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籠・諸国漫遊記22-23(27)(2023/1/7)

 さて、籠球のポストシーズンが本格化が終わると、もともとの出自といいましょうか、プロ野球(NPB、BCL)の観戦の幕が上がっていく形になっていく、スケジュールを組んでいくというパターンの日々を送っている今日このごろですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 実際には籠球ポストシーズンの開催状況によって、諸々がスタートしているんですけども、そこを踏まえつつ先々の遠征・遠足(みんな行ってて羨ましいのでエスコンフィールド行きは決めました(笑))、厚めに見たいと思ったところ、籠球終わったらちゃんと来なさいよと推しから煽られている(行ってもバスケなんでしょって煽られる)ところ等々の計画をという形をと。

 とりあえず、BからNPBにという今までにあまりない(逆は結構多いんすけども)チアさんがいらっしゃって、お世話になっているみなさんも多い隣の隣の県の予定をどう組むか、そのあたりに頭を悩ませております。

 とりあえず、観戦記を10月の開幕前には終わらせるぐらいの勢いで遊んでいけたらいいな、なんて感じで突き進んでいきたいと思います。

■試合情報

 第16節 GAME1
 シーホース三河 79-95 千葉ジェッツ
 ウィングアリーナ刈谷
 ※詳細スコア

■移動手段

 年始休み明けすぐに入る成人の日を含めた三連休で青春18きっぷを使い納めるという行程で動いていたので、この日と翌日は普通列車での移動でした。

 シーホース三河さんの開場状況、シャトルバスのダイヤ等を考えると、神奈川県相模原市から相模線を使って移動した場合、全部が全部始発からの乗り継ぎで動かなくても余裕が出るので、中部圏での観戦を計画した場合、三河さんを先に持ってくることが多いんですよね。

 名駅を経由して東枇杷島から移動をかけるFE名古屋さんだと、青春18きっぷ期間は混雑が激しい静岡区間を越えていかないと行けないのがネック。三遠ネオフェニックスさんの豊橋開催だと駅からのバスが若干厳しいと、安定するのがシーホース三河さんからの入り、なんですよね。

 とりあえず、始発からの移動をかけ、茅ヶ崎からは6:15発の沼津行きに。中々の混み具合の列車を熱海で降り、熱海からは一気に浜松まで。熱海発車時は6両で、後寄りの3両は静岡で切り離しのため、熱海乗車時から前寄りの3両に乗っておけば、約2時間半の睡眠は約束されたようなものかなと思います。

 ただ、この日は三島沼津間で踏切の非常停止ボタンが複数回押されたとかでダイヤが大幅に乱れ、乗り継ぎその他がかなり気を使う、先が読めない状態というのが浜松まで続きまして。

 旅慣れはある程度しているので、アドリブが入るようなシーンがあっても何とかなるはなるんですけども、タイミングを逸して電車で寝る気満々だったため、そこはちょっとあてが外れていましたが、最終的には大きなブレもなく刈谷に到着していました。

 ウィングアリーナ刈谷までのシャトルバスは行きはよいよい帰りは怖いパターン。戻りのときは乗車人数にバスの両数が若干合っていないので、積み残しが出てしまう等々が。

 青春18きっぷの旅で中部圏から神奈川への戻りは時間がタイトなので、戻りの方は安定する名古屋起点と考えていたので、刈谷駅までの移動はゆるっゆるで問題なかった(宿泊地が名古屋で駅到着後にフレンズと飯を食う予定でした)ので、ゆるゆる待っていましたけども、二日目の戻りの時間でシャトルバスが……という状況は精神衛生上良くないですね。

 とまぁ、総合すると刈谷は土曜日というのが安定するよねという、そんな塩梅でありました。

■man of the match(シーホース三河)

 シーホース三河のmonは角野亮伍選手。

 角野選手はプロキャリアを20-21シーズンの大阪エヴェッサでスタートさせ、21-22シーズンからはシーホース三河に。大阪での記憶がほぼなく、シーホース三河のユニフォームで躍動している姿の記憶と記録がほとんどなんですけども、この日も躍動しておりました。

 堂々とした姿をコート上で魅せていて、いい意味で年齢不詳だよなぁって撮りながら思うことが多い角野選手なんですけども、まだまだ若手といってもいいんじゃないかなって思う年代(1996年生まれ)で、今後どこまで突き進んでいくのかちょっと楽しみだったりします。

 そんな決めてくれという思いを背負ってしっかりと決めてくる角野選手ですけども、神奈川県出身でどこのあたり……と確認してたら、厚木のあたり出身とか、お隣の町出身の人的にはちょっと気にして動きを見ていきたいなと思いました。

