネットを確認していただいて、オモヒデを持っていっていただけたら野良カメラとしたら幸せでしか無いよなぁって、そんなことを書いておきます。

 とまぁ、Bリーグ楽しいって感じた頃にしっくり来たアースフレンズ東京Zさんの演出は今節も楽しかったねっていう塩梅でしたけども、個人的にワクワクしているのがもう一つあって、それはマーシャ畦上さんのビジターチーム登場時のウェルカムソング。

 ストロングスタイルのど定番からどこからそれをチョイスしてくるんですかというマニアックな選曲まで、コミュニティエフエム局で2時間番組+1時間番組の選曲(18+9曲)をやっていた人的にフフッとしてしまうんですよね。

 マーシャさんの音やZgirlsさんたちのアクトは見てても楽しいので、早め早めに会場入りするのをおすすめしたいところだったりします。

******

 Next Game
 第7節 GAME2
 ベルテックス静岡 vs 東京ユナイテッドBC
 静岡市中央体育館

 さて、次回は静岡でのマスコット交流の様子などを。当初の予定、千葉ロッテマリーンズのファンフェスタで撮れる絵が頭に浮かばない中で聞こえてきたTUBCユナイトくんの遠足計画。行き先はパイセン風を吹かせそうな静岡と聞いて(残席状況もありましたけど)これはと向かった先で見たのは幸せ時空でした。

この記事が参加している募集

スポーツ観戦記

サポートをご検討いただければ幸いです。いただいたサポートはカメラのメンテナンス代などに充てさせていただきますとか書いてますが、実際には設定しよう的に書いてありましたの設定しました程度です。