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亡き人か可愛い山かわからない

シリーズ・現代川柳と短文 178
(写真でラジオポトフ川柳266)

 幽霊の正体見たり枯尾花、という句を好意的に踏み込んで解釈すれば、ただの枯尾花であろうとそこに幽霊というファンタジー的想像力を注入できるのだ、とも読める。それははっきり言えば誤解だが、いまの社会で誤解の力を信じずに楽しく生きていくのはむずかしいのではないか。もっとだれもが誤解することを許される社会にしたいと考えておりますのでみなさまの清き一票をわたくしにお預け願えませんでしょうか。

▼これまでの「現代川柳と短文」は以下から!


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