 ※高校当時の厚木市庁舎訪問ニュースがタウンニュースに残っていました(2012年7月6日配信)

■man of the match(千葉ジェッツ)

 千葉ジェッツのmonは西村文男選手。

 選手としてはヴェテランの域に差し掛かりつつあるのかしらと思う西村選手。シーホース三河のmon、角野選手とはちょうど10歳差……ではあるんですけども、Bリーグ楽しいって見始めた頃からぱっと見やプレーの諸々が全然変わっていないので、改めて年齢を確認すると若いというか時間の概念がネジ曲がっているような、そんな塩梅といいましょうか……いつ見ても変わらない姿はただただすごいなと思います。

 プレイタイム自体はそれほど多くないというのが現状ではあるんですけど、要所要所で締めてくる要石的な存在は強いなと思いましたし、最初の頃のからのイメージ、スマートに詰めてくるといいましょうか、ふんわりとした感じではあるのに(守備が硬かったりいいところついてくるって意味で)いやらしいプレーは撮って楽しいなぁと改めて感じました。

 そんな西村選手ですけども、インパクトに残ったのは全選手登場シーン。

 タツヲさんのケッタに誰かしら乗ってくるんだろうなぁと思いながら見守っていたんですけども、今回は西村選手が意気揚々とケッタに乗車して登場。

 ゆっくりとお練りのごとくお客さんの前を通過していき、最後にハドルの輪へ。パトランプを回しながら優雅に周回していく姿はただただ雅やかでありました。

■Cheer of the Match

 この日のCOMはリーダーのASAMIさんを。

 この日と翌日は22-23シーズンの中部圏のBリーグ行きで、残す面々というと継続してきている、昨シーズンも残していたり印象に残っているチアさんをという流れがありました。

 そんな中でASAMIさんはなんといいましょうか、刈谷でSUPER GIRLSさんたちを見るとき、まずはの入りといいましょうか、私の中でSUPER GIRLSさんの基本イメージがASAMIさんという、そんな塩梅だったりと。

 カメラサーチ力の強さ……というよりも、お客さんへの目配りの視野がものすごく広いんだなぁって印象やその目配りの先にある応援をノセる力ったりってのは撮ってて素敵だなぁというのがファインダー越しに見てた印象としてもってたんですけど、この日もその印象は変わらず。

 魅せるシーンも魅せるシーンでピシッと決めてらっしゃる姿をこの日はしっかりと残せました。

■Character of the Match

 シーホースくんはメインマスコットとしてビシッと魅せているという基本的な流れは変わらずでした。

 ウェルカムでは紋付袴の紋付っぽい姿でSUPER GIRLSさんたちとタツヲさんとでお客さんを迎えてと新春らしさを全開に。

 去年の流れとかだとシーホースくんとタツヲさんの入れ替えでウェルカムを行っていたのが、ふたりとも出ずっぱりなのは地味に豪華だねと思いながら見守っていました(※次回はイベントで同時、次次回は入れ替え制だったので、新春スペシャルだったと推測)。

 ウェルカムでもいらっしゃっていた海上保安庁のうみまるさんとタツヲさん、SUPER GIRLSさんとの絵はお迎えするメインらしさたっぷり。このあたりの魅せ方は見事だなぁと感心していたりなんですけども、光と影じゃないですが、シーホースくんとタツヲさんでいいバランスなんだろうねと言うのがしっかり見えてきて楽しいんですよね。

 あとはライブドローイングはまいど毎度すごいなぁと。今回はジャンボくんだったんですけども、下絵があるとは言え、きっちり描きあげてくるのは普通にすごいので、そのあたりは是非見てもらいたいところ、ですね。

■今日のタツヲさん

 この日はお正月仕様ということで、紋付袴完全体での登場。

 なにげにタツヲさんは衣装持ちなので季節感を全開にして魅せていくことが多い印象を受けるんですけども、紋付袴の正装スタイルは結構いいガタイのタツヲさんにしっかりと似合っているよなぁと、そんな印象が。

 新春スペシャルっぽくウェルカムは長めに。新年のご挨拶とようやく刈谷にこれました、なんて話をしつつ、俯瞰で皆さんのグリーティング風景を見守っていたんですけども、タツヲさんのサービス精神と応対のうまさはベテランの域。このあたり、ハードコアなスポーツマスコットたちを見るのが好きな人に刺さる動きだよなあというのを改めて感じていました。

 そんな試合開始から試合開始前、試合中にタツヲンtheステージ、終了後と通常の進行はしっかりとというタツヲさんなんですけども、諸々の登場は事前公開されていてというのがパターン。

