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レイチェルマガジン

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記事一覧

一体、いつからファストフードだと錯覚していたんだろう。

兼ねてからアメリカのインフレは鈍化傾向がみられ、それによってFRBによる利下げも年内に実施されるとみられています。 そんな中で、「やっぱりアメリカのインフレは治まってきてる」と感じるニュースがこちら。 米国で各社ファストフード値下げ 「ぜいたく品」化、顧客離れ早い!うまい!安い!の三拍子揃ったものが、ファストフード。 それが、 アメリカではファストフードはもはや贅沢品となっているという話です。

「指示の不可測性」テーゼに思いを馳せる

言語学には、ガヴァガイ問題というのがあって、「指示の不可測性」テーゼといわれている。 つまりどういうことか? 知らない言語の土地で、ウサギを指差して「ガヴァガイ」と現地の方が発言したとする。 「へー、あれってガヴァガイなんだー」って思ったとする。 でも、 そのガヴァガイって一体何なのかわかる?っていう話。 いや、わからないでしょ、と。 実際わからない。 ガヴァガイは、ウサギそのものなのか?ジャンプすることなのか?野原なのか?色なのか?

まだ見ぬ中立金利を目指すFRB

FRBはデュアルマンデートという2つの使命を持っています。 この2つの使命、それは、

LINEと韓国と日本。すごいことであると拍手を送るしかない

LINEを巡る日韓の摩擦は、もはや外交問題である。 ヤフーと経営統合した時点でLINEがチャットアプリからスーパーアプリになる道は絶たれたけど、それでも子供からおじいちゃん・おばあちゃんまで使う社会インフラとして根付いてしまった。LINEが韓国資本であることは、兼ねてから問題視されていたが、ヤフーと経営したことで前代未聞の事態が起こる。 それは、

なぜ『ISM"非"製造(サービス業)業景況指数』が重要なのか?【ゆるい用語解説】

先日の『ISM製造業景況指数』の"非"製造業版です。(文末にリンク) 非製造業=サービス業の景況感を示す指標となっています。 この2つの指標で景況感をみています。 この2つ、発表時期が少し異なっています。 ISM製造業景況指数 → 毎月第1営業日 ISM"非"製造業景況指数 → 毎月第3営業日 製造業の方が毎月第1営業日に発表されるのに対して、サービス業(非製造業の景況指数)は2日遅れの毎月3営業日に発表されます。 ISM"非"製造(サービス業)業景況指数は、その

なぜ『JOLTS(雇用動態調査)』が重要なのか?【ゆるい用語解説】

4月のJOLTS(雇用動態調査)が発表され、非農業部門の求人件数は805万9000件と、前月から29万6000件減少し、市場予想(840万件)も下回りました。 さて、 今日は、このJOLTS(雇用動態調査)が、なぜ重要指標となっているかという話をしてきます。

なぜ『ISM製造業景況指数』が重要なのか?【ゆるい用語解説】

ISM製造業景況指数は、毎月第一営業日に前月の調査結果が発表されます。そのため、アメリカの主要経済指標の中で最も早く、速報性に優れているとされています。 第一営業日に前月分が発表されるんです!最速! アメリカの5月ISM製造業景気指数(前月比)は48.7(↓0.5)予想49.6でした。前月比から0.5ポイントの低下で、市場予想も下回りました。 以下はこれまでのISM製造業景況指数のチャートです。 好況と不況の分かれ目となる「50」がポイントとなります。 2024年3

AI時代のゴールドラッシュ:エヌビディアが未来を切り拓く

ゴールドラッシュのときに一番儲かったのは金を掘っていた人ではなく、掘るためのシャベルを売っていた人。エヌビディアはまさにAIの道具を提供する企業だから、これだけ驚異的に業績を伸ばしています。 このイラストはうまく表現されていますね。 今日は、この話を少しだけ掘り下げていきます。

なぜ企業は『自社株買い』をするのか?【ゆるい用語解説】

損保大手3グループ(東京海上、MS&AD、SOMPO)が、それぞれ自社株買いを実施すると発表しました。 さて、なぜ企業は自社株買いをするか、瞬時にわかりますか? そもそも、自社株買いというのは、上場企業が自らの資金を使って株式市場から自分の株式を買戻しをするということを指しています。 なぜ、買戻しをするのか・・・?それは、

スマホからAIへ。AIが米国株を牽引する世界へ

iPhoneの誕生からアメリカ企業のイノベーションの力が成果をあげている。連日の最高値更新はそれが評価された結果だ。株式市場を牽引するのはAI。主役はエヌビディアを筆頭とするマグニフィセントセブン。AIブームは、一過性のものではなくまだまだ続く。 アメリカの株式相場全体をAIが牽引するという構図は、一見すると一部の企業に偏った歪な構造のようにも見える。 事実、AI企業やAI投資の話で市場は動く。一部の企業頼みじゃないか、という声も聞こえてきそうである。 しかし、それで何

なぜ為替介入があったといえるのか?

祝日の29日に為替相場が一時1ドル=160円から154円台まで円が急騰し、大きく動いた件、為替介入「だったんじゃないか」というニュースがありました。 為替介入だと正式発表されていないので「だったんじゃないか」ということになりますが、この「だったんじゃないか」とは、一体どういうことなのか?

円安!円安!円安!

円安は日本がダメな象徴として語られることが多いです。「日本の国力が下がってる」「日本は終わってる」「日本は沈みゆく舟」「お先真っ暗」。 たしかに円安=「円が安い」と言われると、日本がどんどん安くなって、国力が下がっているような気持ちになります。 しかし、円安は本当に悪いんでしょうか?

円安と国力と私

円安ですね。 最近、円安は日本がダメな象徴として語られることが多いです。「日本の国力が下がってる」「日本は終わってる」「日本は沈みゆく舟」「お先真っ暗」。 たしかに円安=「円が安い」と言われると、日本がどんどん安くなって、国力が下がっているような気持ちになります。 実際、円安になると自分の生活にどんな影響があるんでしょう?

「医療介護保険における金融所得の勘案」

自民党のプロジェクトチームが発足し、保険料の算定対象を広げるために検討を開始をしたというニュースがありました。 これは年金は関係なく、医療保険と介護保険に関して、金融所得をどう考えるかという再検討が開始されたということです。 NISAは関係ありませんし、保険料の値上げでもありません。