見出し画像

いつか誰かと囲むかもしれない食卓で

地元にいながら家族と離れて独り暮らしを始めてもうすぐ1年が経つ。学生時代は地元を離れて4年間独り暮らしをしたこともあり、転職した機会もあり、家を出てみた。家族仲が悪くはないので甘ちゃんだが、生活できなくなったら実家に帰る選択肢も今のところ残っている。私の部屋が狭く、古く、プライバシーがなくなるのはストレスではあるけれど。
ちなみに今コレを執筆している最中にどうやら若い隣人が引っ越して来てとても賑やかです。

独り暮らしと同じく長く続いているのはヨーグルトを食べる習慣。今回はこのハッシュタグの話です。4、5年ほど前から何がきっかけだったのか実家の冷蔵庫には母親が種菌から作ったヨーグルト1Lがいつも入っていた。容器の存在感がすごいのなんの。
でも実家暮らしの時の私はヨーグルトを口にすることがほとんどなかった。食べる時間を作らなかった、お通じの話に限れば困ることはなかったからね。じゃあなぜ今ヨーグルトを食べる習慣が続いているのかと聞かれると、お通じに困っているわけではないのよ?!食べた方が快調ではあるけれど!

きっと早々に家族が恋しくなったんだろうなぁ、と今日の午前中に出来上がったヨーグルトから次の種菌を取っている時にふと、思った。
バナナを半分ずつ分け合ってヨーグルトと一緒に食べる両親がいたり、ごくたまに食べて空になった器にほんの少し残ったヨーグルトを犬にあげるきょうだいがいたり、口にすることがほとんどなかったヨーグルトを恋しくなる食卓があったのかもしれない。たぶん。
いつか、誰かと食卓を囲む機会があるならばヨーグルトが好きな人か、父親のように新しいものを受け入れて一緒に共有してくれる人なら尚更よし…と思いつつも今は独り、自分の城があることが楽しくて仕方がないのだけど。

今のところ私の中のキングオブヨーグルトのお供はグラノーラ。お腹に溜まって満腹感がサイコー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?