もう勉強しなさいなんて言わないよ絶対

13歳男子は槇原敬之にハマっている。私はマッキーの曲はあまり聞かないが、彼はYoutubeで知ったらしい。期末テスト前に動画見てる場合か、と言いたくなるがぐっと我慢だ。

一学期は初めての期末テストで親のほうがヤキモキさせられた。勉強しなさいよ、と何度も言ってしまったし、ゲームも制限した。成果は出ず。((T_T))

二学期、私は彼のペースに任せることにした。点数と成績に一喜一憂するより、勉強時間とそれに対する成果を自分で実感できる、客観的に自分を見ることが大事だと思ったのだ。それに、全教科網羅派か、得意科目集中型か、戦略も自分で立ててみること自体も学びになる。なるべく避けたいがゲーム三昧で酷い点数をとるのもまた経験であろう。

だから私は、勉強しなさい、とは絶対に言わないと決めたのだ。

私はいかにもテストのことを気にしてないよという素振りで(本当はすごく気になる)、スピッツのDVDを観ながら歌ったり、本を読んだりして、横目で彼を見ている。すると彼はLINEにゲームに勤しんでいるのに、ふっと思い出したように机に向かうではないか。そして、関数の解き方やらを質問してくる。
あぁ良かった…勉強してくれたわ(心の声)と呟きながら、なるべくアッサリと最低限のやりとりする。そして我慢した自分を褒めてあげたいと思っている。

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