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籠・諸国漫遊記22-23(25)(2023/1/1)

 D500の修理上がり遅延から更新がずれ込み、Z9化からデータ量の多さからデータのチェックが遅くなり……と、すっかりポストシーズン全開の5月に突入しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 とりあえず兎にも角にも大変お世話になっております、おいもの王から心のホームと思ってねと言われて、肩入れせざるを得ないじゃないと思っていたベルテックス静岡さんがB2昇格を決め、岩手さんとの最終決戦に臨むというところまでやってきていて、22-23シーズンは多く魅せていただいたチームが上がっていく姿にちょっとグッと来ておりました。

 最終決戦も頑張ってくださいというのと、来シーズンからはB2のフレンズたちとバチバチにやってほしいなというのを表に出しながら、ゴールデンウィークは静岡行きをほぼほぼ予定していたので、リスケジュールが結構楽しくも大変だったり……。

 とりあえず、GWも色々と現場に足を運んできゃっきゃしてきたいと思っております。

■試合情報

 第15節 GAME2
 信州ブレイブウォリアーズ 70-62 宇都宮ブレックス
 ホワイトリング
 ※詳細スコア

■移動手段

 長岡から18きっぷで開場時間に間に合うところ、その先につながるところをと探していて、移動日を一日挟んでの福島をメインで考えていたところ、長岡から飯山線を経由して長野に抜けると信州ブレイブウォリアーズさんの開場に間に合い、なおかつ試合終了後に夜行バスで関西方面へ抜けられることに気づき……というのが、今回の信州行き決定に至る経緯でした。

 2023/1/1
 上越線・飯山線 戸狩野沢温泉行
  長岡 7:27 - 戸狩野沢温泉 9:48
 飯山線 長野行
  戸狩野沢温泉 9:50 - 長野 10:48

 これで長野駅からホワイトリングに向かうシャトルバスの1便、ないしは2便に間に合うという寸法。今回は豊野-長野間の精算が時間かかりそうだなぁという予想(しなの鉄道北しなの線なので18きっぷ区間外)もあり、2便で動く想定をしていました。

 試合終了後、公共交通機関がなくシャトルバス頼りの位置環境のため、極寒の中で待機。かなりの台数でさばいていてもお客さんの数が数なので結局列に並んでから1時間前後で長野駅に到着と、ホワイトリングは公共交通機関での移動がちょっとネックだなぁというのが正直なところでしょうか。

 長野駅から夜行バス……というのもあったんですけども、少し移動して植田からの便のがそこまでの運賃と比較しても安かったので、上田から千曲バスと近鉄バスの共同運航便、千曲川ライナーを選択。座席指定が出来るというのも選択したポイントの一つでした。

 発車までの時間は駅近くの上田アリオで。ポムの樹で飯を、スターバックスでお茶をしばきながら作業などもしつ発車待ち。このとき慌てて作業をしたところが今回データロストにつながっている(4ヶ月後に気づく)ので、移動中のデータ取り扱いは本当に気をつけないといけないですね。

 上田アリオから駅に戻り、ローソンで必要なものを揃えつつ、定刻より少し遅れた大阪行きのバスに乗車していくのでした。

 千曲バス/近鉄バス 千曲川ライナー
  上田駅前 21:55 -

■man of the match(信州ブレイブウォリアーズ)

 信州ブレイブウォリアーズのmonは岡田侑大選手。

 コート外のところで色々とあった……と、そんな話もちょっと聞いていましたが、それはそれとして熊谷選手と今回ピックアップした岡田選手はシーホース三河時代から撮るのが好きな選手で、中々信州さんでというチャンスがなかったため、この日は撮るのを楽しみにしていました。

 富山時代は巡り合わせで撮れなかったので、今回は本当に久々だったんですけども、要所要所じゃないですけども、多少は過去に撮った経験を活かせるといいましょうか、こういうところだったら決めてくるよねってのがなんとなく記憶に残っていてと、そんな塩梅で。

 終盤、ここぞってところで決めてきたスリーはほんとにかっこよかったですし、機材慣れがもう少しあったらとか、ああしたかったこうしたかったはあるものの、三河時代にいいなーって思った岡田選手の今の姿を残せたのはとても楽しかったです。

■man of the match(宇都宮ブレックス)

 宇都宮ブレックスのmonは比江島慎選手。

 在籍年次的に被ってはないんですが、比江島選手もシーホース三河出身。ある意味でおふたりともタツヲファミリーなんですけども、たまたまの巡り合わせなのに気づいてフフッとしてしまいました。

