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小説を書くのにプロットって必要?いらない?

皆さん、こんばんは!こんにちは!おはようございます!

この記事を読みに来られたってことは、物書きさんが多いのかもしれませんね('◇')(おお、同志よ!)
いやいや、ただ創作している人がどうやっているのか気になっただけ~
って方、その好奇心に乾杯!🥂

さてさて、プロットは必要なのか必要でないのかって話にしましょう。
プロットってなにって話ですが、簡単に言えば
≪計画書≫
みたいなイメージをもってもらえればいいです( ゚Д゚)
え、計画を立てるとか苦手……⇒はい、私もそうです(笑)

ということで、サクッとプロットについて紹介してから、メインテーマである【小説を書くのにプロットは必要? いらない?】について書いていきますね。

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―プロットって何ぞや―

先述にも記載したように≪計画書≫のイメージを持ってもらえればいいわけですね。小説ではまずストーリーを考えますよね?
人によっては一番盛り上がるシーンから想像したり、冒頭シーンを思い浮かべたり、あるいはラストシーンを考えてから書く人と、入り方は様々なわけです。

 とはいってもですよ?

じゃあ、いざ書き始めましょうとなって書くとしたら、どういうストーリーで始めればいいか分からないって方もいるのではないでしょうか?
冒頭シーンを思い浮かべた方なら、入り方は簡単だと思います。しかし、反対にラストはどんなストーリーで終わらせよう?と、悩むわけです。

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ストーリーとは1本の線で筋書きを繋げていく作業だと私は考えています。ストーリーの欠片を断片的なモノに思い浮かべ、それを1つの線で繋げた時にストーリーは完成します。
これの断片的なモノって何? ということですが、皆さんもよく知っているアレです。――ほら、アレですよ。ほらほら、アレじゃないですか。
え、しつこいですと……。
――”起承転結”――
と、知っている方が多いと思うので、これの説明は簡略的に済ませます。

起……事の始まりを描く
承……目的遂行を中心に進行
転……マジかよ!的な急展開
結……ラストへ向けてGO!

と、まあ私のザックリとした起承転結はこんな感じで捉えています。大体のストーリーの流れはこれに沿っているわけですね。
これらの起承転結を考えるわけですが……。
プロットの本当に大事なところって、ただ単に起承転結を考えればいいってことでもないのです。

 ん? どういうこと? って思った方はいますか?🦝
ここからは適当なストーリーで説明しますね。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
raccoonが旅を始めた。(起)

途中、友達ができた。一緒に旅をすることに。(承)

モンスターが突如として現れた。(転)

倒して英雄になった。(結)
――――――――――――――――――――――――――――――――――

はい、起承転結はこんな感じで考え終わりました。字面を見るだけでは、面白そうとは思わないですよね。
え? 面白そうだって?
そう思った方は、是非私のところにコメントしてください!詳しくお聞かせ願おう(; ・`д・´)

さて、少しだけ色付けをした起承転結を書いてみます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
raccoonはイジメられていて、内気な性格を直すために度に出ることにした(起)

旅の途中で同じように、自分を変えたいと思う仲間に出会う。
しかし、共に内気な性格のため、アプローチが苦手だった。
あるキッカケで二人は、次第に閉ざしていた心を開くようになる。(承)
仲良くなった二人は、徐々に旅先で出会う人々とも仲良くなる。

突如としてモンスターが現れた。
そのモンスターに友がさらわれ、raccoonは助けを求めるため、旅で知り合った人達に必死に助力を頼む。そこには内気な彼はもう存在しない。(転)

多くの仲間と共にモンスターに立ち向かう。かつてイジメられていたraccoonは、モンスターを怖いと思いながらも、友のために立ち向かい、見事に撃退をして、多くの人間に賞賛される存在となった。(結)
――――――――――――――――――――――――――――――――――

設定の荒さは気にしないでください。(笑)
と、少し色を付けるだけでストーリーが見えてきたと思いませんか?
プロットは細かく設定すればするほど、本編の書きやすさが上がるだけでなく、本編に入る前に本当にこれが面白いのかどうかを改めて冷静に考えさせてくれます。


※ここから注目ポイント

なるほど! じゃあ、プロット必要なんやな( ゚Д゚)
――え? 別に要らない人はいらないんじゃない(笑)

と、私は答えます。

プロットを書く人、書かない人

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物理的な観点から言うと、書く人はノートやパソコンのメモ書きに記入していくだろうし、書かない人は頭の中で確実に構想を練りあげている為、わざわざ何かに書き記す必要はないってことなんです。
いずれにしても、この場合はどちらもプロットを考えているわけですね。

