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あつ森で野球場をつくる~ランゲルハンス球場ご利用の手引き・裏面~

これはフ鯖の年末 Advent Calendar 2021 16日目、Nintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』についての記事です。

2日続けての登板となりました。昨日公開した記事はご覧いただけましたでしょうか。昨日に続いて、あつ森で制作した野球場「ランゲルハンス球場」に関する話題です。

無人島に野球場をちまちま作り始めてかれこれ1年半ほどになります。リーフレットの裏面にメモを残すくらいの気持ちで、今回は制作過程のスクショを加えつつ、この1年半を振り返ってみたいと思います。

野球場をつくる


前提条件:野球のグラウンドは変な形をしている
サッカーやバスケのコートは長方形で収まりがいいんですが、ご存知の通り野球場のグラウンドは扇形をしています。

同じ大きさの土地に長方形を収めるのと扇形を収めるのとでは、設計にあたって多少工夫が要ります。
そこで「グラウンドの向き」が重要になってきます。

グラウンドの向き

あつ森特有の縦スクロールしていく地形や1マスがモノを言う仕様上、扇形の構造物を配置するにはその向きに工夫が要るわけです。

アイデアとしては、
①扇形のセンターラインを縦方向に置く
②扇形のセンターラインを斜め方向に置く
があります。

語彙力がなさすぎるので実際の製作例を見てください。

①の場合

ランゲルハンス球場はこれで作ってます。
ネット裏からセンター方向を望む、球場的には一番見通しのいい見方を再現できるのはメリットですが、グラウンド上の1塁線・3塁線が斜め方向に伸びていくので、2マス以上の家具やマイデザが配置しづらく、ディテールアップの観点では若干難ありです。

②の場合

写真は、われらが鯖缶フナムシさんの「もとひろ嶋」にある球場です。通称“ジメスタ”。かっこいい名前です。

話を戻すと、この場合センターラインは1時半の方向に置かれています。そうすると1塁線・3塁線が12時と3時の方向に伸びるので、正方形の土地にうまく収めることができます。
こちらは①のデメリットがそのままメリットとして活きる形なので、画像のようにマイデザや客席を置きやすいのが非常にいい。

弊球場は①なので客席もベンチも作りづらくて非常に苦労してます。

でも、結局は好みの問題なんじゃないかなと。実際球場で野球見る時なんて視点としては②に近いしね。

球場の位置

構造が決まればあとは土地選びです。
参考までにうちの島で球場が占めてる面積はこんな感じ。

本物はあなた わたしは偽物 左下に球場

こうして見ると意外とスペースを取らないようにも見えますが、これ以上大きく作ったとして、カメラで目いっぱい引いてもグラウンド全体が写せない…とかなると思うので、これ位が丁度いいと思います。

場所が決まったら、バッターボックス・ベース・ライン等のマイデザを作って貼っていきます。

一塁・三塁・本塁をざっくり
その場でマイデザを描きながら貼っていくスタイル
グラウンドがほぼ完成。木は気が向いたら切る(木だけに)

グラウンドはマイデザを敷いてしまえばほぼ完成なので、これ以降は主に観客席の構築がメインになります。

建築工事の記録

ランゲルハンス球場の場合はもともと観客席を充実させるつもりだったので、島の南西部に手付かずのまま残してあった平地がそのまま球場建設予定地になりました。手付かずの状態から北側の崖を1~2行分削り、そこをグラウンドの北端にしています。

売店第一号はグッズショップでした

こうして見ると初期の球場めっちゃ何もないな(あたりまえ体操)

余談ですが、この頃にもとひろ嶋からフナムシさんが遊びに来てくれました。通信プレイで誰かをお迎えすると夢の一打席対決も楽しめます。

家具を置く

幸いにもv2.0.0のアプデで野球関係の家具が追加されたのもあって、だいぶ自由度が上がりました。

観客席

売店の大半は料理の実装前に作ったので、屋台にそれっぽいものそれっぽいものを置いて、屋台の外装をパターンでそれっぽくリメイクして、あのグルメを売っているお店だと言い張っています。
あつ森では言い張りが大事ですからね。

(余談ですが)長年言い張りでやってきたので、実装された料理をそのまま置いていいものか非常に悩みました。スペースが空いてたので結局置いてしまいましたが。

今回のアプデにおいて、スタジアム制作勢を歓喜の渦に巻き込んだ「スタジアムのライト」です。
見てください、この神宮球場と川崎球場を足して2で割ったようなディテールの照明塔。
長年の夢であったナイター設備を整備することができました。

結構な光量

グラウンド

どぐろうは打席で考えるタイプ

ロッカーといくつかのパイプ椅子を置いてベンチと言い張っています。

スコアボードのプロトタイプ

スコアボードとBSOランプもあります。
シンプルなパネルの仕様上、スコアボードの描写は昨日の記事で載せたやつが限界かもしれないと思ってます。スコアボードなのでスコア欄も描きたいんだけれども。
スコアボードに出せる球団ロゴですが、実は横浜DeNA・阪神・東京ヤクルト・埼玉西武の4球団に対応しています。
よく見たらフルカウントですね。早く抑えてほしいものです。

こだわり

売店

正方形の外周に一列に並べるのも面白くないので、段違いで一列にズラッと売店が並ぶような配置にしています。
売店ではベイスターズの本拠地、横浜スタジアムで売っているみかん氷・崎陽軒をそれっぽい家具類で再現したりしています。球団グッズのユニフォーム類はマイデザでこしらえました。

ユニフォームは自分で描いた

シャウエッセンは公式が配布していたものを使いました。これを書いている人間はベイスターズと北海道日本ハムファイターズのファンなので、親会社にもお世話になっていくスタイルを全力でとっています。

グラウンド

リプレイ検証

昨日の通り「ベースランニングのしがいがある球場」をコンセプトにしたので、地面は草地と黒土の道だけにして、走った時の足音が極力出るようにしています。
化石や雑草が出た時の手入れの手間はあるんですが、たとえ透過でもマイデザを貼ると足音がめっちゃ鈍くなるのでやめました。

球場看板

ちょいさん宅の横に球場の看板を置いています。

拡大図です。対戦カードと試合開始時間を出せるようになっています。

17:45試合開始
今はシーズンオフなので掲示枠だけが残っています

今後の予定

アプデの恩恵も受けて、大半の部分(グラウンド~入場ゲート~外野席)は概ね完成形かなと思っています。足場が草地なだけに、これ以上無機物を置いてもアンバランスになってしまうので。
でも内野席はなんとかしたいな~

ずいぶん長文になってしまいました。お付き合いありがとうございました。

おまけ


冬限定・ゆきだるま選手との一枚

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