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アドバイスをもらう人を選ぶ

 僕はよく友達の転職の相談を受けたりします。誰でも相談というのは日常的にしてると思いますが、相談次第で結果の出方が全然違うと実感してます。
 僕はかつての転職も現在の事業もどちらもうまくいってますが、それは相談の質のレベルなどではなくて、そもそも「相談する相手を選ぶ」という基本的なことができていたからです。何かをうまく行かせたい時は聞く相手を選ばなくてはならないのです。

 転職で例えると、相談するとなったら誰にしますか?同期、先輩、上司、親、兄弟、友達etc... その相手は誰でも良いのですが、この場合「転職の経験がある人」でなければなりません。

 経験がない人からのアドバイスが無意味かと言ったらそんな事は勿論決してないのですが、ただどうしてもその話す内容が的外れだったり、素直に受け取れないアドバイスの場合があったりするのも事実ですよね。

 転職したことがない人から来るアドバイスだと、空想のデメリットを並べることが多いです。「給料減ると思う」「休み減ると思う」「職歴が傷つくよ」「スキルが〜」「退職金が〜」などなど。転職したことある人である場合は、経験としてのメリットデメリットが言えるのでこの意見の方が単純に価値があります。少し考えたら単純明快な話ですが、意外と多くの人が一回も転職したことがない職場の先輩に相談してしまったりします。これではうまくいくものもうまくいかないです。

 他の例えだと、野球上手くなりたいのにサッカーが上手い兄に聞くとか、事業を起こしたいのに会社に勤めている親に聞くとか。それではうまくもならないし成功もしません。あとはダイエットが成功している人がいるのにネットで「プロテインは太る」などの書き込みを見て飲まない人とか。ネットは誰でも発信できる場であるためその発信が必ずしも正しいかどうかはわかりませんから鵜呑みにするのは危険ですよね。

 なので、何かのアドバイスが欲しいときは、経験してない人やネットからではなく経験して結果が出ている人から聞くのがベストです!経験がない人からアドバイスをもらっても意味がないということを本質的にわかっておかなければなりませんね。