 昨今、キャラクター発信でスケジュールを出してくれる例が増えてきているんですけども、籠球だとタツヲさんやシーホースくんが嚆矢だったかなと自分の観測範囲だけで見ていて思うんですが、これは本当にありがたくて。

 動くスケジュールを立てやすいというのもあるんですけど、どこに行けば会える見られるというのが判るというのは、過去に球場やアリーナなんかをぐるぐる回って結果会えなかった徒労感を味わった身からすると、演者側からの発信があるのは感謝でしか無いんですよね。

 どこの子もこういうスケジュール表の発表があれば、ヲタはキャッキャと足を運んでその様子を拡散に走る……と思うので、是非各チーム共にスケジュールの表示をやってほしいなと思います。

■フックに引っかかった演出曲

 今回はハーフタイムに使われていた楽曲を。

踊/Ado

 ちょっと前の記憶だとシーホースくんもSUPER GIRLSさんたちとダンスをというパターンが合ったと思うんですけども、昨今はSUPER GIRLSさんたちのみというハーフタイムの楽曲がフックに。

 感覚的な問題ではあるんですけど、シーホース三河さんの選曲は演出曲のかぶりはある(MAN WITH A MISSIONのFLY AGAIN)ものの、ちょっと他のチームの流れと違うというか、明確に「三河さんの色」を感じるんですけど、ハーフタイムの選曲もその「三河さんの色」をしっかりと感じられるものだったかなと思います。

 Adoさんはこれまでうっせーわの印象が強めだったんですけども、こういう感じのもいいですねと。2019年に放送を卒業して、様々な楽曲に触れる殆どがスポーツの現場なんですけども、フックに引っかかった楽曲はしっかりと記憶していきたいですね。

■行き来の飲食

感動の肉と米 瑞穂店

 夕飯は名古屋に移動してからフレンズとともに。予定していたお店(寅安)が臨時休業、二番手に予定していたお店(洋食工房パセリ)が定休日と軒並み振られ続け、ならばとチョイスしたのが22年10月、Wリーグの豊橋大会を見に行った際にグッと来た感動の肉と米の瑞穂店でした。

 前回はダブルでハンバーグ、今回はどうしようかなぁと見ていたところでポークステーキがあるのを確認。ならばとハンバーグとポークステーキのセット(メインハンバーグ、追い肉でポークステーキという形。1300円)を選択していました。

 あーじゃないこーじゃないと肉と飯を喰らいながらキャッキャと話しつつ、気がつけばお腹パンパン。食べ放題でももうちょっと大人しく食べるようにしたいなぁと、夜遅くまで胃袋に何かしら残っているのを感じていました。

■締めとして

 B3新規参入チームの観戦やら日程的に点と点が繋がりにくかったという諸々もあり、年末年始明けの三連休の初日に22-23シーズン最初の愛知県行き、刈谷と枇杷島という二箇所に月曜開催だった中京競馬場行きを絡めてというのがこの日の試合でした。

 移動手段で書いた通り、神奈川から鈍行で行くと刈谷を先にしたほうが安定するのでというパターン。刈谷を軸に名古屋方面のどちらか(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、FE名古屋)か豊橋(三遠ネオフェニックス)・静岡(ベルテックス静岡)というのが行き来に無理がないかなというのが体感したところ、でしょうか。

 戻りのシャトルバスの混雑を考えると、車が一番安定する(駐車場無料)んですけども、電車賃が結構浮く青春18きっぷ期間内はうまくやりくりして、節約しながら観戦していきたいところかなと。

 仕事でやっているわけではなく、完全趣味で色々なところに足を運んでキャッキャしているので、詰めるところは詰めていかないとという塩梅で。趣味に全ステータスを割り振っているとは言え、回数多くなると締めるところは締めていかないと、なんですよね。

 そんなウィングアリーナ刈谷ですけども、ケータリングゾーンの充実やら向かえるスタッフさんたちの人あたり等々は本当に素晴らしく。足を運んだときに快適に過ごせるかどうかって結構重要なポイントなんですけども、居住地にシーホース三河さんがあったら、これは通うなと、そんな風に感じておりました。

 なのでそういうお客さんも多いのか、ファンクラブの優先入場はお値段上の方のが並んでいる……たくさん入会されているのが目に見える状態だったんですけども、イメージ的には地に足をどっかりつけて運営している的なイメージがあるんですよね。

 入場的な話だと、今シーズンからタツヲクラブもビジターファンクラブと同じ扱いで一般入場よりちょっとだけ早く入れる事になったんですけども、このあたりは身内なんだけど外様感を演出するのに良いポイントなんじゃないかなって思いました。

