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籠・諸国漫遊記21-22(13)(2021/11/21)

  11月も残り数日と、時間経過が早すぎて追いつかない昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 続々と確定していく12月の旅程作成が楽しいと感じながら、毎度おなじみの「観戦後即移動から宿直行」のパターンが殆どで、どこで糧食を仕入れる事ができるのか、ご飯の食いっぱぐれはないのかなど、そのあたりの情報を確認し始め、ある意味で攻め過ぎてるなぁと呆れつつも、そういう行程が大好きじゃなきゃやらないよねぇと思うわけで。

 ホント、万人にお薦めはできませんし、皆さんからオサナイさんまた飛び回ってると思われがち(否定できず)ですけど、慣れると点と点を繋げて線にする作業、そしてその遂行というか、立てた旅程で動くっていうのは結構楽しいんですよね。

■試合情報

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 第8節 GAME2
 ファイティングイーグルス名古屋 82-77 バンビシャス奈良
 名古屋市枇杷島スポーツセンター
 ※詳細スコア

■移動手段

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 枕にもある通り、来月からは青春を取り戻す旅(多少の課金も検討)が始まるのですが、まだその時ではないので、隣の隣の県へは車でサクッと。

 ただ、前日の観戦のあと、洗濯をしたりデータ移動などをやりつつ、仮眠をせずに出立。一番つらい神奈川県内の区間を乗り越えたものの、2時間程度走って道の駅・宇津ノ谷峠で仮眠。その後、道の駅・潮見坂で休憩しながら毎度おなじみ一般道での往路でした。

 復路はご飯を食べて、ガソリンを入れたら高速を使おうと思っていたものの、国道23号と1号のバイパスが本当に走りやすいので、もうちょっともうちょっととやっていたら、富士を越えて沼津のあたりまで到達してしまいまして。

 結局、新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリアのスマートICから高速に乗ってというルート取りだったんですけど、愛車(アルト・ワークス(HS36S))のギア特性上、高速で流れに乗った走りだと燃費が果てしなく悪くなるので、時間はかかっても下で行き切りたいんですよね。

 翌日も仕事だったので、ガソリンで睡眠時間を買ったと、そう思うことにしました。

■man of the match(FE名古屋)

 FE名古屋のmonは最初のホーム開催におじゃましたときはピックアップしようと思っていた笹山貴哉選手を。

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 私が初めてBリーグに触れたのは17-18シーズン、愛知県体育館(現在はネーミングライツが着いてドルフィンズアリーナ、ですね)での名古屋-三遠戦なんですけども、そのときにバスケ超初心者な私にお友だちが注目選手としてあげてくれたのが笹山選手で、実際に撮っててプレーに華があるなぁってのを感じたんですよね。

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 たまたま初めてのBリーグでうまく撮れたってのがこの鹿野選手と笹山選手のこのシーンだったりするんですけど、そのふたりが同じチームで見られることになるとは……と、鹿野選手が今節ベンチ外だったので、いつか二人の並びをFEさんのホームゲームで残したいなって思っています。

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 あとは名古屋時代に見せていたオロナミンCごくごく、元気ハツラツなルーティーンが同じだったり、要所要所で決めていく姿がバキッと見られたり……。

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 めぐり合わせもあって名古屋ダイヤモンドドルフィンズさんの試合を中々見られていなかったので、久々に笹山選手のプレーを残せたのは嬉しかったです。

■man of the match(バンビシャス奈良)

 バンビシャス奈良のmonはデイビッド・ドブラス選手を。

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 昨シーズンは熊本ヴォルターズさんに所属していたドブラス選手ですけども、今シーズンはバンビシャス奈良さんに所属なんですよね。

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 移籍情報をざっくりとしか見ていなかったので、前日とかそのあたりでメンバーを確認していてあらあらまぁまぁと。

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 アップの時間からプレーの時間と比較的多めに撮っていたんですけども、ドブラス選手らしいといいましょうか、優しさと激しさが両立している姿はやっぱり好きで。