 三河時代は1試合だけ、以降はブレックスさんでという姿を残している比江島選手ですけども、撮ってて楽しいのは冷静と情熱のあいだに、じゃないですけども、すごくクールに写るシーンと熱く写るの両面があるのが本当に楽しくて。

 そういう2つの面を見られるとか、実際のプレー自体も華やかな雰囲気が全開になっているとか、ファンが多いのも納得だよなぁと撮りながら思っていたんですけども、今回ちょっと検索し直していて、ホークスファンだという話が出てきてちょっと親近感をと言うか、野球好きのプロ選手は気にしていく傾向が強いので、チャンスが有ればもっとしっかりと残していきたいところですね。

■Cheer of the Match

 信州ブレイブウォリアーズのチアさんたちがジャスパーズの皆さん。久しぶりにお邪魔していたので、ほぼほぼはじめましてな勢いで皆さんのアクトを見ていました。

 そんな中でパシッと残せたのがRYOさん。

 流しの観戦者で、各アリーナともに年に何度も行けず、行ったことがあっても広く押さえながら座った位置で印象に残ったチアさんをなるたけ撮っていくという形なんですけども、今回はRYOさんの動きに惹かれてという。

 中々信州さんの情報が手元にない状態でしたので、現地で感じたままというか、フォーメーション的に残せる位置にいたRYOさんを多めに残していたんですけども、アクトの流れがきれいだなぁという、そんな印象が残りました。

 また機会があったら残したいなと、そんなチアさんだなぁって塩梅。広く浅くだと中々チャンスがないんですけど、記憶が残るチアさんがいたってのは行程を組むポイントにもなるので、現地での観戦はやはり重要だなと思いました

■Character of the Match

 信州ブレイブウォリアーズのマスコットは雪男のお子、ブレアーさん。

 数年前の来訪ではグリーティングのグの字もなく、キャラがいる大切なポイント、チームとお客さんを繋ぐ役割とかはあんまり考えていないのかなとちょっと寂しくなっていたんですが、久々の来訪ではうさぎ年仕様のブレアーさんがウェルカムグリーティングを行っていて、グッと。

 パシッと撮らせてもらったあとも、ブレアーさんとアテンドさんとお客さんが触れ合っているシーンをちょっと見ていたんですけども、自身の推しといいましょうか自チームのマスコットを大切に思う姿やビジターチームのブースターさんが相手のマスコットと楽しく過ごしている姿とかはやっぱりいいねと。

 オブ・ザ・イヤー系でチーム自体のやる気のあるなし如何で現場の頑張りとかその子のことを推してるブースターさんの思いが埋もれるのはなんかねっていう思いを少しだけ胸に秘めて各地をお邪魔していますけども、しっかりと触れ合っているブレアーさんにはちょっとぐっと来ていました。

 あと一点気になるところがあるとすれば、スタイルとか諸々の諸事情でコート上での活動頻度は低め。そこが残念だったなぁというのは数年前の感想とあまり変わっていなかったので、手を入れる余地はまだまだしっかりと残っていそうだなぁと思いながら見ていました。

■フックに引っかかった演出曲

 あまりお邪魔しないアリーナの選曲ってのは、もう最初っからワクワクだったんですけども、フックに引っかかったのはこの曲。

Warrior/Kesha

 信州ブレイブウォリアーズさんの演出というと、まず頭に浮かぶのが信濃の国のダンスミックスなんですけども、それ以外でも使用曲を確認していくと、チーム名のウォーリアーズに引っ掛けた曲がチラホラ入れ込まれているのに気づき、チョイスが上手いなと。

 この手の選曲はさらっと流してしまいがちというか、そこまで気にされていないかもしれないかなーってぼんやりと思うんですけど、結構アリーナごとの色が出てくる部分なので気にして聞いているとちょっと楽しいんですよね。

 あと、このあたりの楽曲が使われてくるあたりでジャスパーズさんたちの衣装も迷彩イメージの衣装に替わっていて、全体的なイメージも戦士的な流れをくんでいるのかなと感じたんですけど、どうでしょうね。

■締めとして

 データロストというのに後々気づいて、見てもらいたかったシーンをいくつかロストしてしまっているのは痛恨の極みだったんですけども、久々にホワイトリングにお邪魔して、過去の記憶と比較して進化しているところと変わってないところのそれぞれがという塩梅でしょうか。

 駅からのアクセスに関しては元々諦めていた部分もありますし、シャトルバスも運行を頑張っているのがひしひしと伝わってきていましたけど、長野の元日は流石に冷え込みが厳しく、待っているときの厳しさがちょっと半端なかった記憶が強いです。