 そもそもがタツヲクラブに関しては、特典で貰えるグッズ系の充実が半端なく、むしろグッズ代がメインな気がしているので、ちょっとの優先入場でも普通に得した感を感じていました。


 シーホースくんやタツヲさん、SUPER GIRLSさんたちの諸々もド安定。

 徐々に制限を外していってるのかなってのは21-22シーズン最後にお邪魔した試合でも感じたんですけども、22-23シーズンに入り、更に疫病禍前に近づけているのかなと。

 ウェルカムグリーティングやサンクスグリーティングのとき、規定ではないタイミングで入る演出時、お客さんの近くにはいるときのマスク着用はまだまだこの頃だと当然かなって塩梅でしたけど、オープニングなどの規定シーンではマスクなしでのアクトになっていて、そのあたりの流れはいいなと。

 あとは登場シーンも疫病禍前にほぼほぼ準じる形になっていて、行って楽しいけど、演出面が他と比較して弱くなっていると選択肢の当落線上に乗ってきてしまうよね……と、正直思っていたんですが、これならばタイミングがハマれば普通に選択肢として入れていけるよねって、そんな確信も。

 箱の人なので楽しいを突き詰めていきたいってのが最優先なので、結構シビアに色々を見ているんですけども、実際に現地に足を運んで、見て感じてそれから判断というのが基本なんですけども、今シーズン最初の観戦で演出面はこれならば行って楽しそうだなぁっていうのを感じられたのは大きかったかなと思います。

 シーホースくんとタツヲさんは相変わらずのトムアンドジェリーというか、いい形でのすみ分けが出来ていてという。

 シーホースくんの普通さ、安定感はメインマスコットとしての立ち位置の大切さを感じさせてくれますし、タツヲさんはもう色々な意味でキャラクターが完成されているので、そこをどう魅せるかって塩梅だったのかと。

 とりあえず、この日のタツヲンtheステージはギリギリまでどっか行って、アリーナMCで相棒の小林拓一郎さんが(演技としてだとは思いますけども)焦りまくり、最後の最後に新春感あふれるテーブルクロス引きで鏡餅っぽいのをひっくり返して帰っていくというダイナミックなもの。

 こういう雑なのが楽しいといいましょうか、粗削りで家内制手工業感が伝わる、ダンボールとガムテープの香りが漂う魅せ方に弱いので、タツヲさんとコバタクさんのこの日の色々は私のストライクゾーンをグイグイ攻めてこられた、そんな気がします。

 あ、あと、演出系の話の最後にですけども、22-23シーズンに新しくなったのかなと思うんですが、SUPER GIRLSさんたちの新春スペシャル衣装はとても素敵で。

 和装でって言うパターンはこれまでもだったんですけども、今回の統一してアップした髪と髪飾り、白の上、ブルーの下の行燈袴にブーツというスタイルというのがチームカラーにぴったりで、こういう魅せ方は三河さん上手いなと思いました。


 試合の方は……もうシーズン的に結果も出ているのでアレですけども、とにかく千葉ジェッツさんのエグさが印象に残りまして。

 昨シーズンに比べ、ヘッドコーチやらスタッフ陣が入れ替わり、どんな感じになるのかなぁと思っていたところ、更にエグくなってきてという塩梅。

 前半1点差という僅差で三河さんが取っていましたけども、後半はもう完全に千葉さんのペース。流れを引き戻したいところではあったと思うんですが、エンジンのかかっていった千葉さんが突き放して行ったと。

 千葉さんの強さをまざまざと見せつけられてという、そんな試合でしたけども、monとして上げた西村選手以外だと富樫選手やヒロインに呼ばれていた原選手なんかの動きは半端ないなと、ただただ半端ないなと。

 三河さんの方はなかなかやりたいバスケが出来なかった、千葉さんに封じられていたのかな、なんて感じで見ていたんですけども、このあたりは言葉はちょっとあれかもですけど、千葉さんがエグすぎたと、そんな感じだったのかなと、そんな印象が残りました。

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 Next Game
 第16節 GAME2
 FE名古屋 vs 富山グラウジーズ
 名古屋市枇杷島スポーツセンター

 次回は色々な意味でおまたせしましたというか、B1に上がったが故に自身の観戦日程と試合日がハマらずようやくお邪魔できたFE名古屋さんのホームゲームで見た色々のお話を。上のカテゴリーに上がって、変わるところ変わらないところどんな感じなのか見るのが楽しみだったのですが、最初の一歩の感想を今更残していこうと思います。

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