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 優しい部分はアップのとき、この日のゲストで仲間のシカッチェさんに動きを教えてあげていたり、一緒にボール回ししていたり、マスコットに絡んでいく選手に悪い人はいないという、そんなオーラ全開で見せていたんですよね。キャラをカメラで追った結果という形ではありますけど、そういうシーンに出会えるのはやっぱり嬉しいです。

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 激しい部分はもう……そのままストレートに。相変わらず強いなぁと思いながら、レフリーへのアピールとかアピールあとの動きとかもなんというか、らしいなぁと思いながら撮っていました。

■Cheer of the Match

 FE名古屋さんのチアチームはFEgirlsさんたちであります。

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 昨シーズンからメンバーを大きく変え、更に衣装も大きく変わるなど新しい息吹を感じさせる21-22シーズンなんですけど、勢いといいましょうか、みなさんのらしさ、イズムはこれまでとまったく変わらず、野良カメラ的にはとてもワクワクするチームだなぁと思っています。

 そんな中でCOMはNanakiさんのこのコマ。

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 今回がはじめの一歩ですから、まだ皆さんのアクトの流れがぜんっぜん覚えきれていなくて、全体の展開自体が頭の中でわやになりつつ撮っていたんですけども、Nanakiさんのキレはちょっと印象が強かったです。

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 キレが良すぎて、Admiralさんのプレゼントタイムでロゴで顔が隠れるなんてシーンもあったり……って、このシーンは撮っててちょっと笑っていました。

■今日のゲストさん

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 この日はFE名古屋のメインマスコット様であるリードくんの誕生日を祝うためにロートアリーナ奈良からシカッチェさんが、そして応援アンバサダーの坂本健さんが来場されていました。

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 シカッチェさんは試合開始前のアップ中からの登場だったんですけども、シカッチェさんを迎えるFE名古屋ブースターさん、奈良から遠征のバンビシャス奈良ブースターさん、さらに言えばFE名古屋のスタッフ陣からも完全ウェルカムで迎えられていて、ほんっとに皆さんシカッチェさんが大好きなんだなぁってのが目に見えてものすごく楽しかったです。

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 試合中にも精力的に登場していたシカッチェさんですけど、なんと言いましょうか、FE名古屋の演出スタッフ陣がものすごくマスコット交流とかに慣れているのか、シカッチェさんの扱いを把握されているのか、ハーフタイムやタイムアウト時の登場のタイミングが見事だったなぁって感じました。

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 もうひとりのゲスト、坂本健さんは試合の見所案内あたりから登場しつつ、ハーフタイムのリードくんvsシカッチェさんのスキルズチャレンジで活躍……ではありますけど、あの辺りは間違いなく本人の推し活ですよね(笑)。

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 ちなみに試合終了後に行われたコラボグッズ購入者様向け撮影会に堂々の登場(言わずもがなですが一般購入枠)を見せた坂本健さんですが、撮影会列に並んでらっしゃったバンビシャス奈良ブースターさんから見てもガチ勢すぎるシカッチェグッズまみれな姿を見せてくださいまして。

 そんな坂本健さんの姿を見て、好きを突き詰めるとものすごく楽しいんだなぁっていうのと、色々とキャラクターたちと遊んでくれるプレイヤーを見てきた中で、ここまでキャラに愛を注いでいる選手(現在も3x3、ORANGE ARROWS.EXEでプレー中)を見たことがなかったので、わちゃわちゃしているシーンを目の当たりに出来たのはいい意味で衝撃的でしたし、元々予定してなかったこの日の枇杷島に行けてよかったです。

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■Character of the Match

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 再確認ですけども、この日シカッチェさんが来場されたのはリードくんの誕生日だということで、おめでとうございますなのですを伝えにきたんですよね。

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 というわけで、この日の主役はファイティングイーグルス名古屋のメインマスコット、リードくんであります。

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 入場時にはリードくん缶バッチの配布があったり、清須和菓子工房うめざわさんのブースではリードくんイメージのどら焼きの販売があったり、文字通り主役だったんです。

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 ただちょっとこう……遊びに来てくれたシカッチェさんが両チームのブースターさんに人気だっただけで……。

