もち米でいいよオーラルヒストリー
シリーズ・現代川柳と短文NEO/064
文字であろうが声であろうが絵画であろうが土器であろうが、情報はいつかどこかでゆがむ。もし仮にまったくゆがみの生まれない情報保存および伝達の手段が実現できるとして、その莫大なコストに見合うだけの使い道があるだろうか。もはやロマンの領域なのではないか。ひとまずできるだけどうでもいい使いかたをしたいが、なにも思いつかない。
【きょうの現代川柳】
もち米でいいよオーラルヒストリー
/今田健太郎
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