流れた血は元に戻らん（ディパーテッド）

「ディパーテッド」を観たのでレビューします。

【作品情報】
監督：マーティン・スコセッシ
出演：レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン

【おすすめ度】
★★★★★★★☆☆☆（7 / 10）

【あらすじ】
マフィアへ情報を横流しするため警察官となったコリン。警察へ情報を横流しするためマフィアの一員となったビリー。それぞれがスパイとして役割を全うする最中、双方の組織でそれぞれスパイが紛れ込んでいるのではと疑いが生じ、ネズミ探しが始まってしまう。素性がバレたら待つのは死。コリンとビリーは素性を隠し、不自然さも誤魔化しながら、先にスパイを探し出そうとギリギリの闘いを続けていく。やがてそれは、誰も予想し得ない衝撃の結末を迎えるのであった。

【感想】
　香港映画「インファナル・アフェア」のリメイク作品です。主演2人が、敵対する組織の情報を探り合ったり、相対する女医の体を弄り合ったりして、バレたら即死の状況で熾烈な暗闘を繰り広げます。そして闘いの結末は誰も予想できないようなものでした。
　ラスト5分くらいは超展開過ぎて私の頭が追い付いてゆかず、猫ミームの「は？」状態になってました。今もって「は？」状態ですが、それ以外は「は？」もなく不可もなく、見応えがあって面白かったです。オリジナル版の方は3部作らしいので、尺も十分だから猫ミーム化せず楽しめるかもしれません。

【シーン抜粋】
マフィアのボス、コステロがビリーを拷問した直後のシーンにて。輸血し直せばそうでもないセリフ。