 ケータリングゾーンなどの飲食が充実していて、アリーナ内の動線も問題なく、若干スモークが強めだったかなって気もしましたけども、諸々の環境面は上ぶれも下ぶれもない、いい塩梅だったってのが正直なところかなと。

 気になったところといえば、座席の角度が緩やかだったというあたりは多少気になったかなと。前日の新潟が座席角度や近さに関してはB1のアリーナで一番好きなアリーナだったので、その落差はちょっとあったかなと。

 だったらもう上の方に行ってしまってもいいのかなと思うんですけど、このあたりは実際にアリーナに足を運んで、自分の観戦スタイルにしっくり来る位置を探っていったほうがいいんだろうなぁと思いました。


 試合関連は今までのイメージだけで行くと、宇都宮さんが走るかなという印象もあったんですけども、前日の試合が83-61と信州さんが22点差を付けて勝利しているというのを移動中に確認。

 そのままの勢いで信州さんが行くのか、宇都宮さんが修正してくるのかどうかしらと赤勝て白勝て的に見守っていたんですけども、信州さんの勢いが勝っていたと、そんな印象でしょうか。

 前半戦は両者拮抗しながら、後半に入って信州さんが上回ってきて、じわりと点差をつけながらフィニッシュとそんな塩梅で、久々に見た両チームでしたけども、ホームアドバンテージという部分も含めて、信州さんが生き生きとしてたなぁと。

 宇都宮さんは久々に見られて嬉しかったは嬉しかったんですけども、なんとなくぎこちないといいましょうか、うまく回っていないといいましょうか……。

 このあたりをもっと言語化出来るようにしたいなとは思うのですが、HCも替わっていますけども、なんとなく今まで見ていたチームのイメージとちょっと違う、思い通りに動けていないような、そんな塩梅だったかしらと。

 それでも久々に撮ることの出来た選手は輝いていましたし、今の機材で皆さんの姿を残せたのはただただ嬉しくて。

 中でも……というか、22-23シーズンも田臥勇太選手の姿を残せたのは本当に嬉しく。プレイタイムを残すことは出来ず、アップの時間帯だけではあったんですけども、それでも動いている姿を見られたのは嬉しかったです。


 演出面ではウェルカムをやるようになって、今までの印象よりちょっと進んだかしらと思ったブレアーさんもそこまでは大きく絡まず、もっとうまく使うことは出来ないのかしらというのが大きく。

 固定ファンやグッズ系も増えてきているのを見ていて、試合中の登場も多くなっているのかしらと思っていたんですけど、そこまではなかったというのが正直なところで。

 アクディブにやれる子だったら演出に合わせてってのはある程度出来るかなと思うのですが、そこまでではない……のであれば、演出がキャラに合わせるぐらいの勢いがあってもいいんじゃないのかなと思うんですけど、どうでしょうか。

 ジャスパーズさんの色々はもっと見たかったなぁというのがストレートな感想。

 (データロストしてしまった)オープニングとかタイムアウトごとの登場を見ていて、過去にお邪魔したときからギアが二段三段と上がってきている、魅せ方というか、アクト自体をもっともっとみたいなと思わせてくれるようなチームだったんですけども、もうちょっとコートに出てきてもいいのにと思うセクションも。

 開始前の応援練習もMCの三井さんのコールで合わせていくだけじゃなく、ジャスパーズのみなさんも見える位置に出てきたらいいのにとか、ハーフタイムもイベントはイベントして、ジャスパーズの皆さんのアクトが見られたらいいのにとか、もっと前に出してもいいのにねっていうシーンがチラホラと。

 流しの人が勝手に思っていただけで、やれない出来ない事情があるのかもしれませんけども、貧乏性というか、出来そうなところに空白を残してあるのはもったいないと感じてしまうので、もっともっと皆さん出てきたらいいのにな、存在が感じられたらいいのになと、そんなことを思った久々のホワイトリングでした。

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 Next Game
 第15節 GAME2
 バンビシャス奈良 vs 山形ワイヴァンズ
 ロートアリーナ奈良

 さて、次回は長野から近畿圏にたどり着き、そこから向かったシカ様の本拠地、ロートアリーナ奈良でみたバンビシャス奈良ホームゲームの様子を。この日はアニソンアリーナと銘打って、新旧のアニメソング縛りの演出曲のチョイスと聞いていて、どんな塩梅かと思ってワクワクしていたのですが、予想以上に楽しかったというそんなあたりのオモヒデを見ていただきます。

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