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なぜ『ISM"非"製造(サービス業)業景況指数』が重要なのか?【ゆるい用語解説】

先日の『ISM製造業景況指数』の"非"製造業版です。(文末にリンク)

非製造業=サービス業の景況感を示す指標となっています。

この2つの指標で景況感をみています。

この2つ、発表時期が少し異なっています。

ISM製造業景況指数 → 毎月第1営業日
ISM"非"製造業景況指数 → 毎月第3営業日

製造業の方が毎月第1営業日に発表されるのに対して、サービス業(非製造業の景況指数)は2日遅れの毎月3営業日に発表されます。

ISM"非"製造(サービス業)業景況指数は、そのままですが、アメリカのサービス業の状態を評価する指標です。

製造業の方がすそ野が広くて多くの労働者に影響を与えるのに対して、サービス業は消費や経済を支える側面が比較的強くあります。

消費支出や企業活動の調子を把握できるので、製造業景況指数と並んで重要指標となっています。

見方は好況と不況の分かれ目を50とし、それを上回れば良好、下回れば不調としています。

今回発表された5月のISM非製造業(サービス業)景況感指数は、予想を上回る結果となりました。経済が好調な証拠です。

ただ、先日のISM製造業景況指数が予想を下回っているので、サービス業は好調だけど、製造業は不調、というちぐはぐな結果となっています。

経済指標が強弱入り混じる中で、FRBの難しい舵取りに注目が集まります。

▼なぜ『ISM製造業景況指数』が重要なのか?

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