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【マレーシア留学に失敗した話 ④】

こんにちはあらいぐまりこです。夏が来れば思い出す。2年前のこの日はマレーシアであいつに苦しめられてたなあ~ああ~なつかしい。
そんなわけでマレーシアへ二回の渡航を終えますます移住や留学にテンションぶち上げになった我々。日本帰国後いろいろ考えを巡らせますが、ここで皆様ご存じのあいつが出てくるのでした。それでは続きをどうぞ



1:二回目の渡航を終えて帰国後



ドライワンタンミー、これだけでまたマレーシア行きたい

さて、夏の旅行を終えいつも通りの日々が始まってた頃我々の留学熱はさらに加速していました。テンションぶち上げ(∩´∀`)∩
そして、留学はなるべく早いほうがいいと思っていたのでこれは冬もみんなで渡航してみて学校や住むところも探してみよう。早ければ小学5年の9月、遅くとも6年生の9月を目途に母子留学もいいかもしれない。と。ネットや本で移住や留学について調べ始めました。


2:マレーシアがよかった理由


鼎泰豊は日本より安い(*'ω'*)

1つ目の理由はインターナショナルスクールなのに学費が割安という事。
もちろん日本の公立校のほうが安いです。まちがいなく。でもヨーロッパ圏やアメリカのインター校の留学と比べると段ちに安い。
英語は日常で鍛えられ、本人の成長を促してくれそうな設備。英語も補修クラスが存在してる学校もある為フォローもある印象でした。日本人の留学生も多くそれも安心材料ではありました。

2つ目に生活環境の良さ、マレーシアは嫌日でもないし割と親日の人が多い印象でした。まあ、差別はどこでもあると思いますが街中を歩いていてそれとわかることには遭遇しませんでした(自己防衛はいるけど)、むしろみんな親切。買い物もイオンやダイソー、無印良品など多少日本で買うより割高ですが手に入る環境。
2019年段階で家賃もプールやジム付きのコンドミニアムが約5万円~くらいから借りれる感じでした(2019年が26~27円=1MYRで部屋が2部屋で家具付きで1800~2000MYR想定)※MYR=マレーシアリンギット

3つ目に食事面、マレーシアってイスラム圏じゃないですか、大好きな酒!豚肉!食べれないのはつらたん・・・・な訳ない。
イスラム圏でありながら多国籍国家のマレーシア。中華系は食べるんですよね~豚肉類、それにお酒も。もちろん大っぴらに販売はしておらずレジも場所を分けて売ってます。レジも別。でも売ってるのである、外食もできる。鼎泰豊もある(そして安い)。さすがベテランの多国籍国家、そういう住み分けがちゃんとしているのです。そしてなにより全般見てマレーシアは食事がおいしい(*'ω'*)。もちろん日系の外食チェーンもきてるので恋しくなったらすぐ食べるというオマケ付き。
他にももちろん素敵なことが沢山ありましたが大まかにこの3つを柱に母子留学を決定的にしていったのでした。


3:そして年末になったころ


fipperのサンダルはマストだった

私たち家族は今度は2月辺りにコンドミニアムを予約してジョホールバルで1週間くらい滞在してみよう。可能なら学校みれたらいいよね。と色々探していました。
ジョホールバルはシンガポールに最も近いマレーシアの町で昔はかなり治安が悪かったのですがその頃「イスカンダル計画」(簡単にいうとシンガポールのようなところをもう一つ作ろうといろんな国が投資し始めていた)があり街が整備されインター校も作り始めていました。なにしろ開発中で治安もよくないイメージがある為比較的KL付近より家賃も学費も安かったのです。
そしてシンガポールに最も近いことも魅力的だったので最初ここに移住を考えていました。
しかし2019年12月ごろ状況が変化していきます。
ニュースで「中国で新型ウイルスが猛威を振るっている」という情報が流れてきたのです。

そう、あいつ=新型コロナウイルス

その時私はSARSウイルス程度に思っていました。すぐ収まるだろう。マレーシアと日本で流行らなければ大丈夫だと。
もちろんそんな訳なく、新型コロナウイルスは世界を巻き込んでこの後世界が封鎖されるような事態に発展していきます。
これを受け一番問題だったのは情報をネットで拾うことがさらに困難になったことでした。情報がないから渡航準備も下調べもほぼできない。
空港が閉鎖されているので留学生どころか渡航者もいない。
情報は瞬く間に止まり、なにもできない日々が3年近く続くことになりました。
そのうち終息するだろうなんて見通しは覆されることになりました。

4:タイムリミットを決めていた


またすぐ行けると思ってたのに・・・

とにかく何もできず日本で新型コロナウイルスに罹患しないようにする日々の中、学校も時折休校になったり数々のイベントもストップして時間は割とあったのでこれを機に娘に英検を取らせることオンライン英会話をすることだけはしていました。いつ解除になるかわからない。
そしてタイムリミットを決めていました。小学校6年卒業までに事態が収拾しなければこの話は無かったことにしようと。
なぜなら「高校受験」に影響がでるから。万が一日本で高校受験をするときにかなり学力に差ができるのは明白な事実なので。
中1での留学もかなりぎりぎりもしくは難しいか。とは思っていました。
でも本人も行きたいって言ってるしとこのタイムリミットにしていました。

5:余談

そんなこんなで新型コロナウイルスとの闘いがここから始まるのでした。
このタイムリミットを考えればこの時期で諦めるべきだったかもな。と思った時期もありました。
結果として行ってよかったとは思っていますが(いい勉強になった)、ここから私のいろんな爪の甘さが浮き彫り大会なのでした(*´▽`*)ハハハ

それでは次回~また(*'ω'*)

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