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籠・諸国漫遊記22-23(28)(2023/1/8)

 5月頭にチューナーレステレビの導入を図り、そこからPS5の4K画像の綺麗さにうっとりしつつ、全環境が移行したPS4(PS5でほぼゲームが動く)を片付けたあと、動作環境が別のPS3とPCエンジンミニの設置と残るPS2・PSPはケーブル類の見直し。PS2はミニYPbPrの入力端子があったのでそこから、PSPはS端子をHDMI化して……と、急にレトロゲームづいてきている昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 元々といいましょうか、スポーツ観戦・撮影にここまでとっぷりと浸かる前まではコアではないもののゲームが好きで、久々に環境を整えられたというのもあって、手元にあって途中までで投げ出した記憶しかないゲームをやり始めたらちょっと止まらない感じでして。

 やることはやりつつ、転送の待機中などにゆっくりと進めていければてな感じなんですけども、PSとかPS2ももうすっかりレトロゲームの仲間なんだよねと発売年次を調べて愕然としていたりします。

 って、よくよく考えたら、2024年でプレイステーション発売から30周年のお祝い……。改めて考えたら、PSの発売(1994/12/3)より年下の皆さんとかザラ、ですもんね……。

■試合情報

 第16節 GAME2
 FE名古屋 91-79 富山グラウジーズ
 名古屋市枇杷島スポーツセンター
 ※詳細スコア

■移動手段

 前日は刈谷から名駅までJR線で移動。

 伏見の定宿、グレイスイン名古屋にたまたま前日とこの日、枇杷島で観戦のお友達も泊まってたので、朝は送ってもらっていました。

 帰りは帰宅するそのお友達と飯を塩釜口周辺に。翌日は中京競馬場でお馬さんを撮っていく予定だったので、私はもう一泊だったんですよね。

 ちなみに翌日の中京競馬場は初見殺しの名鉄名古屋駅を経由してはじめての訪問。

 中央の競馬場も久しぶりだったんですけども、屋内競技のバスケ、屋外競技の野球とも違う撮影脳を刺激されつつ、ベテランから若手まで多士多彩なジョッキーの皆さんをミーハー力を全開にしながら撮って遊んでいました。

 戻りは以降の時間を考えて、金山や名駅に戻らず、豊橋まで一気に名古屋鉄道で。構内にある壺屋さんという立ち食いのお店できしめんを食らって年始の締めくくりとしていました。

■man of the match(FE名古屋)

 FE名古屋のmonは中村浩陸選手。

 21-22シーズンは大阪エヴェッサ所属だった中村選手ですけども、今シーズンからはFE名古屋入り。

 エヴェッサ時代の記憶だとプレーでもプレー外でもきっちり魅せるポイントガードという印象だったんですけども、前日にキャリアハイの20得点を決めるなどしっかりとアジャストしているのかな、なんて思いながら見ていました。

 アップの時間帯から見ていた印象だと、リードくんにしっかりと相対している、構ってくれているみたいだねっていうのが。

 キャラから目線といいましょうか、スポーツマスコットとの色々をしっかりと見ていきたいと思っている人なので、キャラの動きとともに色々を見ているんですが、中村選手は寄るなオーラを出さずにいじって遊んでいるのがわかって、ちょっと嬉しかったんですよね。

■man of the match(富山グラウジーズ)

 富山グラウジーズのmonはジョシュア・スミス選手。

 富山グラウジーズさんといえば、じゃないですけども久々にスミス選手を撮れるのが楽しみだったこの日。アップから試合中からこれでもかとシャッターを切って、キャッキャとしていました。

 スミス選手はもうただただ大きいというわかりやすさとハードさあふれる試合中、お茶目さがにじみ出ているアップ時と撮っていて飽きないんですけども、この日も本当にフォトジェニックだなぁと思いながら撮っていました。

 おぉぉと思ったポイントは試合中、ゴールへ果敢に攻めていった結果、あの大きな体が飛んだシーン。

 攻守ともにそこまで大きく動かなくてもしっかりと攻撃できたり守備できたりだよねって思っていたところにジャンプして攻めているというシーンを目の当たりにしてドキドキと。

 大きめサイズの選手の激しい動きを見ると、足元とか大丈夫なんだろうかって思ったりするんですけども、その後も普通にプレーしていたのでホッとしていました。

■Cheer of the Match

 ここ数シーズン、お邪魔してはきゃっきゃしているFE名古屋さんのホームゲームを彩るFEgirlsさんたち。B1の舞台に上がってどんな風景を見せてくれるのかしらと思いながら年を跨いでこの日ようやく……という塩梅でした。

