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ご挨拶

皆さま、初めまして。
創作小説やイラストなどを制作しております、オリヴィエ・ラシーヌと申します。
この度は第一のご挨拶ということで、私のアマチュア作家としてのスタイルを知っていただけるかなと思い、名前の由来をご紹介したいと思います。

突然ですが、私はこう感じています。日本語にとって漢字というものは、語句の意味以上のニュアンスを表現してくれるものだと。

例えば「ありがとう」という単語に「有難う」という漢字を当てると、たんに感謝の意味だけではなく、「なかなか無いくらいな良いことをしてくれたことに感謝している」というニュアンスが加わります。

「ことば」という単語もまた、同じように解釈できると思います。

「ことば」という単語に「言の葉」というニュアンスを加えた時、私はいつも思います。
小説というものは、「言の葉」が茂る樹であると。

樹は、大地が蓄えた水や栄養を根から得て、種から葉を芽吹かせ、日の光の中で成長していくものといえるでしょう。

ここで小説が樹であるという見方を踏まえると、
『小説とは、歴史や経験から得た教えを作者が取り込み、その教えを元にアイデアを言語化し、やがて読者の中で育っていくものである』
というふうにも考えられるような気がしてきます。

オリヴィエ・ラシーヌという名は、根を意味するラシーヌと、平和を象徴する木であるオリーブを意味するオリヴィエを元に、私という根の上に立つ樹が人々の慈愛や許しの実を付けることを願って付けました。
樹を支えるため、その根が深く広く張っていくのと同じように、自己顕示にこだわらず広い視野をもって小説に臨むような作家になりたいと、そう考えています。

さて、noteという森の中で、この素朴な木立に目を留めて下さったみなさま。
どうぞご自由にこの樹を眺めて歩き、大地を踏み固め、雫を落とし、あるいは下草を焼いてください。
私にとってはそのすべてが、有難いことですから。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
顔見知りの方や公人の方にしかお返しをすることはないと思いますが、フォローやいいねなどしていただければ幸いです。

最後になりましたが、どうか末永くお付き合いいただけますよう、お願い申し上げます。

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