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 と、パッと見はシカッチェさん一色でしたけど、シカッチェさんのが人気ってのをフリにされるぐらい、みんなに愛されてるなぁってのが、スポーツマスコットを見てきて、気がついたら長くなっていた人の印象で。

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 ホント、動きを見てて思いますけど、リードくんは相当に出来る子。エキシビションでつかったリングを試合仕様に戻すアシストやらアップ参加、タイムアウトで登場するシーンでの盛り上げ等々、ほんとによくやってらっしゃると思うんですよね。

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 ある意味で玄人好みなリードくんの色々。アリーナでぜひ見ていただいて、その頑張りが伝わったら嬉しいです。

■フックに引っかかった演出曲

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 FEgirlsさんたちの使用楽曲は大きくブレなく、突き詰めていくパターンと言う印象があるので、今回はまず楽曲群をちゃんと拾っていこうと、撮影と共に楽曲確認を行っていました。

 そんな中でフックに引っかかったのはこちら。

Good 4 U/Olivia Rodrigo

 一番最初のアクト、プログラム的にはFEgirlsオープニングアクトと記載のあるセクションの楽曲を聞き、アクトを見ていて今シーズンも始まるなぁと、ちょっとワクワクしていました。

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 とりあえず、今シーズン最初の色々ということもあって、心の準備もあまり出来ないまま疾走感のあるアクトを撮っていたんですけども、実際にファインダー越しに見るとやっぱりテンションが上がってしまい……。来月も皆さんのシーンをどう撮るのか、どう残すのかって頭をフル回転して挑んでいきたいと思います。

■行き来の飲食

パスタ・デ・ココ 東海富貴ノ台店

 移動工程にもるとおり、復路はガソリンを入れたら高速に乗ってという頭でいたので、国道1号線沿いで最安値かなと思う豊川市内のセルフ音羽インタートラックステーションSSまでナビ任せで移動する際に見つけたパスタ・デ・ココでお夕飯を。

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 パスタ・デ・ココは2000年代前半、当時お付き合いのあった方から名古屋めしを仕込まれ(笑)、上野末広町にあったころにお邪魔して以来だったんですけど、久々にあんかけパスタを食べたくなったですよね。

 何にするか真剣に悩んで、結局デラックスの2L、ソースはスパイシーで。注文の仕方もほんとに忘れるレベルで久しぶりだったんですけど、なんというかチェーン店ではありますけど、味の懐かしさにしみじみしていました。

■締めとして

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 昨シーズンのB2 PLAYOFF QUARTER FINAL、越谷アルファーズとの試合でお邪魔して以来の枇杷島スポーツセンターでしたけども、今シーズンもFE名古屋さんのホームゲームは見て撮って感じて楽しいなぁと思いました。

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 今回はスペシャルすぎるゲストがいらっしゃってましたけども、それを抜きにして、スタッフさんたちのお迎えや入場後のお声がけ、物販エリアの見せ方等々のお迎えするシーンの感じがものすごくいい塩梅なんですよね。

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 演出面に関しては盤石といいましょうか、リードくんとFEgirlsさんたちの登場バランス、お客さんへの反応、アクト自体の見せ方、光の使い方や音の使い方は本当にうまいなって感じるシーンが多々有りまして。

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 このあたりは限られている予算規模に対して最大限を提供されてるんだろうなぁってのが伝わるので、色々な皆さん、特にスポーツエンターテイメント好きな皆さんにはFE名古屋さんのホームゲームを見てもらいたいよなぁ……って、もう一つのライフワーク方面の知り合いが打ち合わせてない中で普通に観戦してて、びっくりしました(笑)。

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 演出的なお話で言えば、FEgirlsさんのアクトは今シーズンも野良カメラ的に挑まれている気がして、ならばその意気に応えたい、しっかりと残していきたいという気持ちになっていました。

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 上にも書いたとおり、衣装やメンバーが今シーズンはだいぶ変わり、どんな感じになるのかと思っていたんですけど、アクト自体のスピード感とか見せ方とか、正常進化という言葉がしっくり来るような、そんな勢いで。