 そんな中のCOMはAkaneちゃん。

 とりあえず22-23シーズン最初はルーキーと2年目以降組別け隔てなく残していきたいなと思っていたんです。このあたりは箱の人の心意気じゃないですけど、まずは見てみないとというのがありましたし。

 ただ、シーズンイン直後からAkaneちゃんがショートヘアになったと聞いて、これはもうぜひとも残したいという、とてもわかりやすい流れで撮っていたんですけども、これはもうただのショートヘア派として生暖かく見ていただければという話でして。

 ぱっと見の印象はちょっと変わりましたけども、二年目で堂々としている姿というのは撮ってて楽しく。あとは、短い髪で入るヘアエフェクトってパキッと決めるとかっこいいんだよなぁってのを上がりの絵を見ながら思いました。

■Character of the Match

 アカイトリ、犬鷲のリードくんも今シーズンからはB1に。

 なにか変わるかもしれないかなとかちょっと思ったものの、ウェルカムからエキシビションの時の動き、開始前試合中終了後と一切のブレがなく、カテゴリーが変わってもブレないその姿を見せてもらっていました。

 リードくんのいい鳥・デキる鳥感はB2の頃からしっかりと見てきていますし、そのスタンスがカテゴリーが変わってもそのままにしているってのはただただ好感をというか、そこまで大きく変わることもないのかな、なんて感じで。

 あとはもう現場での動きをどう見せていくかってのは本鳥のTwitterだったり、チーム広報だったりって言う部分じゃないかなと思うんですけど、運営にプラスしてブレイン含めたマンパワーの部分だったり、野良のカメラへの訴求力だったりとまだまだこれからなのかなと。

 逆に言えば伸びしろしか無いはずなので、もっともっと攻めて行ってほしいなと思った22-23シーズン最初の訪問でした。

■フックに引っかかった演出曲

 使用楽曲を固定して、シーズンで高めていくというパターンはこれまでと同様。どんな感じで見えるのか、ドキドキしながら始まりを待っていました。

It Goes Like/Afrojack

 今回フックに引っかかったのは、そんなワクワクの最初、オープニングアクトのが曲でありました。

 現行機材で撮る最初の暗転あり、シーズン最初で初見等々、様々なことを考えつつ、なおかつ楽曲情報を確認しながら残すとか、いつもやってることではあるものの、そんな中で気になる楽曲をというのは大変ですけども楽しくて。

 まずの一歩として22-23メンバーの動きを見て、魅せ方その他、これから何回かお邪魔できたらいいなと思わせてくれるのには十分なアクトで、この日は最初の楽曲が印象に残りました。

■行き来の飲食

あいたるや

 前日予定していたお店が臨時休業だったので、この日こそはと思ったものの連日のおやすみ。もう一店舗はそのままお正月休み期間でさぁどうしましょうかと検索してたどり着いたのがこちらのお店でした。

 チャレンジメニュー的なものもあるそうなんですが、費用対効果やらなにやらを考えて、お店からの推しメニュー、特濃ミートカルボナーラを麺増量の2UPでお願いしていました。

 特濃って冠する勢いですし、ビジュアル通りの濃厚さ。カルボナーラの濃さとミートソースの濃さがダブルで攻めてくるのはちょっとすごくて。ただ、濃厚だからといってもたれるっていう感じではないのがすごいなと。

 たまにはこういうのもいいよねと思いながら、パスタをすすっておりました。

■締めとして

 22-23シーズンようやっとたどり着けた枇杷島。21-22シーズンはポストシーズンも含めて本当によくお邪魔したかなという勢いだったんですが、B1初年度のシーズンは1月からようやくという形でありました。

 このあたりは刈谷編と同じく日程都合上の問題が大きく。うまいことかぶらないで行けた、色々と組み合わせが楽だったB2時代と比べると、バイウィークがしれっと挟まってくるB1特有の日程に阻まれて……と。

 あとはGAME1とGAME2を別のアリーナに設定して、広く浅く見ようとしている人なので、愛知県とどこか、愛知県内で2つというパターンで組もうとした時、これだというところを見いだせなかったというのがポイント。23年の一発目でようやっと組み合わせられるところがあり、お邪魔できたんですよね。

 そして迎えた22-23シーズン最初の枇杷島でしたけども、入場導線やチケットチェック体制の違いやアシスタントMCの導入、ベンチ向かいひな壇席等の増席、ケータリングの充実というあたりの変化はありましたけども、開始前の色々やら試合中の流れの基本は21-22シーズンの頃のままかなと。

