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VR・パノラマCGの制作

静止画以外の表現方法を試してみたいと思い、今回は比較的簡単に
挑戦できるVR・パノラマCGを制作してみました。
静止画でのパノラマと動画でのVR表現の2種類に挑戦します。

blenderでのパノラマレンダリング

VR用のレンダリングを行うには、いつものカメラ設定とは違う
特殊な設定が必要になります。
といっても大して難しい設定が必要なわけではありません。

解像度の設定

解像度を2:1になるように設定します。
今回は6000×4000pxで設定しました。

カメラの設定

次にカメラのタイプをパノラマ状に設定し、パノラマタイプを正距円筒図に
変更します。
設定自体はこれだけです。
シフトの値をいじっていると、パノラマにしたときに変な歪みが生まれるので、必ずここの値はXYともに0にしましょう。

レンダリング画像

このカメラ設定でレンダリングを行った画像がこんな感じになります。
よく背景で使用するHDRI画像のような感じで出力されます。
この状態でPhotoshopにもっていって明るさや色味を調整することも可能です。

パノラマ画像の作成

今回は外部サイトであるハコスコストアさんを利用してパノラマ画像を
作成したいと思います。

2GBまでのコンテンツなら無料で使えるみたいです。
今回は静止画なのでそこまで容量を使わずに作成することができました。

普通の静止画よりも360°空間を見渡せるので、得られる情報も多く、
もしこの機能をプレゼンで使用出来たらなかなかインパクトのある
プレゼンができるのではないでしょうか?

VR動画の製作

上記の機能を使用して静止画ベースでのVR動画の作成もできます。
動画の製作については以下の動画を参考にしました。

こちらの動画では、VR動画の作成にAdobe Premier Proを使用しました。
他にも作成できる動画編集ツールがあるみたいですが、
私はAdobeユーザーなのでPremierを使用して作成しています。

実際にいくつか今までに制作したものをVR動画としてyoutubeに
アップしてみました。
※動画は一時停止状態でも360°動かすことができます

さいごに

今回はVR・パノラマでのCG表現を試してみました。
今後、こう言ったCGの制作にも取り組んでいきたいと思います。

radio cityでは建築・インテリアパースの製作を行っています。
お仕事のご相談・ご依頼お待ちしております。
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