さて、問題は結局のところ、ストーリー構成は考えなきゃいけないじゃん? ってところになるのですが、ノーノーノー。( `ー´)ノ

この世には少なからず直感型と呼ばれる人がいるのですよ。

先程のプロットを書く人を私は論理型と呼び、ノートにも頭の中にもプロットを考えずに書く人を直感型と呼んでいます。(あ、勝手にそう呼んでいるので正式ではないですよ)

たまに作家さんとかのセリフで聞きませんか?
――「筆が勝手に走るんです」――

これは自分の意志とは関係なしに、勝手にストーリーを書いてしまう、一種の無条件反射です。え? 意味が違う。そんなものは知らない( ;∀;)

かくして直感型、真似しようとしても出来るものじゃないです。

とは言いつつ、私もこの直感型な当てはまる人間なんです。
あれ、今、鼻につきました?

鼻についたのなら、これは早いこと弁明をしなければ……。
直感型=天才じゃん。なんてことはよく言われます。

それは間違いだと断言します。だって天才なら、どうして私は今もこうして売れない小説を書き続けているのか。……あれ涙が( ;∀;)

確かに書いているとストーリーが次々に出てきて、勝手に進行していく感覚に陥ります。何も考えないで書いているってことではありませんよ?
考えて書き始めているのですが、ストーリーの流れから、「ああ、こういう展開にした方が筋が通っているな」とかで話の進行が思っているのと変わるのです。

その時点で、プロットで考えていたことから逸れたりします。
なので、私はプロットを決めずに思うがままに書いているわけですね。

プロットに合っている人と合わない人がいます。
冒頭でも伝えましたが、≪計画書≫とは名の通り、計画通りに緻密に動ける性格の方には断然、プロット書きをオススメします。
一方で、計画を立てずに旅をする方が性に合っているという方は、どうしても計画を立てるのが苦手で、それ通りにしようと思うと心が窮屈になってしまいます。
無理して書いたストーリーって面白いと思いますか?
あ、ここでの面白いとは読者視点ではなく、書き手自身が書いていて面白いかどうかってことです。

折角なら、楽しんで書きましょう!
どうしてかって?
短編ならまだしもですよ、長編って精神力がいるじゃないですか。完結させるまでに何十日と費やすわけですよ。その間、しんどい思いは絶対に嫌ですよね(涙)

話しが少し長くなったので以下のように、まとめてみました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 直感型(メリット)
・プロットに時間を割かなくてもいい
・自分自身ストーリー展開が読めなくて楽しい
・なんとなく自分は天才じゃないかって優越に浸れる
・アイデアが止まらない時があって、その場のストーリーに当てはめられる順応力

 直感型(デメリット
・計画性がないため矛盾点が生まれる可能性がある。
・矛盾点を発見した瞬間、修正に追われる
・ストーリー展開に迷走しがち
・終着地点が見つけられない

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 論理型(メリット)
・構成に迷いがない
・計画をもって進められるので、大体のストーリーの長さを把握できる
・矛盾点が少ない
・展開が間延びしにくい

 論理型(デメリット)
・型にはまりすぎる傾向にある
・プロット通りにしないとという責務感が生まれる
・プロットと違う展開を思いついた場合の順応が上手くできない

――――――――――――――――――――――――――――――――――

というわけで一長一短あるわけですが、結論を言うとですね――。

好きに書けばいいんです。

ってことなんですよ。(え、結果がそれ!?)
自分に合ったやり方を模索してみてください。中にはキャラクター設定まで細かく決めてから書き出す方もいますし、少しだけプロットを書いてから、あとはそれに沿いながらも直感型で書いている器用な方もいます。

どれが正解というのはありません。
私自身もプロットに挑戦しましたが、結局のところは直感型で邪魔されて論理型のやり方は断念した身です。それは実戦してから改めて気付けたことで、反対に、苦手だという意識を持ちながらもプロットを書いて挑戦してみたことで、飛躍的に面白いストーリーを書ける可能性だってあるわけです。

売れっ子作家でない限り、
”まずは自分の小説は自分が一番楽しく書く!”
というマインドでやることが大事だと私は考えます。

今回はプロットについて書きましたが、いかがでしたか?(*´з`)
私は直感型で天才と呼ばれたいので続けていきますよ?(笑)
(誰がなんと言おうともね‼)

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それでは皆様、素晴らしいストーリーと出会えることを祈っています。
本日も当記事を読んで頂き、ありがとうございました!

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