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 新衣装の意匠や形、ショートパンツスタイルはどんな感じかしらと実際に見るのが楽しみだったんですけど、光の加減で見え方の印象変わるとか面白いなぁってのと、フードタイプってやっぱりいよねと言う感想が。

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 あとはこれはもう伝統だと思うんですけど、FEgirlsさんたちは野良のカメラへのリアクションが多彩で、皆さん素の瞬間無いっすよねってな勢いで。

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 皆さんが魅せるリアクションの端々に色々な意味でプロを感じるんですけど、毎度書いている通り野良カメラはチョロいので、こういった部分でかなりグッと来るんじゃないかしら。

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 そんなラブリーな部分を見つつ、コート内外で見せてくれるアクトのかっこよさとのギャップにグッと来てほしいと思います。

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 さて、FEgirlsさんの衣装とともに昨シーズンから変わっている点としては座席配置、でしょうか。

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 Bリーグチケットで手配していて、チケットの売れ行きなどから察するに流しの観戦者的には一列目の確保はほぼ望めないんだろうなぁと思いつつ、ひな壇が出来たと聞いて、逆に言えばこれまで見たことがなかった正面あたりからの風景が見られそうだと最後列を確保してみたんですけど、これはこれでいいじゃないってのが正直な感想。

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 欲を言えば、(前の人の頭の位置もあるので)もうちょっと角度があったほうがありがたいんですけど、それでもある程度は視界が開けて、(選手もキャラもチアも)撮りたいを撮れる、残したいを残せる状況なのはありがたいです。

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 たまたま次回も同じ位置での観戦になるんですが、変わらぬ風景というところでは落ち着いてやれるかしらと思います。

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 試合自体はお互いに中々点差が開かない中での戦いで、一進一退の攻防が終盤まで続く展開。

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 ワンサイドではなく、競った展開というのは2021年のSMBC日本シリーズを見ていただいても分かる通り、当事者球団のファン・ブースターでなければ本当に楽しくて。

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 当事者球団の皆さんももちろん楽しいと思いますけど、どっちに転ぶかわからない胃の痛みがない分、気楽に競り合いを見られるわけで。

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 一つのチームを応援されてる方からすると、あっちゃこっちゃ飛び回って、キャッキャしているのは鼻持ちならないところもあるのかなって感じるときもありますけど、このあたりは筋を通しつつ、フラットな気持ちで見てると思っていただければ幸いです。

 最後に……リードくんとシカッチェさんのお話を。

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 やっぱり、マスコット交流は楽しいですし、1+1が2以上になるなぁっていうのが感想として強いです。

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 いろいろな制約はあると思うんですけど、ここ最近の流れを見ていて、マスコット交流の流れが出来てきているような気がするんですけども、交流者はホームのブースターもビジターのブースターも両方が楽しくなると思うんですよね。

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 実際に動くリードくんとシカッチェさんはいつもどおりやって、坂本健さんが嬉しそうにしているという安定の図式でしたけども、今回さすがだなぁと思ったのはバンビシャス奈良の物販でしょうか。

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  よりすぐりといいましょうか、多少なりとも選手グッズがあるかと思いきや、ほぼほぼシカッチェさんグッズ。FE名古屋ブースターさんの財布の紐をここぞとばかりに緩ませる物量はさすがでしたし、実際バンバン売れていたのはすごいなぁと思いましら。

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 ほんと、奈良にお邪魔すると何かしらシカッチェさんのグッズが増えますからね……と、今冬もお邪魔いたします(笑)。

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 Next Game
 第8節 GAME2
 東京八王子ビートレインズ - アイシン アレイオンズ
 エスフォルタアリーナ八王子(メイン)

 プレシーズンマッチ以来の八王子で数年ぶりのコートサイドから見える風景を残してきたいと思いますってのと、今シーズン限りで活動を追えるアイシンアレイオンズの皆さんをしっかり撮っていきます……っと、Raily'sさんたちが新衣装でって話をきいて、その辺も楽しみにしてきます。

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