 よく言えばB2時点で完成されていた、悪く言えばB2時点と変わらないという感じだったので、ドキドキとワクワクに関してはちょっと少なめだったかなっていうのが、一日アリーナで過ごした忖度なしの正直な感想でした。

 このあたり、今年はまず様子見、徐々に仕上げて行って新アリーナのときにガラッと変えていくのかな、なんて思うんですけどどうでしょうね。


 リードくんやFEgirlsさんたち、光や音の演出面に関しても基本は21-22シーズン準拠というのが第一印象。

 会場全体の流れと同様、このあたりの踏襲を安定とるか単調ととるか悩ましいところでしたけども、まずは今シーズンの色はどんな感じなのかというのを見ていくのを優先にしていました。

 メンバーのアクトはシーズンインから3ヶ月ほど経っているというのもあって、だいぶパンとしているといいましょうか、ルーキー組も堂々としていましたし、二年目以降のメンバーは場に慣れてるプラスで魅せる、なんて雰囲気が。

 撮ってて挑まれる感じになるといいましょうか、この辺のアクトをどう残していくのかという、これまでFE名古屋さんのスポーツエンターテイメントを残しているときに感じた空気感は同様だったので、まずはあたりをつけようと残していました。

 ただ、ちょっと気になったのは客前にFEgirlsやリードくんが出てくるシーン、特に後半のアクトのストックが終わった以降、応援を盛り上げて言ってほしいシーンでの登場が21-22シーズン比で無くなったかなという感覚が。

 常日頃をざっくり生きているので、前シーズンどうだったかちょっとあやふやになっていたんですけども、ここで全体をブーストアップして行ってほしいよねってところでコート上になにもないという時間があるのはもったいなっていう。

 毎度の「空いたスペースがもったいないと感じる」パターンではあるんですけど、衣装チェンジとか諸々の理由なく、いつもの一時で各々に任せてってんだったら、コート上に出したほうが盛り上がるんじゃないかなって思うんですけど、色々あるんでしょうかね。

 そういったあたりのさじ加減の話とか聞いてみたいものの、1お客さんですからあまりチャンスはないよねと言うのが現状なので想像でしか無いんですけども……。

 広く浅く見ていると、あそこのアリーナでは出来ていることがなんでこのアリーナでは出来ないんだろうかなぁ……と感じるところも多いので、いいところは積極的に平均化していったらいいのにね、どこでも演者がそのアリーナを彩る重要なファクターであったらいいのにねと、ちょっとそんな事を考えながら皆さんを思いました。


 試合自体は成績を見ると、昇格後、中位力を発揮して突っ走ることもないながら、惨敗もしていないFE名古屋さんと中々本来の調子を掴みきれていない雰囲気の富山さんとの戦いで、3Qまでは完全に拮抗していたものの、4Qで突き放したFEさんが試合をモノにしたという形。

 両チーム共に22-23シーズン見るのははじめてだったんですけども、正常進化といいましょうか、突き抜けた強さというのは流石になかったものの、21-22シーズンの印象そのままに戦って勝利を掴んでたのかなと。

 根幹となる面々がほぼほぼそのままにB1でというのは、じっくりと見てきたブースターさん的に楽しいだろうねぇなんて思いながら皆さんを撮っていたんですけども、monとしてピックアップした中村選手以外だと、やっぱりこう……宮崎選手がB1のコートに立っているというのは感慨深いものがありまして。

 数シーズン程度しか見られていませんけど、FE名古屋さんといえば宮崎選手という印象が強く、その宮崎選手がB1の舞台にというのはちょっとこうグッと来るものがありました。

 富山グラウジーズさんはスミス選手が可愛いってところからスタートではありましたけども、久々に見る皆さんは撮ってて楽しく。

 流しで根なし草を自認している私なので、勝敗を一旦棚に上げて、いい絵が引ければそれで満足ではあるんですけど、富山さんも終盤に崩れなければ……という形だったのかなと。

 悔しさを噛み締めている選手とどこまでもブーストしていくぞという気持ちのブースターさんの雰囲気を見ながら、喜びも悔しさも全部ひっくるめて真ん中あたりの立ち位置でふんわりと絵に残せていけたらなと、そんなことを思っていました。

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 Next Game
 第14節 GAME1
 東京八王子ビートレインズ vs ベルテックス静岡
 エスフォルタアリーナ八王子(メイン)

 さて、次回は静岡からオレンジ色の何かが東名と圏央道を使ってやってくる前日、普通の日の東京八王子ビートレインズの色々を。平日ナイターの雰囲気、近さの楽しみを体感していた、そんな日の絵を見ていきたいと思います。

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