コレステロールが高いと言われた方へ
コレステロールと聞くと「悪者！」と思われる方も多いと思いますが、決して悪者という訳ではありません。人体には絶対になくてはならないのもですが、多すぎると厄介という感じです。
例えば、お肌は潤いがあった方が良い。カッサカサのお肌よりは良いですよね。
ならば保湿クリームを塗ってお肌の潤いを！という事で保湿クリームを大量に塗るとどうでしょう？ベッタベタのヌッルヌルで自分も周りも困惑するでしょう。
つまり何でも「適量」が大事ということです。それではコレステロールについて解説します。
コレステロールとは
体内にある脂質の一つで、細胞やホルモンを作る材料としてなくてはならないものです。
ですが保湿クリームと同様多すぎると厄介です。血管に悪い影響を与えます。
コレステロールで有名なのが「善玉（HDL）」と「悪玉（LDL）」です。
善玉（HDL）は血液中に余っていたり、血管の壁に入り込んだコレステロールを回収して肝臓に戻してくれます。血管の中のお掃除屋さんですね。
運動をする事で善玉（HDL）は増えます！！
悪玉（LDL）は肝臓で作られたコレステロールを全身の細胞に届けています。しかし、余ったコレステロールは血管に入り込んでしまいます。
悪玉（LDL）が多いとどうなるのか？
血液中の悪玉（LDL）が増えすぎると、余ったコレステロールが血管の壁に入り込んで、動脈硬化の原因となります。
動脈硬化になった血管は硬く・厚くなり、血管の中が狭く・血液が流れにくくなります。
動脈硬化になると、どうなる？
動脈硬化は血液の流れを阻害し、さまざまな病気を引き起こします。
心臓→狭心症・心筋梗塞
脳→脳梗塞…血流の途絶えた場所により症状は違います。麻痺等。
足→末梢動脈疾患（PAD）…最悪の場合、壊死する事も。
悪玉（LDL）以外に動脈硬化の原因となるものは？
喫煙・糖尿病・高血圧も重要な危険因子です。
これらの原因が重なれば重なるほど、動脈硬化を起こしやすくなります。
悪玉（LDL）を下げるには？
食事療法
1.食べ過ぎない…腹八分目に抑える
2.脂肪分は控える…青身の魚などに含まれるDHAやEPAはコレステロールを減らす働きがあります
3.野菜、海藻、きのこ類を積極的にとる
運動療法
1.自分に合った運動の強さを把握する…病院や専門施設で適切な指導を受ける
2.水分補給を忘れずに…脱水状態になると血管が詰まりやすくなります
3.継続は力なり…どんなに良い運動でも続かなければ意味がありません
健康診断でコレステロールが高いと言われたけど、どのくらいの強度でどんな運動をしたら良いか分からない…そんな方は是非一度RACSコンディショニング＆ケアへ無料カウンセリングにおこしください！
食事内容等をお聞きし、一人一人に合った運動内容を提案させていただきます！
また提携の芦屋Rいいだ内科クリニックで血管の硬さや詰まり具合などもチェックできます。
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